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WE ARE THE BAND OF NEON BOYS

00492aaf.jpeg8月14日、横浜寿町フリーコンサートにて三輪二郎といまから山のぼりの活動はここで一度幕を閉じました。
けれど、ライブ後の彼らの姿はとても清々しかった。ここがはじまりなんだと思った。
「出不精のバラッド」でとても気持ちよい風を感じることができた。
それだけでよいのだと思った。それがすべてなのだと思った。
三輪二郎、あだち麗三郎、轟渚、吉田悠樹、かれらの音楽に出会えてほんとうによかったと思う。
はじめて4人でのライブを観たのは、昨年春、三軒茶屋グレープフルーツムーンだった。そのとき、山のぼりって名前とその音楽が見事に自分の中で結ばれて、この人のCDは絶対あったほうがよいって思った。1ファンとして、そう思った。
それからの1年間、何度も彼らのライブを観て、そして念願の音源が出来上がる場所にも立ち会えた。はじめての営業や宣伝、何もわからない僕に親切に接して頂けた方とたくさん出会えた。
音楽で生きる、てことは厳しくも温かい、とても深い愛情で支えられているものだとわかった。
そんな気持ちになれたのは、ホント彼らの音楽が傍らにあったからだと思う。
三輪二郎といまから山のぼり、ありがとう。また、逢えたら嬉しいです。

それにても、寿町フリーコンサートはまったく独特の雰囲気、人たちがいてびっくりした。酔っ払いのおっちゃんの衝動ってスゴイものだよ。子供より子供だった。
子供たちは可愛かったなぁ。抱きしめたいね。嫌がられるだろうけど。

夕暮れ時のマーガレットズロースも素晴らしかった。いつも以上にはじけてた平井さん、ダンスが素晴らしかった。で、「斜陽」がまたしても心にグサッと突き刺さった。

c3b52e9a.jpegその日の朝、久しぶりに下北の「トロワシャンブル」へ行った。夏の日の午前中、ここでボォ~としていられる、ホント心地よいのだ。この日も僕の他には、おじいさんがひとり新聞を広げているだけだった。
先日購入した狩野俊さんの「高円寺古本酒場ものがたり」を読む。
彼がお店をひらいたときの「退職金も貯金もなかったが、ただ熱い思いだけがあった」て言葉、嘘のない言葉だ。勇気がいる言葉だと思った。胸が高鳴る。
そんな気持ちはいくになっても忘れてはいけないと思う。いろんなこと経験して人はやっぱり冷静に安全に大人になっていくんだろうけど、その根っこにある「少年」の部分は決して忘れてはいけないのだと思った。
これからも思いつきで生きていきたいと思う。思いつきをただの思いつきではなく、現実に則した形で、生活と寄り添った形にできるよう努力していきたいと思う。
それが本当に夢を見る、理想ということではないかと思った。生活とともにあるものからしか、何も生まれないんだろう。

d7ca90de.jpeg昨日の晩、所用で江古田へ行った。江古田ははじめて、西武池袋線に乗るのもはじめて。そして、そこでライブを観るのもはじめて。
FLYING TEAPOTというお店で大分から来たアカシモモカというアーティストのライブを拝見した。ひょんなことからきっかけができたアーティストさん。こういう出会いはとても大切。だから音も聴かずに足を運んだ。
普段自分が聴くうたとは違ううただった。でも、何か新たな面白いものが発見できたかもしれない。
江古田は何だか懐かしい町だった。昭和だった。古本屋で、昔筑摩書房から出ていた『寅さん大全』(監修:井上ひさし)を購入。江古田の記念だ。
帰りの駅前では、日芸の学生たちが騒々しかった。風俗のお店も目立った。
面白い街だったけど、今住む街ではないと思った。

922a9455.jpeg遅れに遅れていた個人新聞『トランジスタラジオで聴きたい日本のロック便り』の最新号が完成/配布しました。
今月号は、shiba in carの特集です。そして、ライブレポでは先日の『都会の迷子さん』の模様を、九龍ジョーさんの心温まる文章で、長塩礼子さんの写真で楽しめます。ぜひ、読んでください。とりあえず店頭のみで配布中です。
松倉如子さんのエッセイ、大橋くんの漫画(今月はちょっと他のお願いもしてたので、前号より引き続き掲載です。)も楽しめます。
よろしくお願いします。

先月号よりなのですが、今後は2ヶ月に一度のペースになるかと思います。
現実的に、これがちょうどよいかなと思います。

otg2008.jpgおとぎ話の新作『理由なき反抗』を聴かせてもらいました。
愛と反抗に溢れた、現時点おとぎ話のベストアルバム、1曲目の「ネオBOYS」から最後の「とびらをあける」まで、彼らとの愉快痛快怪物くんのような旅路を楽しめます。
どうぞ、よろしくですね。
いくつかの雑誌媒体でレビューやら書かせて頂くかと思います。
また、他のこともやるかもしれません。決定したら告知したいです。

ホント、同世代でもっとも共感できる、悔しい部分も含めてもっとも愛しいロックバンド、どこまでも突き進んでいてほしいです。

今日のBGM:おとぎ話/おとぎ話の「愛」のテーマ

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プロフィール

HN:
佐藤正訓
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】

【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)

上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!

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