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うたが一つ残ればいい

336c2c7ajpeg今晩は、品川教会にてタテタカコさんのライブを拝見させて頂きました。
タテさんのライブは、1月の『都会の迷子さん』以来とても久しぶりだった。
アルバム『敗者復活の歌』は、今までになくタテさんの本性が、人間性が表に出たものだった。
そのアルバムの東京ワンマンライブは、毎年恒例の品川教会。荘厳な雰囲気の中、タテさんが張り詰めた空気を一音一音で変えていく。それは、とても自然な変化だった。
以前はどこか青々しく感じられたものだけれど、今はもっと色彩豊かな「うた」に溢れている。思わず吹き出したくなるような面白い歌詞があったり、気をてらうことのない表現がさらに豊かに激しくなっていた。
アルバムでも中軸をなす「君は今」「人の住む街」「あした、僕は」の3曲、本当にしびれた。心の奥底に静かに静かに響いてくるものがある。帰りの電車、東京の街並みと重ね合わせながら、それを反芻した。
「まだやれる まだやれる」、心の中で唱えながらの帰り道。本当に「まだやれる」、そう思えてくるから不思議だ。音楽、歌の力、それは形にならないし、証明できるものではない。けれど、だからこそそれに注ぎ込む情熱やお金は、無限の価値を生む可能性があるのだと思う。タテさんの音楽は、確かにそのこと証明して見せていた。

9f942222jpeg品川に降りたのは、久しぶりだ。夜の品川駅周辺は、立派なホテルが目立ち何だか旅先で寄った長崎や京都の街並みのようだった。3連休目前だけあって、各地の観光客や外国人が目に付いた。呑み屋の前では、サラリーマンたちが大声で笑っていた。
夏の品川を歩いてたら、大学生の頃ひとりで夏に長崎へぶらり旅したことを思い出す。
当時、かぶれていた遠藤周作の小説で長崎の舞台のものがあってその風景が見たくて行ってみたのだった。
バスで海沿いの遠藤周作の記念館に行って、その帰りのバスの中、夕暮れ時の街は夏祭りでとても賑やかだった。それをバスの中からひとりでボンヤリ見ていた。
その風景、何年経っても何も変わらず自分の中にある。
「お祭りの日を待つ子供のように 待ち続ける俺を笑いてぇんだ」てエレカシ宮本さんの言葉のような気持ち、夏になると思い出す匂い、感情がある。
何だか知らないけど、胸がウキウキとしくる瞬間、お酒なんて呑まずに陽気になる瞬間がある。それが、結局空振りだったり、勘違いだったとしても、そんな気持ちを掻き立てる何かが自分の中にまだある、ただそれだけで十分だと思った。
また夏がはじまるのだ。いろんな人、風景、そして歌に出会いたいと思う。

07e66f8ejpeg15日、おとぎ話とアナログフィッシュの2マン、下北沢CLUB QUE。体調崩しててあまり集中してライブ観れなかったけど、夏に聴く「ナイトスイミング」は格別、改めていい曲だと思った。21日も聴けたら良いなぁ。
16日、仕事帰りに下北のユニオンでパラダイス・ガラージ豊田道倫さんのライブにお邪魔しました。遅れてしまいほとんど聴けなかったけど、「移動遊園地」が聴けて良かった。ホント良い曲。ギターが違う楽器みたいだった。
知り合いの人がたくさん来ていて、びっくりした。少し居心地悪かった。
前野くん、崎田くん、そして直井さんと共に近くのkata cafeでビール呑みながら、いろいろ企む。というか、僕はニヤニヤしていただけだった。
そのまま、我が家ときわ荘へ。YOU-TUBEで「スクール・ウォーズ」の映像や大映ドラムの素晴らしさを再確認した。スタッフの方の気持ちの入れようが半端ない。
写真は、近くの公園。夜の誰もいない公園て素敵です。

ma2.jpgここのところ毎週借りている寅さん映画DVD、今回は第5作目『望郷編』を借りた。
マドンナの長山藍子さんはさっぱりした美人で素敵でした。
今回は、地道に汗して暮らそうとする寅さんの姿が面白く、グッときた。
好きな娘への恋心、それが寅さんの何よりもの喜びだった。
けど、やっぱり結局その女性には恋人がいて、結婚の知らせを聞いてしまう。
今度こそはと思ってはいたが、その思いはもろくも崩れるていく。
傷心で柴又へ帰ってきた寅さんの表情が何ともいえない笑顔だったのが印象的。
喜劇役者渥美清さんの底力みたいなものを感じた。

喜怒哀楽の激しい寅さんに比べ、渥美さん自体はとても寡黙で若い頃はとても病気がちだったらしい。そんな渥美さんが、ライフワークとして演じた寅さんは彼のもう一つの人生そのものだったに違いない。胸の思いのひとつの投影の姿だったに違いない。
だからこそ、それを観る人にあそこまで感情移入させてしまう何か、力があるのだと思う。

芸の道なんて語れないけれど、音楽や映画、本、マンガ、写真、そういうものに託された思いっていうものは、その人自身の生き様だったり、もう一つの自分の姿だったりするのだと思う。
現実ではどうしても消化できないものを、必死の覚悟で表現していく、そういうものはいつまでも残り続けるのだと思う。そうであってほしい。

今日のBGM:埋火/だから私と~サマーサウンズ
http://jp.youtube.com/watch?v=go2xfgqnNy0
http://jp.youtube.com/watch?v=d9fcceHcXJw&feature=related

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HN:
佐藤正訓
年齢:
36
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】

【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)

上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!

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