はじまりのシーン
今日、ある会社の面接を受けるため国立の谷保というところまで行ってきました。
国立へ来たのは、もう2,3年前くらいに地球屋というライブハウスに行ったとき以来でした。
南武線の谷保駅を降りるとコンビニひとつない殺風景な景色、少し行くと神社があったので、そこにあるベンチで少し休む。
木陰だけれどものすごい汗をかきながら、ここ1ヶ月ぐらいのことをふと思い出したり、考えたりしたました。
そして、これからのこと、などなどなど。
7月いっぱいで僕は、4年間ほどお世話になったディスクユニオンを辞めました。
正直、いろいろ悩んでの結果です。
今も後悔がないかと言ったら嘘になります。
けれど、今の自分と生活を考えると、一度考え直すべきことがたくさんあることに気付きました。
やはり、自分にはどうしても嘘は付くことはできませんでした。
そして、その生活と好きな音楽のことを両方集中力を持って両立できること、その能力が今の自分には足りないと実感しました。
悔しいけれど、うまくやっていきたいと思っていたけれど、世の中はそんな甘くてはできてはいませんでした。
ホントに、「いいことばかりはありゃしない」です。
先月末、フジロックフェスティバル'09へお邪魔させて頂きました。
今年2月ハヤシライスより1stアルバムをリリースしました壊れかけのテープレコーダーズがルーキーステージに出場決定したため、どうしても、どうしても観に行きたいと直前になって雨具や長靴など買い揃えて行きました。
そして、今年のフジロックにどうしても行きたかったもうひとつの理由があります。
清志郎さんのスペシャルステージがあるからです。
他の参加者も書いていましたが、あの今年のフジロックの間だけは清志郎さんが生きているような気持ちになりました。本当です。
肝心のライブは、もうもう涙涙であんまり覚えていません。
すばらしいミュージシャン(BOOKER,Tさん観れて本当に良かったです。)ばかり、中でもUAさんの「スローバラード」と大好きなチャボさんの「君が僕を知ってる」はひとりワナワナしていました。
本当にフジロック関係者の皆さま、すばらしい企画ありがとうございました。
今回観れたこと、感じたこと、ずっとずっと忘れません。
そして、いつか大事な人にも伝えたいです。このあふれる熱い涙を。
写真は、3日目オレンジコードのソウルフラワーユニオンです。
2日目深夜に行われた壊れかけのテープレコーダーズのステージ。
ボーカル&ギターの小森くんとふたり、高速バスに乗って苗場まで向かった。
彼は音楽への情熱、そして愛情があふれるばかりに顔から口から体からにじみ出ているすばらしい青年です。
バスの中で、自身のフジロックへの熱き思い、自分たちの音楽についていろいろと話してくれた。
音楽という大海へ臨む、『まんが道』でいう満賀道雄のように真っ直ぐな人である。
ライブはじめ彼のその意気込みがあふれ出さんばかりに一気にルーキーステージを壊れかけ独特の世界に変えていく。
夢の中で見ていたたくさんの風景が今目の前に現われる。
はじめて彼らのライブを観た時にも似た、どこにもないことはわかっていても追い求める、そのこと自体に歓びを感じる、そんな彼らの音楽。
僕は本当に好きだと思った。
最後は、壊れたビデオカメラを置いて、ひとりのお客として彼らの雄姿を忘れまいと観続けた。それからビールを買いに走った。
その他にもジプシーアバロン(1番好きなステージ、昼寝に最適でした。)で観たあふりらんぽのオニさんの弾き語り、苗場食堂の埋火、オレンジコートで観た渋さ知らず、フィールドオブへヴンで観たクラムボン、ホワイトステージで観たZAZEN BOYS、あと筋少、、すばらしいステージですばらしいライブばかりでした。
ルーキーでもいなかやろう土岐くん参加の泰山に遊ぶもすばらしいライブでした!お疲れ様です。
フジロックに行って、ディスクユニオンを退社して、ひとまず僕の音楽活動、生活はひとまず幕をひく形となりました。
が、今まで関わったすばらしき音楽家の皆さんもこれからも、いやこれからいよいよ注目度を増してきています。
僕は、そんな彼らに少しの間でも関われたことに本当に感謝しています。
彼らがどんどん皆さんにとって大きな存在になってくれれば本当に嬉しいです。
こちらのスタジオヴォイスさんにも、休刊号の最新号、その2号前(相対性理論特集)よりいろいろと前野健太さんや壊れかけのテープレコーダーズ、三輪二郎さん、アカシモモカさんなどが取上げられており、関わってくださった皆さんに本当にありがたいと思っております。
今号では、「ゼロ年代の100枚」に前野健太の2ndアルバム『さみしいだけ』が取上げられております。絶賛発売中です。追加注文もよろしくお願いします。
そして、いろいろとお世話になっています太田出版さんの『クイック・ジャパン』最新号では、ドド~んと前野健太特集(座談会)が繰り広げられています!内容も充実です。
先日の花やしきのイベントの写真も掲載されていますので、ぜひご覧になってください!
また、その花やしきに出演して頂いたZAZEN BOYS向井秀徳さんの特集も掲載されています。
ロング・インタビューかなりの読み応え、立ち読みでは読みきれませんでした。
お金に余裕できたら購入しようと思います。
大事な音楽イベント『都会の迷子さん』はラストの来年1月まで3回企画します。
10月に2本企画することになりました。
1つは、10/4(日)浅草花やしきでの「帰ってきた花やしきの迷子さん」です。
前回の雪辱戦です。今回こそ、皆さんに喜んで頂けるイベントを企画します。
詳細は追ってご報告いたします。
そして、2本目は10/16(金)青山月見ル君想フでの迷子さん最初で最後のグランドピアノを使用した「グランドピアノ弾き語りの迷子さん」です。
こちらももうすぐ詳細お届けできると思います。
あと、ハヤシライスの満を持しての新作も進行中です。
来年発売になりますが、住所不定無職という僕が今1番可能性を感じる大好きなバンドと共に、偉大なる復活作をお届けできるかと思います。
8月に入り、少しのんびりしようかとも考えていましたが、やっぱりいろいろと動きたい衝動があります。
まぁ、お金もないと何もできませんので、まずは警備員のバイトします。
で、ハローワークでいろいろと手続きしています。
こうゆうことはあまり書きたくはありませんが、隠しても仕方ないので書きます。
失業手当の手続きや就職・転職の求人を探したり、履歴書書いたり、面接行ったりしています。
僕は、大学時代ほとんど就職活動をしたことがないので、いろいろ勉強な感じでとても新鮮です。
今の社会状況の貴重な一片も見ることできるし、単純に考えもしないくらいにいろいろな会社があるのだなぁと思い、人生の中でもこんな経験はあんまりないと思うので、ひとつひとつ味わいたいと思います。
あと、この機会に普段話せなかった、疎遠になってしまっていた友人や知人とゆっくりご飯食べたり、呑んだりしています。
僕がどのような仕事に付き、どのような生活をしようと、それを理解、見届けてくれる人、そんな人が本当の友人、親友だと思いました。
そのような人は人生におそらく10人もいないかもしれないので、本当に大事にしなければならないと思います。
そして、いつまでもいつまでも見届けていてくれる人、どこまでもどこまでも僕は大事にしていきたいのです。
それでいいのだ、とそう思うのです。
大好きなこと、大好きな人、少しずつでも大事に、うまくいかなくても諦めず、信じて生きて行きたいと思います。
ありがとうございました。
今日のBGM:前野健太/天気予報(この2,3年、1番大事なこれからもそうである曲です。)
国立へ来たのは、もう2,3年前くらいに地球屋というライブハウスに行ったとき以来でした。
南武線の谷保駅を降りるとコンビニひとつない殺風景な景色、少し行くと神社があったので、そこにあるベンチで少し休む。
木陰だけれどものすごい汗をかきながら、ここ1ヶ月ぐらいのことをふと思い出したり、考えたりしたました。
そして、これからのこと、などなどなど。
7月いっぱいで僕は、4年間ほどお世話になったディスクユニオンを辞めました。
正直、いろいろ悩んでの結果です。
今も後悔がないかと言ったら嘘になります。
けれど、今の自分と生活を考えると、一度考え直すべきことがたくさんあることに気付きました。
やはり、自分にはどうしても嘘は付くことはできませんでした。
そして、その生活と好きな音楽のことを両方集中力を持って両立できること、その能力が今の自分には足りないと実感しました。
悔しいけれど、うまくやっていきたいと思っていたけれど、世の中はそんな甘くてはできてはいませんでした。
ホントに、「いいことばかりはありゃしない」です。
先月末、フジロックフェスティバル'09へお邪魔させて頂きました。
今年2月ハヤシライスより1stアルバムをリリースしました壊れかけのテープレコーダーズがルーキーステージに出場決定したため、どうしても、どうしても観に行きたいと直前になって雨具や長靴など買い揃えて行きました。
そして、今年のフジロックにどうしても行きたかったもうひとつの理由があります。
清志郎さんのスペシャルステージがあるからです。
他の参加者も書いていましたが、あの今年のフジロックの間だけは清志郎さんが生きているような気持ちになりました。本当です。
肝心のライブは、もうもう涙涙であんまり覚えていません。
すばらしいミュージシャン(BOOKER,Tさん観れて本当に良かったです。)ばかり、中でもUAさんの「スローバラード」と大好きなチャボさんの「君が僕を知ってる」はひとりワナワナしていました。
本当にフジロック関係者の皆さま、すばらしい企画ありがとうございました。
今回観れたこと、感じたこと、ずっとずっと忘れません。
そして、いつか大事な人にも伝えたいです。このあふれる熱い涙を。
写真は、3日目オレンジコードのソウルフラワーユニオンです。
2日目深夜に行われた壊れかけのテープレコーダーズのステージ。
ボーカル&ギターの小森くんとふたり、高速バスに乗って苗場まで向かった。
彼は音楽への情熱、そして愛情があふれるばかりに顔から口から体からにじみ出ているすばらしい青年です。
バスの中で、自身のフジロックへの熱き思い、自分たちの音楽についていろいろと話してくれた。
音楽という大海へ臨む、『まんが道』でいう満賀道雄のように真っ直ぐな人である。
ライブはじめ彼のその意気込みがあふれ出さんばかりに一気にルーキーステージを壊れかけ独特の世界に変えていく。
夢の中で見ていたたくさんの風景が今目の前に現われる。
はじめて彼らのライブを観た時にも似た、どこにもないことはわかっていても追い求める、そのこと自体に歓びを感じる、そんな彼らの音楽。
僕は本当に好きだと思った。
最後は、壊れたビデオカメラを置いて、ひとりのお客として彼らの雄姿を忘れまいと観続けた。それからビールを買いに走った。
その他にもジプシーアバロン(1番好きなステージ、昼寝に最適でした。)で観たあふりらんぽのオニさんの弾き語り、苗場食堂の埋火、オレンジコートで観た渋さ知らず、フィールドオブへヴンで観たクラムボン、ホワイトステージで観たZAZEN BOYS、あと筋少、、すばらしいステージですばらしいライブばかりでした。
ルーキーでもいなかやろう土岐くん参加の泰山に遊ぶもすばらしいライブでした!お疲れ様です。
フジロックに行って、ディスクユニオンを退社して、ひとまず僕の音楽活動、生活はひとまず幕をひく形となりました。
が、今まで関わったすばらしき音楽家の皆さんもこれからも、いやこれからいよいよ注目度を増してきています。
僕は、そんな彼らに少しの間でも関われたことに本当に感謝しています。
彼らがどんどん皆さんにとって大きな存在になってくれれば本当に嬉しいです。
こちらのスタジオヴォイスさんにも、休刊号の最新号、その2号前(相対性理論特集)よりいろいろと前野健太さんや壊れかけのテープレコーダーズ、三輪二郎さん、アカシモモカさんなどが取上げられており、関わってくださった皆さんに本当にありがたいと思っております。
今号では、「ゼロ年代の100枚」に前野健太の2ndアルバム『さみしいだけ』が取上げられております。絶賛発売中です。追加注文もよろしくお願いします。
そして、いろいろとお世話になっています太田出版さんの『クイック・ジャパン』最新号では、ドド~んと前野健太特集(座談会)が繰り広げられています!内容も充実です。
先日の花やしきのイベントの写真も掲載されていますので、ぜひご覧になってください!
また、その花やしきに出演して頂いたZAZEN BOYS向井秀徳さんの特集も掲載されています。
ロング・インタビューかなりの読み応え、立ち読みでは読みきれませんでした。
お金に余裕できたら購入しようと思います。
大事な音楽イベント『都会の迷子さん』はラストの来年1月まで3回企画します。
10月に2本企画することになりました。
1つは、10/4(日)浅草花やしきでの「帰ってきた花やしきの迷子さん」です。
前回の雪辱戦です。今回こそ、皆さんに喜んで頂けるイベントを企画します。
詳細は追ってご報告いたします。
そして、2本目は10/16(金)青山月見ル君想フでの迷子さん最初で最後のグランドピアノを使用した「グランドピアノ弾き語りの迷子さん」です。
こちらももうすぐ詳細お届けできると思います。
あと、ハヤシライスの満を持しての新作も進行中です。
来年発売になりますが、住所不定無職という僕が今1番可能性を感じる大好きなバンドと共に、偉大なる復活作をお届けできるかと思います。
8月に入り、少しのんびりしようかとも考えていましたが、やっぱりいろいろと動きたい衝動があります。
まぁ、お金もないと何もできませんので、まずは警備員のバイトします。
で、ハローワークでいろいろと手続きしています。
こうゆうことはあまり書きたくはありませんが、隠しても仕方ないので書きます。
失業手当の手続きや就職・転職の求人を探したり、履歴書書いたり、面接行ったりしています。
僕は、大学時代ほとんど就職活動をしたことがないので、いろいろ勉強な感じでとても新鮮です。
今の社会状況の貴重な一片も見ることできるし、単純に考えもしないくらいにいろいろな会社があるのだなぁと思い、人生の中でもこんな経験はあんまりないと思うので、ひとつひとつ味わいたいと思います。
あと、この機会に普段話せなかった、疎遠になってしまっていた友人や知人とゆっくりご飯食べたり、呑んだりしています。
僕がどのような仕事に付き、どのような生活をしようと、それを理解、見届けてくれる人、そんな人が本当の友人、親友だと思いました。
そのような人は人生におそらく10人もいないかもしれないので、本当に大事にしなければならないと思います。
そして、いつまでもいつまでも見届けていてくれる人、どこまでもどこまでも僕は大事にしていきたいのです。
それでいいのだ、とそう思うのです。
大好きなこと、大好きな人、少しずつでも大事に、うまくいかなくても諦めず、信じて生きて行きたいと思います。
ありがとうございました。
今日のBGM:前野健太/天気予報(この2,3年、1番大事なこれからもそうである曲です。)
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プロフィール
HN:
佐藤正訓
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】
【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!
イベント:【都会の迷子さん】
【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!