映画を観終わったあとの気分
昨日、僕が普段働いてるお店で前野健太くんのインストアライブを企画させて頂きました。生声ってスゴイなと思った。歌、言葉がズシンと響いて揺れた。ゲスト吉田悠樹くんの二胡も相変わらず素晴らしかった。ただただ感動しちゃいました。そして、観に来て下さった多くの皆さん、ありがとうございました。あと、狭くて申し訳なかったです。お疲れ様でした。お店のスタッフも毎度ありがとうです。
夜通し呑んだ。疲れなのか酔ったらすぐ眠くなった。話したいことは、きっとたくさんあったんだろうけど、なんだかボォ~として、始発まで過ごした。
昼過ぎ起きてブラブラ銭湯へ行った。さっきめっきりの昼風呂。今日もおじいちゃんと二人で快適だった。
10月10日は「銭湯の日」らしい。限定ラベンダー風呂で、しかもスペシャル・タオルが先着で付くらしい。絶対行こう。
そして、その日に発売される『東京銭湯ブック』を番台で予約した。久々の最新改訂版、楽しみだ。その本持って、秋はいろいろな都内の銭湯に顔出したい。カッコいい富士山の絵があるところがいい。
夕方、茶沢通りを駆け抜けて三茶へ行って、久しぶりに三茶中央劇場という名画坐へ赴いた。とっても久しぶりだったけど、何にも変わっていなかった。受付のお姉さんがすこしふっくらしていた。1回観に行く毎にもらえるチラシを15枚集めたので、1回ただで観れた。
日本の最近の青春映画2本立てを観た。『檸檬のころ』と『恋しくて』。どっちも甘酸っぱい香りでいっぱいだった。僕は、こういう絵に描いたような「青春」を過ごしてはこれなかった。だからかもしれないが、今そういう10代の頃の気持ちがとても新鮮に感じられる。夕焼けの空ひとつにしてもキュンとしてしまう自分がいる。おそらく、20代後半の他の人たちはもっと大人な建設的な考えで生きているんだと思う。それと較べると、明らかに幼稚だ。救いようがない馬鹿者だ。だから、その馬鹿さ、幼稚さの中から生まれるものを突き詰めて面白いこと、思い出をひとつでも増やしたい。
2本の映画ともに、音楽、そしてバンドが物語の主軸となる作品だった。『檸檬のころ』で谷村美月ちゃん(大好きな『カナリア』にも出演してました)の演じる音楽ライター志望の女の子が言う言葉、「私には音楽しかないんだなぁ~」には何だかいろいろ考えさせられた。思えば、僕も高校生の頃、この女の子と同じように、授業中ウォークマン聴いてロッキング・オンやスヌーザーやらを読んでいた。そして、周りの人に偏った敵意を持って学生時代を過ごしていた。投稿もこっそり送ったことあるけど、ちゃんと掲載されるまでには至らなかった。でも、残念賞として送られてきたオアシスのライブチケットは嬉しかった。
『恋しくて』は、原案はビギンだそうだ。石垣島の青春だ。途中RCの「トランジスタラジオ」も登場して嬉しかった。前の映画もそうだけど、地方から東京へ上京するってのが一つのでかいテーマになっている。自分も地元にいた時に思ったけど、情報が豊かではないほうが何事も貪欲になれると思った。あの頃のむき出し感が今も忘れずに自分の中にあるのか不安になることがある。
世の中を分かりきった、冷め切ったご飯みたいにはなりたくない。いつでも炊き立て中でいたい。
久しぶりに、荒川の土手に行きたくなった。18歳の頃、よく休みの日ひとりで川口から赤羽まで歩いた。
大好きなエレファントカシマシの音楽を聴きながら、彼らの足跡を探して歩きまくった。
その頃の自分を取り戻すために、もっと青くいたい。
今日のBGM:フラワーカンパニーズ/青い春(『酔いどれ詩人になるまえに』新録版)
夜通し呑んだ。疲れなのか酔ったらすぐ眠くなった。話したいことは、きっとたくさんあったんだろうけど、なんだかボォ~として、始発まで過ごした。
昼過ぎ起きてブラブラ銭湯へ行った。さっきめっきりの昼風呂。今日もおじいちゃんと二人で快適だった。
10月10日は「銭湯の日」らしい。限定ラベンダー風呂で、しかもスペシャル・タオルが先着で付くらしい。絶対行こう。
そして、その日に発売される『東京銭湯ブック』を番台で予約した。久々の最新改訂版、楽しみだ。その本持って、秋はいろいろな都内の銭湯に顔出したい。カッコいい富士山の絵があるところがいい。
夕方、茶沢通りを駆け抜けて三茶へ行って、久しぶりに三茶中央劇場という名画坐へ赴いた。とっても久しぶりだったけど、何にも変わっていなかった。受付のお姉さんがすこしふっくらしていた。1回観に行く毎にもらえるチラシを15枚集めたので、1回ただで観れた。
日本の最近の青春映画2本立てを観た。『檸檬のころ』と『恋しくて』。どっちも甘酸っぱい香りでいっぱいだった。僕は、こういう絵に描いたような「青春」を過ごしてはこれなかった。だからかもしれないが、今そういう10代の頃の気持ちがとても新鮮に感じられる。夕焼けの空ひとつにしてもキュンとしてしまう自分がいる。おそらく、20代後半の他の人たちはもっと大人な建設的な考えで生きているんだと思う。それと較べると、明らかに幼稚だ。救いようがない馬鹿者だ。だから、その馬鹿さ、幼稚さの中から生まれるものを突き詰めて面白いこと、思い出をひとつでも増やしたい。
2本の映画ともに、音楽、そしてバンドが物語の主軸となる作品だった。『檸檬のころ』で谷村美月ちゃん(大好きな『カナリア』にも出演してました)の演じる音楽ライター志望の女の子が言う言葉、「私には音楽しかないんだなぁ~」には何だかいろいろ考えさせられた。思えば、僕も高校生の頃、この女の子と同じように、授業中ウォークマン聴いてロッキング・オンやスヌーザーやらを読んでいた。そして、周りの人に偏った敵意を持って学生時代を過ごしていた。投稿もこっそり送ったことあるけど、ちゃんと掲載されるまでには至らなかった。でも、残念賞として送られてきたオアシスのライブチケットは嬉しかった。
『恋しくて』は、原案はビギンだそうだ。石垣島の青春だ。途中RCの「トランジスタラジオ」も登場して嬉しかった。前の映画もそうだけど、地方から東京へ上京するってのが一つのでかいテーマになっている。自分も地元にいた時に思ったけど、情報が豊かではないほうが何事も貪欲になれると思った。あの頃のむき出し感が今も忘れずに自分の中にあるのか不安になることがある。
世の中を分かりきった、冷め切ったご飯みたいにはなりたくない。いつでも炊き立て中でいたい。
久しぶりに、荒川の土手に行きたくなった。18歳の頃、よく休みの日ひとりで川口から赤羽まで歩いた。
大好きなエレファントカシマシの音楽を聴きながら、彼らの足跡を探して歩きまくった。
その頃の自分を取り戻すために、もっと青くいたい。
今日のBGM:フラワーカンパニーズ/青い春(『酔いどれ詩人になるまえに』新録版)
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プロフィール
HN:
佐藤正訓
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】
【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!
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■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
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■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
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■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
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