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星の降るような夜に

1741dc4djpeg31日、下北沢モナレコードでの三輪二郎といまから山のぼりのライブ、京都へ行く前に最後に観るのが彼らのライブでよかった。そう思った。新曲がどんどんバンドに馴染んでてびっくりした。名曲「出不精のバラッド」で思わずググッときた。
はじめて拝見したshibata emicoさん、とってもよい歌だと思った。ギターとピアノを曲ごとに変えていた。その曲、その曲に対する強い思いが感じられた。そして、彼女の歌声はとっても懐かしい匂いがした。多分、多くの人が森田童子とか連想してしまいそうな、それでもshibata emicoの声としか言いようのない歌声、ぜひ一度聴いてほしいと思う。人柄もとっても温かな人だった。笑顔が素敵だった。

11時半出発の深夜バスで新宿から京都へ向かった。shibata emicoさんの新譜を聴きながら、一人車窓を眺めたり、と言っても僕の窓際にはマスクをした風邪気味のおじさんが座ってた。でも、とても親切な人だった。よかった。アルバムの最後の曲「バイバイ」を何回も繰り返し聴いた。大事な曲になりそうだ。
朝の7時半頃、大阪は難波に着いた。駅近くの喫茶店でモーニングを食べる。スターバックスとかエクセシオールではない大阪中心の喫茶店「ナカオカ」、¥500でコーヒーとサンドイッチ、コーヒーはおかわり自由、とても有り難かった。

難波、そして梅田とタワレコさんなどレコード店を巡ってご挨拶。見知らぬ地で、三輪くんや前野くん、松倉さんのCDが店頭にある、そんだけで何だか胸が熱くなった。よろしくお願いします。

480c87c7jpeg新大阪から特急乗って3時過ぎに、ようやく京都へ着いた。曇り空、やや肌寒い京都の街。かと思いきやいきなり晴れ間になったりとはっきりしない天気。
まずは、第1の目的地である喫茶店六曜社へバスで向かう。このお店の店主であるシンガーソングライターオクノ修さんに、ついにお会いすることができました。ちょうどここのところオクノさんの曲ばかり聴いていたので、何だかとても今このときの大事さを感じた。とてもよい方だった。ライブを観に行くまほろばの場所も教えて頂いた。本当にありがとうございます!お邪魔しました。CDにサインもして頂きました!マンダリンとドーナッツ、ホロホロとする美味しさ、温もり感じました。ありがとうございます。

夕方、鴨川沿いを歩いた。
小雨交じりの天気の中、少し肌寒かったけど全く憂鬱な気分にならなかった。思ったよりカップルの姿がなかった。みんな素敵な喫茶店で雨宿りしてるのかなぁ。いいなぁ。
夕日が沈んでいき、どんどん日が暮れて京都、鴨川の姿を眺めながら、今日のライブ会場であるまほろばまでズンズンと歩いた。ボロボロのオールスターだとさすがに足が痛くなった。新しいの買いたい。

06713ddbjpeg京都まほろばでの前野健太くんの初企画【ギターとうたうvol.3】、19時ごろまほろばへ着くとお客さんは誰もいなかった。前野くんと京都で再会。何だか嬉しい気持ちになる。彼の顔を見ただけで、来てよかったと思った。
気分よくお酒を頼んで、地鶏も頼んだ。少しずつお客さんが集まってくる。はじめての顔、いつもの嬉しい顔、とっても懐かしい顔、みんなそれぞれがそれぞれの表情と気持ちでこの夜、この場所を選んで足を運んできてくれる、そんなあたりまえのことが何だかとても素敵だと思った。
東京からもたくさんの方が来てくれた。荻原魚雷さんも来てらした。魚雷さんのブログはとても大好きです。
そして、日中にお会いしたオクノ修さんもふらりと遊びにいらした。真剣に聴く姿が印象的だった。
こういう何気ない素敵な風景が京都にはそこら中にあるに違いない、それを知れただけでここにいる意味が十分に感じることができた。
前野くんのライブ、こんなにじっくり聴くのははじめてかもしれない。それぐらい1曲1曲をじっくりと聴くことができた。はじめて彼の歌を聴いたときのことを思いながら聴いた。何だかしらないけど目頭が熱くなった。胸がドキドキした。女の子だったら、今日は前野くんに恋してしまうなぁと思った。男でよかったと思う。
荒井由美さんの「卒業写真」をカバーしていた。キュンとした。
ライブ後は、普段話せないいろんな方といろんな話をすることができた。もっと話していたかった。
前野くんに連れられ、扉野さんというお寺の方のところへ泊めさせて頂く。すごい豪華なお寺でびっくり、お刺身もとても美味しかったです。お寺で寝るのは生まれてはじめて、何だかぐっすり寝れた。

次の日は、前野くんと京都市内のレコード店を営業しつつ、その後はぶらり途中下車しながらお寺巡りをした。
伏見稲荷が最寄の石峰寺というお寺さんは、変な顔したお地蔵さんが500体も並ぶ不思議なお寺さんだった。
笑った顔、穏やかな顔、淋しそうな顔、怒った顔、泣きそうな顔、表情さえわからない顔、ホント一つ一つがその地蔵の顔だった。帰りに食べたお稲荷さんがとても美味しくて泣きそうになった。食べ物で泣きたくなるのは、とても久しぶりのことだ。みなさんも食べてください。
夕方はshinshindoという喫茶店へ。京都大学のすぐ側で、店内へ入ると京大の学生らしい人たちが頭の良さそうな話を繰り広げていた。
京都の女性は、何だかやっぱり落ち着いたキレイさがあって素敵だと思った。恋をしたい気持ちになった。喫茶店の女の子はとても笑顔が素敵で可愛かった。

その後、夕暮れどきの京都の街を歩く。銀閣寺、ガケ書房さん、天下一品の総本店、足は疲れたけれどそれぞれの思い出を感じることができました。ありがとう、美味しかったです。

市内バスに揺られ、ちょうどこの時期開催されている清水寺の春の夜の特別拝観へ。ライトアップされた清水寺は何ともロマンチックで恋人たちが風景だった。

1c5c5813jpeg氷結を呑みながら、ふらふらと京都駅まで歩いた。いろいろなこと思い出しながら。そして、明日からのこと。京都タワーがどんどん大きくなっていった。
いろんな思い出、死ぬまでに、きっとくるどうしようもなくなるその瞬間まで、やっぱり好きなことをやりつくしたいと思った。そのことを再確認する今回の小旅行だった。
死ぬまで生きる、ホントに生きてると言えるように生きる、そんなあたりまえに奇跡的な毎日を送りたいと思った。
深夜バスで、銀杏BOYZの「ナイトライダー」を何回も繰り返し聴いた。
明日がどうなるのかわからない、わからないことだけは確かだ。どんな土砂降り、逃げ出したい、塞ぎこんでしまうことだとしても、しっかりと受け止める人間になりたいと切に思う。いつもいつも思うことだけど、それだけは忘れまいと思う。
新宿方面へ向かう深夜バス。
東京の夜明け空がどんどん明るくなっていくのをボォ~と窓から見ていた。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/はじまりのシーン

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プロフィール

HN:
佐藤正訓
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】

【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)

上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!

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