すてきなひとりぼっち
先週末から、実家へ帰ってました。
短い時間だけれども、懐かしい気分にひたれたひとときだった。
日曜日はひとりで自転車で地元を走り回った。久しぶりに草加を飛び出して越谷まで行った。越谷は隣町、中学生から高校生の頃、よく学校帰りに新越谷まで遊びに行っていた。何せ、新越のOPA(デパート)には、タワーレコードがあったのだ。僕にとって、タワーといえば渋谷でも新宿でも池袋でもなく南越谷であった。きっと、今でも心はそうだ。
で、久しぶりにお店覗いたら、前野くんや三輪くんのCDがちゃんと置いてあった。こんなところにも置いてある、「うわぁ!」てひとりで嬉しくてニヤニヤしてしまった。女子高生たちに馬鹿にされてたかもしれない。
で、調子にのって店員さんにご挨拶してきました。とても優しい好青年でこれまた嬉しかった。こういう活動していて、やっぱりすてきな出会いが本当に増えたと思う。お金は増えない(減る一方)けれど、胸がときめくような出会いがある、それはとても大事なものだと思う。それが、結局は自分の思い違いでもよいのだ。そう感じること出来る、その瞬間、やはり生きている気がする。
越谷は田圃ばかりの町だ。ドブの川でおじさんたちが釣りをしていた。それもみんなひとりだった。あまり、楽しそうには見えなかった。
自転車こぎながら、フラカンの自選ベストセレクションを聴いた。自分でつくっておきながら、ナイスな選曲にしびれた。風景にとけこんでいた。
「はじまりのシーン」て名曲の、「草の匂い 猫が眠る駐車場」て歌詞がいつにまして生きていた。
川沿いの神社で少し休憩した。何だか最近のいろいろなことをボォ~と考えていた。考えてなかったかもしれない。
自分が生まれた土地、住んできた土地、自分て人間とは切ってもきれないものだ。とても自然といられる。
けれど、やはりここにいてはいけないと思った。「今」、ここにいては駄目だと思った。
ここに帰ってくるのはもっともっと後でよい。そういうときが来るまで、まだまだ自分にはやらなければならないこと、たくさんあるのだ。
距離にしては、正直東京世田谷と埼玉草加はそんなに離れているわけではない。すぐ帰れる距離だ。
けれど、やはり自分の中には大きな深い溝があると思う。それは、精神的なものが多い。
街で同い年くらいの家族連れの姿を見かけた。自分にはこういう未来はないのだと実感した。ただ、今はわからないだけかもしれない。そして、わからないからこそ踏ん張れているのだと思う。まだまだ踏ん張りたい。
高円寺の古本酒場コクテイルの主人狩野さんの著書が、晶文社より発売されました。
本のタイトルはそのまま『高円寺古本酒場ものがたり』。潔くてかっこいいです。
昼に神保町の東京堂の3階で購入した。東京堂はいつもは1階しか見ないけど、3階はまたまた違った魅力があった。店員さんもお客さんも生粋の本好きの匂いがした。それはとても混じりけのないものだった。澄んでいた。
錦華公園のベンチに座りながらパラパラと買ったばかりのその本を読んだ。
前野くんや松倉さんのこともちらほら出てくる。前野くんと狩野さんの関係はとても面白い。何だか、無二の親友のようであり、険悪な兄弟のようであり、あるいは親子のようだ。何ヶ月か前、無善寺でワンマンライブを行った後打ち上げでコクテイルへ前野くんとふたりで行った。深夜だというのに、お店は開いていた。優しかった。
そこで、みんなにいろんなこと言われながら、酔っ払って歌う前野健太の姿、そんな姿こそホント「うたうたい」だと思った(言われたくないだろうけど)。
そういえば、松倉さんのライブをはじめて観たのも、ここコクテイルだった。はじめてライブ後はなしかけたときは本当に緊張した。
前野くんの企画イベント「ギターとうたう」もここで観た。あと、年末ライブも思い出深い。
そして、コクテイルでは本当にいろんな人に出会えた。今も仲良くしてもらっている人、疎遠になってしまっている人、みんな何だか優しい人だった。こう書いていると、本当にいろんなことを思い出す。思い出してしまう。
あと、狩野さんの料理は本当に美味しい。今度またふらっと呑みに行きたいと思う。楽しみだ。
今月もいろいろとやらなければならない作業がてんこもり状態です。
ひとつひとつ具体的にして告知できたら嬉しいです。
でも日記もひとつの記録などで、時間見つけて少しずつでも書きとめておきたいです。
で、明後日は担当している三輪二郎といまから山のぼりの活動休止、ラストライブです。
お時間等ございましたら、ぜひ観にいらしてください。無料です。
8/14(木)PM3:00~
第30回横浜寿町フリーコンサート
出演
GHQ
kotobu★kids
三輪二郎といまから山のぼり
デリシャスウィートス
マーガレットズロース
寿
http://kotobukifree.web.fc2.com/index.html
帰りドラマで、アキ・カウリスマキの『真夜中の虹』とアニメの『キャプテン』を借りた。どちらも、「今」観ておきたい映画のような気がした。
今日のBGM:三輪二郎といまから山のぼり/昼下がりの恋~野毛の唄
(野毛の唄YOU-TUBEのPVがあがっています!TOKYOHELLOZの皆さん、本当にありがとう。僕も行きたかったです。)
http://jp.youtube.com/watch?v=ilbEdPtaVE4
短い時間だけれども、懐かしい気分にひたれたひとときだった。
日曜日はひとりで自転車で地元を走り回った。久しぶりに草加を飛び出して越谷まで行った。越谷は隣町、中学生から高校生の頃、よく学校帰りに新越谷まで遊びに行っていた。何せ、新越のOPA(デパート)には、タワーレコードがあったのだ。僕にとって、タワーといえば渋谷でも新宿でも池袋でもなく南越谷であった。きっと、今でも心はそうだ。
で、久しぶりにお店覗いたら、前野くんや三輪くんのCDがちゃんと置いてあった。こんなところにも置いてある、「うわぁ!」てひとりで嬉しくてニヤニヤしてしまった。女子高生たちに馬鹿にされてたかもしれない。
で、調子にのって店員さんにご挨拶してきました。とても優しい好青年でこれまた嬉しかった。こういう活動していて、やっぱりすてきな出会いが本当に増えたと思う。お金は増えない(減る一方)けれど、胸がときめくような出会いがある、それはとても大事なものだと思う。それが、結局は自分の思い違いでもよいのだ。そう感じること出来る、その瞬間、やはり生きている気がする。
越谷は田圃ばかりの町だ。ドブの川でおじさんたちが釣りをしていた。それもみんなひとりだった。あまり、楽しそうには見えなかった。
自転車こぎながら、フラカンの自選ベストセレクションを聴いた。自分でつくっておきながら、ナイスな選曲にしびれた。風景にとけこんでいた。
「はじまりのシーン」て名曲の、「草の匂い 猫が眠る駐車場」て歌詞がいつにまして生きていた。
川沿いの神社で少し休憩した。何だか最近のいろいろなことをボォ~と考えていた。考えてなかったかもしれない。
自分が生まれた土地、住んできた土地、自分て人間とは切ってもきれないものだ。とても自然といられる。
けれど、やはりここにいてはいけないと思った。「今」、ここにいては駄目だと思った。
ここに帰ってくるのはもっともっと後でよい。そういうときが来るまで、まだまだ自分にはやらなければならないこと、たくさんあるのだ。
距離にしては、正直東京世田谷と埼玉草加はそんなに離れているわけではない。すぐ帰れる距離だ。
けれど、やはり自分の中には大きな深い溝があると思う。それは、精神的なものが多い。
街で同い年くらいの家族連れの姿を見かけた。自分にはこういう未来はないのだと実感した。ただ、今はわからないだけかもしれない。そして、わからないからこそ踏ん張れているのだと思う。まだまだ踏ん張りたい。
高円寺の古本酒場コクテイルの主人狩野さんの著書が、晶文社より発売されました。
本のタイトルはそのまま『高円寺古本酒場ものがたり』。潔くてかっこいいです。
昼に神保町の東京堂の3階で購入した。東京堂はいつもは1階しか見ないけど、3階はまたまた違った魅力があった。店員さんもお客さんも生粋の本好きの匂いがした。それはとても混じりけのないものだった。澄んでいた。
錦華公園のベンチに座りながらパラパラと買ったばかりのその本を読んだ。
前野くんや松倉さんのこともちらほら出てくる。前野くんと狩野さんの関係はとても面白い。何だか、無二の親友のようであり、険悪な兄弟のようであり、あるいは親子のようだ。何ヶ月か前、無善寺でワンマンライブを行った後打ち上げでコクテイルへ前野くんとふたりで行った。深夜だというのに、お店は開いていた。優しかった。
そこで、みんなにいろんなこと言われながら、酔っ払って歌う前野健太の姿、そんな姿こそホント「うたうたい」だと思った(言われたくないだろうけど)。
そういえば、松倉さんのライブをはじめて観たのも、ここコクテイルだった。はじめてライブ後はなしかけたときは本当に緊張した。
前野くんの企画イベント「ギターとうたう」もここで観た。あと、年末ライブも思い出深い。
そして、コクテイルでは本当にいろんな人に出会えた。今も仲良くしてもらっている人、疎遠になってしまっている人、みんな何だか優しい人だった。こう書いていると、本当にいろんなことを思い出す。思い出してしまう。
あと、狩野さんの料理は本当に美味しい。今度またふらっと呑みに行きたいと思う。楽しみだ。
今月もいろいろとやらなければならない作業がてんこもり状態です。
ひとつひとつ具体的にして告知できたら嬉しいです。
でも日記もひとつの記録などで、時間見つけて少しずつでも書きとめておきたいです。
で、明後日は担当している三輪二郎といまから山のぼりの活動休止、ラストライブです。
お時間等ございましたら、ぜひ観にいらしてください。無料です。
8/14(木)PM3:00~
第30回横浜寿町フリーコンサート
出演
GHQ
kotobu★kids
三輪二郎といまから山のぼり
デリシャスウィートス
マーガレットズロース
寿
http://kotobukifree.web.fc2.com/index.html
帰りドラマで、アキ・カウリスマキの『真夜中の虹』とアニメの『キャプテン』を借りた。どちらも、「今」観ておきたい映画のような気がした。
今日のBGM:三輪二郎といまから山のぼり/昼下がりの恋~野毛の唄
(野毛の唄YOU-TUBEのPVがあがっています!TOKYOHELLOZの皆さん、本当にありがとう。僕も行きたかったです。)
http://jp.youtube.com/watch?v=ilbEdPtaVE4
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プロフィール
HN:
佐藤正訓
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】
【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!
イベント:【都会の迷子さん】
【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!