死ぬまで思春期やってやれ
最近、昼休みは明大裏の錦華公園で読書するのがとても居心地がよい。甘ったるいイチゴオレ飲みながら日陰でうつらうつらとしている。10分や20分でもこんな時間があるのは嬉しい。大事なときだと思うのだ。で今、画家・絵本作家の安野光雅さんの『君は大丈夫か』(ちくま文庫)て新刊を読んでいる。本や映画、そして音楽と出会うのは(もちろん人も)タイミングだと思う。そのときそのときの自分の感情にそっと寄り添うもの、それを人はいつも探しているんだと思う。少なくとも、僕はそうだ。満ち足りぬ気持ちを埋める「何か」を探している毎日、そして一生そんなものを探して、ホントにあるのかどうかさえわからないけれど、動かなくなるまでその足で歩いていかなければならない。
安野さんのこの本を読んでいると、ふとそんなこと考えてしまう。
10代後半の思春期の青年に安野さんが自分の思いを語る文章、それは彼が今まで経験してきたもの、読んできた本、そして生き様が刻み込まれている。自然、いつのまにかその本の世界に魅了される自分がいる。住人だ。
先入観に囚われぬ生き方、素直な自分をどこまでも出していくこと、それは難しいけど、おじいさんになったときには少しでもやれたことやれたと思う生き方をしたい。
思い通りに行かぬこと、得てしてそれは人間関係にある。違う人同士が同じ気持ちになることは、ホントごくごくまれなことなのだ。それを、ついつい自分勝手な考えを押し付けてしまう、イヤ~な自分の姿を読みながら痛感した。それでは、いつかみんな離れていってしまうだろう。
日曜日、三軒茶屋のグレープフルーツムーンにてハヤシライスレコード企画『あがた森魚といまから山のぼり』を開催しました。来てくれた方、本当にありがとうございます!
1番手のshibata emicoさん、大好きな森田童子の「たとえば僕が死んだら」をやってくれました。リハで聴いた時点で、うわぁ~て嬉しくなりました。shibataさんの声にははまりまくりの曲でじんわりと聴き込んで、胸の奥ん中へ静かに沈んでいきました。ありがとうございます!
三輪二郎といまから山のぼり、新曲がカッコよい!もっともっと多くの人に聴いてほしいと切に思った。そして、それが自分の役目だと改めて感じた。グレープフルーツムーンと山のぼりの音楽は、すごく相性がいい。ぜひ、観てもらいたい。
あがたさん、ライブはデートみたいなものって言ってた。ホント、そうかもしれないなぁと思った。初対面はいつでも緊張だ。やる側も観る側も不安がある。けれど、少しずつ自分をさらけ出していくことで、だんだんと気持ちは和らいでくる。そして、ライブが終わる頃には親密な関係になっている、あがたさんのライブは正にそんな感じなのだ。よい体験だった。
「赤色エレジー」や「僕は天使ぢゃないよ」などなど名曲たくさん披露してくださった。中でも、「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」にはしびれました。語りも含めて素晴らしい「うた」です。
そして、今回は特別にあがた森魚といまから山のぼりでセッション!これまた素敵な「百合コレクション」、いつまでもいつまでもこの人たちの演奏が続けばと思った。「今」がそこにはあった。
月曜日は前野健太くんの無力無善寺でのワンマンライブをお手伝い。
予約が60人くらい来ててビックリ、知らない人もいっぱいいたと思う。どんどん広がっていく感じがする。
ライブは2部構成、アコギとエレキ、新曲たくさん披露された。この中からどれだけが次のアルバムに入るのだろうか?まだ完全な形となっていないからこそ、スゴク楽しみなところたくさん見つけられた。
打ち上げはピンサロ街のおなじみの中華屋さん、でおなじみの面子が揃ってとても楽しかった。カルピスサワー何杯か呑んでニヤニヤしていた。
漫画家の大橋くん、今度何やら面白そうなこと企画してるらしい。とてもとても楽しみだ。
spotted701の直井さんともはじめてちゃんと(ちゃんとしてないけど)お話できた。もっと映画の話したいと思った。
打ち上げ後、みんな終電で帰ったので、前野くんとふたりコクテイルへ。
午前1時ごろ、まだ開いていた!荻窪のささま書店の人が呑んでいた。この人も面白い人です。
店主の狩野さん、奥さんから前野くんの新曲について、いろいろと駄目だしされた。真っ当な意見だと思う。
けれど、そこから脱却する、飛躍していく「うた」が必ずあると思う。課題だ。
写真は2次会コクテイルライブ、だいぶ酔っ払い。
昨日渋谷のO-WESTで観たトクマルシューゴ&マジックバンドの演奏が素晴らしすぎた。ボォ~と聴き惚れてしまった。トクマルくんはやはりやはりずば抜けているね。恐れ入りました。
東京にはいろんな音楽、そしてうたがある。東京で暮らすようになって、それがどんどん身近に自分の内なるものと共鳴することが多くなった。それは、とりもなおさず音楽と生活が一緒くたになった証拠なのかもしれない。もう、そこからは抜け出せないと思った。幸せなことか不幸なことなのか、誰も知らない。ぶつかっていくしかない。
明日からまた雨らしい。梅雨到来だ。
ここ何日か、夜風が気持ちよくて自転車で散歩したり、家で読書したりするのがとても気持ちよかった。
何にもないけれど、静かに気持ちが満ちていく夜、また訪れたら嬉しい。
あ、久しぶりの髪を切った。前髪さっぱりして気持ちがいい。
今日のBGM:Joe Strummer/Burning Lights
安野さんのこの本を読んでいると、ふとそんなこと考えてしまう。
10代後半の思春期の青年に安野さんが自分の思いを語る文章、それは彼が今まで経験してきたもの、読んできた本、そして生き様が刻み込まれている。自然、いつのまにかその本の世界に魅了される自分がいる。住人だ。
先入観に囚われぬ生き方、素直な自分をどこまでも出していくこと、それは難しいけど、おじいさんになったときには少しでもやれたことやれたと思う生き方をしたい。
思い通りに行かぬこと、得てしてそれは人間関係にある。違う人同士が同じ気持ちになることは、ホントごくごくまれなことなのだ。それを、ついつい自分勝手な考えを押し付けてしまう、イヤ~な自分の姿を読みながら痛感した。それでは、いつかみんな離れていってしまうだろう。
日曜日、三軒茶屋のグレープフルーツムーンにてハヤシライスレコード企画『あがた森魚といまから山のぼり』を開催しました。来てくれた方、本当にありがとうございます!
1番手のshibata emicoさん、大好きな森田童子の「たとえば僕が死んだら」をやってくれました。リハで聴いた時点で、うわぁ~て嬉しくなりました。shibataさんの声にははまりまくりの曲でじんわりと聴き込んで、胸の奥ん中へ静かに沈んでいきました。ありがとうございます!
三輪二郎といまから山のぼり、新曲がカッコよい!もっともっと多くの人に聴いてほしいと切に思った。そして、それが自分の役目だと改めて感じた。グレープフルーツムーンと山のぼりの音楽は、すごく相性がいい。ぜひ、観てもらいたい。
あがたさん、ライブはデートみたいなものって言ってた。ホント、そうかもしれないなぁと思った。初対面はいつでも緊張だ。やる側も観る側も不安がある。けれど、少しずつ自分をさらけ出していくことで、だんだんと気持ちは和らいでくる。そして、ライブが終わる頃には親密な関係になっている、あがたさんのライブは正にそんな感じなのだ。よい体験だった。
「赤色エレジー」や「僕は天使ぢゃないよ」などなど名曲たくさん披露してくださった。中でも、「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」にはしびれました。語りも含めて素晴らしい「うた」です。
そして、今回は特別にあがた森魚といまから山のぼりでセッション!これまた素敵な「百合コレクション」、いつまでもいつまでもこの人たちの演奏が続けばと思った。「今」がそこにはあった。
月曜日は前野健太くんの無力無善寺でのワンマンライブをお手伝い。
予約が60人くらい来ててビックリ、知らない人もいっぱいいたと思う。どんどん広がっていく感じがする。
ライブは2部構成、アコギとエレキ、新曲たくさん披露された。この中からどれだけが次のアルバムに入るのだろうか?まだ完全な形となっていないからこそ、スゴク楽しみなところたくさん見つけられた。
打ち上げはピンサロ街のおなじみの中華屋さん、でおなじみの面子が揃ってとても楽しかった。カルピスサワー何杯か呑んでニヤニヤしていた。
漫画家の大橋くん、今度何やら面白そうなこと企画してるらしい。とてもとても楽しみだ。
spotted701の直井さんともはじめてちゃんと(ちゃんとしてないけど)お話できた。もっと映画の話したいと思った。
打ち上げ後、みんな終電で帰ったので、前野くんとふたりコクテイルへ。
午前1時ごろ、まだ開いていた!荻窪のささま書店の人が呑んでいた。この人も面白い人です。
店主の狩野さん、奥さんから前野くんの新曲について、いろいろと駄目だしされた。真っ当な意見だと思う。
けれど、そこから脱却する、飛躍していく「うた」が必ずあると思う。課題だ。
写真は2次会コクテイルライブ、だいぶ酔っ払い。
昨日渋谷のO-WESTで観たトクマルシューゴ&マジックバンドの演奏が素晴らしすぎた。ボォ~と聴き惚れてしまった。トクマルくんはやはりやはりずば抜けているね。恐れ入りました。
東京にはいろんな音楽、そしてうたがある。東京で暮らすようになって、それがどんどん身近に自分の内なるものと共鳴することが多くなった。それは、とりもなおさず音楽と生活が一緒くたになった証拠なのかもしれない。もう、そこからは抜け出せないと思った。幸せなことか不幸なことなのか、誰も知らない。ぶつかっていくしかない。
明日からまた雨らしい。梅雨到来だ。
ここ何日か、夜風が気持ちよくて自転車で散歩したり、家で読書したりするのがとても気持ちよかった。
何にもないけれど、静かに気持ちが満ちていく夜、また訪れたら嬉しい。
あ、久しぶりの髪を切った。前髪さっぱりして気持ちがいい。
今日のBGM:Joe Strummer/Burning Lights
PR
この記事にコメントする
この記事へのトラックバック
- この記事にトラックバックする
カレンダー
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
佐藤正訓
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】
【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!
イベント:【都会の迷子さん】
【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!