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あなたが泣いて悲しみは もうすんだ

今夏、一夜限りの迷子さんを開催いたします。

いろいろ考えた末の開催になります。

「今、自分が何をできるのか」、そのひとつの答えを見つけられるイベントにしたいと思います。

また、今回はシガレットシーワズ、TOMATO RECORDSのかわばたさんに協力、後押しして頂き開催を決意いたしました。

共同企画として、新たな発見、出会いが生まれるイベントになればと思います。

明日への一歩、半歩でも良いですが、前を向けるイベントになるようにしたいです。

どうぞ、よろしくお願いします。
【都会の迷子さん】:佐藤正訓


7/10 (日) 下北沢440
TOMATO RECORS×『都会の迷子さん』共同企画
「都会の迷子さん特別編~あなたが泣いて悲しみは もうすんだ~」

■時間 open 18:00/start 18:30
■料金 前売り1500yen+1drink/当日2000yen+1drink

■出演 
はいからさん
NRQ
かみぬまゆうたろう
シガレットシーワズ
真黒毛ぼっくす

■司会&場内BGM
なんのこっちゃい西山。

■お問い合わせ先 
下北沢440
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440[4PM-]
http://www.club251.co.jp/440/

■アクセス
小田急小田原線/ 京王井の頭線 下北沢駅
南口より徒歩5分。南口商店街を通り抜け、右手にファミリーマート、隣のビルの1F(B1は下北沢 CLUB 251となります
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夜を駆けていく歌たち~DV Fes 2011~



ドキュメンタリー監督の松江哲明さんの最新作にして、最新作『FUCK ME』も楽しみな前野健太の活動フィルムとしても『ライブテープ』に続く作品として、期待大の映像作品『DV』が今月発売とのこと、本当に楽しみです。

この映像集の中の前野健太と対面するのが楽しみであり、正直コワいです。面と向かって、画面と対面できるのか心配です。それだけ、彼の色々なものがこもった作品だから、観るのがとてもコワいです。

今更ですが、彼の歌にはとてつもない力、塊があります。
その歌に引き寄せられたのは、僕も同じです。

その前野健太の歌と松江哲明監督の映像の新たな格闘です。

そして、今週末からは、その『DV』のライブバージョン上映会とそれぞれ輝きを放つ音楽家、漫画家、映像作家さんなどによるバトルライブが開催されます。
実に、羨ましくなる素敵なイベント。僕もどの日か観に行きます。必ず行きます。


■2/5(土)~2/11(金)幡ケ谷forestlimitにて「DV Fes 2011」開催

「DV ライブバージョン」爆音上映と生演奏による対バン

open 19:00/start 19:30
前売 ¥2,000/当日 ¥2,500 (+1D別¥500)
場所:幡ヶ谷フォレストリミット

予約は「dvfes@forestlimit.com」まで

件名は「DV Fes2011 通し券」または「DV Fes2011 2月○○日前売り」

予約希望日/名前(フリガナ)/枚数/返信先メールアドレス、電話番号を記載

スケジュール 全日『DV ライブバージョン(約50分)』爆音上映vsゲスト

5(土) 昆虫キッズ×GELLERS ★予約終了しました★

6(日) 岩井澤健治監督作『福来町、トンネル路地の男』『嘆きのアイスキャンディー』『山』×大橋裕之監督作『A・YA・KA』×岩淵弘樹撮影・編集『久下惠生ライブ2009』×住所不定無職

7(月) NRQ×池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)

8(火) 大根仁×天久聖一 両監督による『某バンドライブ映像』上映&トーク×ジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)

9(水) AZUMI×スカート w/pop鈴木

10(木)マキタスポーツ×太平洋不知火楽団

11(金) Tenko w/西井夕紀子,ミニースターダスト,あだち麗三郎 他 × oono yuuki


先日の壊れかけのテープレコーダーズのレコ発イベントも彼らの気持ち入りまくっていてすばらしかったです。
良いイベントは、無性に何かをしたくなります。ムズムズとした気持ちにさせてくれます。
今年は、やります。
「やらんといかんばい!」

今日のBGM:前野健太/FUCK ME

貝殻は知っている~壊れかけのテープレコーダーズ~



先日、仕事で埼玉の実家の方へ行った。
普段実家に帰った時は、駅と家を行き来する程度なのだけれども、その日は営業の後、少し時間があったので小学校の頃によく遊んでいた公園や友達の家の辺りなどをふらふらと歩いてみた。
平日の真昼間、30近いおっさんがひとり歩いている姿はかなり怪しかったと思う。
ちょうど、小学生たちがゾロゾロと下校の最中。
この子たち、これから成長してどんな経験するのかと思うと、何だか嬉しいような、悲しいような気持ちになった。

今でも、小学生の頃の帰り道のことを思い出す時がある。
友達がひとり減り、ふたり減りして最後はひとりぼっちの帰り道。
そのまま家に帰りたくはない。
僕の両親は共働きだったので、昼間はおばあちゃんがひとり家にいた。
そのおばあちゃん、いろいろと問題があり、暴力などもよくされていた。
ぶたれたり、けられたりするのは当たり前、いつかは刃物も手にしていた。
だから、家に帰りたくはなかった。
その頃、僕に寄り道癖がついたのかも知れない。
ひとり、不安な気持ち抱えながら、公園のベンチでボォ~としていた。
公園のベンチで、いろんな空想をした。
夢の中では、自分は人気者で家族みんなから愛されていた。
現実は目の前からは消えることはないけれど、想像すること夢想することは自由なんだと、子供ながらその中にこそ喜びを見つけ、弄んでいた。
それが喜びだった。

壊れかけのテープレコーダーズの歌をはじめて聴いたとき、子供の頃のそんな友達にも話せない自分だけの世界、とても大切な世界のことを思い出した。
逃げ出したい現実の中、ライブハウスの暗い地下室の中で聴く彼らの音楽、歌は、僕の不安を少しだけ和らげてくれた。

スマートに生きられる人ばかりではない。いろんな状況の中、思い通りにならない、できないことばかりで悩み苦しむ人の方が多いのだと思う。

僕は、今まで出会った音楽に本当に感謝している。
その理由は、やはりそこに自分の居場所、落ち着ける場所があったからだ。
音楽にはいろんなジャンルがあるけれど、それぞれがそれぞれの人の落ち着ける音楽であれば良いと思う。
やっぱり、生きていて、「ここにいても良いんだよ」と感じさせてくれるものがほしいと思う。

壊れかけのテープレコーダーズの音楽には、その力が確かにあると思う。
だから、僕は聴く。ただ、それだけなのだ。

そんな彼らのニューアルバム「箱船」(名盤です)のリリース記念のイベントが今週末29日(土)に下北沢で行われます。

壊れかけのテープレコーダーズpresents
『夢の島で逢いましょうvol.10~10ACT SPECIAL!!!』
1/29(土)下北沢BASEMENT BAR/THREE
■2会場同時開催・往来自由
OPEN/START 17:30/18:00
ADV/DOOR ¥2,000/¥2,500(+1D)
出演:壊れかけのテープレコーダーズ
   Paradaise
   撃鉄
   DODDODO(from大阪)
   古宮夏希&コークスが燃えている!
   MAMUSHI、ザ・シャロウズ
   and Young...(from大阪)
   チムニィ
   JIROX DOLLS SHOW(a.k.a今井次郎)
http://kowarekake.net/

すばらしいバンドさんばかり、個人的にand Young...楽しみです。

今日のBGM:壊れかけのテープレコーダーズ/生まれる

あたらしい歌みつけたよ~happle~




ハヤシライスレコードでもアルバム『すばらしい日々』をリリースしたいなかやろうの4人があたらしいバンド「happle」としてあらたな活動を開始しました。

昨年末の初ライブには行けませんでしたが、先日メンバーにお会いした際、あらたな音源が入ったデモCD-Rを頂戴しました。

次の日、出勤途中、渋谷から恵比寿までの山手線沿いを歩きながら聴いてました。
ここのところ夜の歌ばかり聴いていたので、彼らのあたらしい歌は朝の光のように眩しく感じました。

衝撃的なもの、刺激的なものはないかもしれない。
けれども、何度も何度も聴き返したくなる。
生活の中に溶け込んだ、染み込んだ音楽があるような気がしました。

生きている環境は違うかもしれないけれど、それぞれのすばらしい日々を目指して歩いている姿が目に浮かびます。

この前、三輪二郎さん企画の「二郎の正月」で共演の中川五郎さんも言っていたけど、「みんな違ってみんないい」と思える音楽がここに確かにあります。

これからのhapple、ひそかに楽しみです。

2月25日(金)下北沢440にてライブがあります。
http://www.club251.co.jp/440/

それぞれのバンド・音楽家が音楽を信じ、それぞれの音を鳴らし歌を歌うことに、今改めて強い気持ちを感じています。

先日観たowkmj(俺はこんなもんじゃない)、メンバーが変わっていたけど、その音はそんなの関係ないと言わんばかり、鳴り続けていた。

「二郎の正月」で観たmmm(ミーマイモー)さんも、以前「都会の迷子さん」に出演してもらった時とは較べものにならないくらい歌に重み、切迫感を感じました。彼女には「歌の力」改めて感じさせられました。

これからも東京の夜の光であってほしいです。

今日のBGM:happle/自転車


歌は歌のないところから聴こえてくる~ねずみバンド~



今年初めて観たライブ、1/13(木)東高円寺UFOCLUBでのねずみバンドのラストライブ、そこではとてもとても大切な音楽が鳴っていた。

3,4年前、あるイベントでねずみバンドのライブを観た。
そこで聴いた数曲は、今まで僕が聴いていた音楽にはない、何とも言えない生々しさを感じさせてくれた。
「現実感」とは違う、もっと胸を突いてくる「本当の気持ち」を感じた。
なかでも、「気分はもう戦争」という曲が心にずしんと錘のように残った。

僕がまだディスクユニオンで働いた頃、彼らのはじめての作品集『月と約束』がリリースされ、ちょこちょこ応援させて頂いた。

イベント『都会の迷子さん』にも出演して頂いた。そのライブも本当に素晴らしかった。

実のところ、いつかハヤシライスレコードでもリリースして頂きたかった。
いろいろな事情、タイミングでそれは叶わなかった。
自分がもう少ししっかりと彼らのことを考え、サポートしていけるような体制を作れればと、後悔の気持ちは今もある。

ただ、4人のメンバーはそれぞれ今後も音楽活動を続ける。
できる限り、見守っていきたいです。
何かを辞めるときというのは、本当に他者にはわからないその人それぞれが気持ちがあるのだと思う。
その気持ちはとても大事なものだと思う。

最後に、2008年9月7日の日記より、彼らのワンマンライブについて書いた文章で締めくくりたいと思います。
青臭く恥ずかしい文章ですが、今はもう書けない生々しさがあるような気がします。


月曜日、仕事帰り東高円寺UFOCLUBにて大好きでたまらないねずみバンドのレコ発ライブにお邪魔しました。
オープニングアクトの金色パッチギリギリ楽団、カッコよかった。いい顔していた。
ねずみバンドの演奏は、かたまりだった。ねずみくんのうたの結晶のようなかたまりだった。詰まっていた。れんりさんも穂高さんもゆきんこさんも、ねずみくんのうたへ何かかけがえのないもの、確かめることはできないけれど、どうしても必要なものとして輝き続けるものへ、それに向けての演奏だったような気がする。僕は、そう思った。感じた。
「歌は歌のないところから聞こえてくる」と早川義夫さんが何かの文章で言っていたけれども、ねずみバンドの音楽は、正しく「歌のないところから聞こえてくる歌」そのものだった。だから、僕はその歌を信用できるのだと思う。信じていたいと思う。
「映画」て曲、とても好きだ。とても生きている曲だと思う。みんなに歌ってほしい曲です。
「君に逢いたいなぁ 君に逢いに行きたいなぁ 紅茶を飲みながら 映画を観るんだぜ」


これからも不定期ではありますが、大事な音楽家たちのことを書いていきたいです。
よろしくお願いします。

今日のBGM:ねずみバンド/東西線

情熱を取り戻そう~新年のご挨拶~


2011年、あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。

昨年10月に結婚をし、家庭というものを築くことになりました。
今年3月には結婚式・パーティーを行います。今、その準備中です。

4、5年前の自分からは想像できない生活をしています。
今は、その生活がとても楽しく、大事なものになりました。

二十歳前後の頃、身も心も満たされずに鬱々としていた自分。
やる気のない大学生の頃、夜間の授業をサボって観に行ったのがフラワーカンパニーズのライブでした。

彼らはちょうど『発熱の男』というアルバムを発売した頃、メジャーレーベルからリストラされ、自主レーベルで、正に「むき出し」「生きるか死ぬるか」でライブしていた頃でした。
僕は、そのライブを観て、その帰り道ムクムクと湧き上がる気持ちを感じました。
そのときに感じた「情熱」は、今も確かに僕の中にいます。

それ以降、就職活動はせずディスクユニオンで働きはじめ、自分が情熱をもらった「音楽」で、そして大好きな「歌」の中で生きていきたいとがむしゃらに、猛然と活動しました。

音楽イベント「都会の迷子さん」では、多くの素晴らしき音楽家、そして素敵なお客さんにたくさん出会うことができました。
イベントを終了した昨年の1年間、たまにライブハウスなどに行くと、思わぬ言葉を頂くことがあります。
「都会の迷子さん」を観てイベントをはじめた人、バンド活動を本格化しイベントに出たいと思ってくれた方々。
本当に、「やっていて良かった、意味があったんだ」と思います。ありがとうございます。

また、ディスクユニオン内で企画等させて頂いたレーベル「ハヤシライスレコード」でも、よりたくさんの出会いをもらいました。右も左もわからず、リリースさせて頂いたミュージシャンの力になれたかは正直わかりません。自信もないです。
ただ、彼らの音楽については自信があります。

CDが売れないとかいろいろ音楽業界言われますが、そんな時だからこそ、一過性ではない、いつかどこか誰かに必要とされる音楽、誰かの音楽を出会いたいと思います。

昨年、あるレーベルの方から言われた一言が今も心に残っています。
「キミの感性を必要としている人がいるから」
常に、その言葉を胸に生きていきたいです。

そして、いつの日か近い将来、また新たな出会いを作れるよう、精進していきたいと思います。

そしてそして、このブログ(永遠の田舎者日記)も、徐々にではありますが再開したいと思います。
最近はやりのツィッターもありますが、正直自分は苦手です。
頭が悪いので、どうしてもダラダラと長文になってしまいます。
確か、中川翔子さん(しょこたん)もブログの方が好きみたいです。
何より、こちらの方が自分の気持ちが入ると思えるからです。

思い立つこと、これは伝えたいと思うこと、書いていきたいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

今ですと、ハヤシライスでリリースしてました壊れかけのテープレコーダーズ、住所不定無職の最新作、ぜひチェックしてください!!僕も楽しみです。

本日年始最後の休日、年末録画してもらったNHKの「ぼくはロックで大人になった」「忌野清志郎、ゴッホを見に行く」という忌野清志郎さんのドキュメンタリーを観ています。正直な、愚直なほどまっすぐな人、大好きです。「感謝してます!」

今日のBGM:忌野清志郎/約束

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プロフィール

HN:
佐藤正訓
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】

【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)

上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!

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