永遠の田舎者日記

昨日、ユニオン下北店でおとぎ話有馬くんのインストアイベントへ行ってきましたぁ！店内の半分を暗くして特設ステージみたいにしてました。会場には有馬くんのお母さんも来てたみたいで、普段のライブとは違い何だかアットホームな雰囲気で有馬くんの歌もどこかふわふわして空ん中浮かんでるような気持ち良さ感じました。中でも個人的にエレカシの「さらば青春」には感極まりました。正に、僕の青春の歌なんですよ。この曲聴きながら、十代後半の浪人時代、一人東京の街を散策したものです。その頃からもう何年も経ったというのに、僕自身は何も成長していない。成長て意味もわからない。結局、人はそう簡単に変われないということなのかな？とりあえず、明日もどうしようもない自分を引きずって行くしかないんだ。

明日は昼髪切って、夕方三茶で映画観てきたい。今、三茶シネマでアメリカの作家トルーマン・カポーティの映画やってるんだ。

特集の冊子、少しずつ見せられるものになってきた。もう少しだ、あと少しだ。早くいろんな人に見せたいです。

イベントもとりあえずライブハウスにいろんな条件を聞いてみた。問題もあるけど、実際やっている絵を想像しているだけでワクワクしてくる。エネルギーが沸いてくる。やりますよ！

今日のＢＧＭ：銀杏ＢＯＹＺ/ＮＯ ＦＵＴＵＲＥ ＮＯ ＣＲＹ

夕方までお店で働いて、夜は下北のＣＬＵＢ２５１でみみずくずのライブを観てきました。音源制作に重点を置くとのことなのでライブがほとんど決まっていない彼らのライブ、一本一本見逃せないです。他のバンドの主催イベントのゲストだっただけあって時間は少なかった。年末のレコ発ぐらいじっくり観たかったてのが本音ですが、光るものいくつか垣間見ることができました。みみずくず、林レイナさんの独特の艶のある歌詞と声、そしてコウヘイさんの暴力的なギターが大好きです。年内発売予定の新作も期待大です！

特集の冊子は外観や取り上げるアーティストはほぼ決まりました。これから来週までに記事を埋めていきたい。お店で配る予定なので、多くの人に喜ばれるようなもの、どうせならつくりたい。自分なりの日本のロック特集冊子です。よろしくお願いします！

明日は、下北ユニオンでおとぎ話有馬くんの弾き語りを拝見してきます。また、エレカシ話ししたいなぁ～。

そうそう、年内に自分企画のイベントを考え中です。1回目はお友達や知り合いのバンドさんに出てもらう予定です。イベント名は『珍奇男の宴』なんかいいかなぁ～と（笑。

てことで、今日はさっき帰りに下北のドラマで借りてきたあがた森魚の『僕は天使じゃないよ』のビデオを観ながら床に就きます。明日は何かよいことあればいいなと思いながら。

今日のＢＧＭ：エレファントカシマシ/珍奇男

銭湯へ行ってきた。やっぱ銭湯はいいのだ、帰り道一人夜空なんか見上げてるとこれ以上ない気持ちになる。生きてるのも悪くない、まんざら酷くもないって思えるんだ。なんとかなる、そうなんとかなるのだ。

今日はお店の特集の冊子をつくってました。なかなか思い通りのものはつくれない。ただ、今は細かいことに悩むより実際に形にしていくことが大切なので、まず作ってみようと思う。

タテタカコさんの新譜が来月発売される。ひそかにインタビューなど考えてます。実現できたらうれしい。タテさんの歌を聴くと身が引き締まる。ちゃんと生きんともったいないと思う。自然にそう思う。映画『誰も知らない』の主題歌にもなった「宝石」や3ｒｄアルバム『稜線の彼方』に収録された「しあわせのうた」など、彼女の歌には人間のどうしようもない弱さ、そしてそれと同時に密かな力強さ、渋とさを感じます。もっともっと多くの人に伝わってほしい「歌」です。

今日のＢＧＭ：タテタカコ/心細い時にうたう歌

あぁ～俺って暗いなぁ～、つまらない男だなぁ～とつぶやいた1日。他人と比べる必要なんてどこにもないのだけれど、やっぱり比べてしまう。そして一人落ち込んでいくんだ。こんなんじゃマズイことは自分自身が一番わかってる。モテナイし、社会的にもいいことまるでない。ただ、それで蹲ってもしようがない。自分なりにやっていくしかない。望むと望まざるに関わらず、もう僕は大人なのだ。一人で無理にでもやっていくしかない。でも、なるべくなら少しでも楽しみながらやっていきたい。

今日は一日中仕事だった。正直イイとこまるでなし。俺って何なのかなぁ～て二三度天井眺めてしまった。答えはどこにもないけれど。

来週17日、新宿レッドクロスでニーネを観に行きます。年末以来ちょっとご無沙汰ですが、凄い楽しみ！何せ、ドラムのサダさんが正式に戻ってきたのだ！やっぱニーネのドラムはサダさんなのだ！ニーネの捩れた音世界とボーカル大塚さんの汚れていながらどこまでも真っ直ぐな歌詞が僕は大好きです。新譜も楽しみなんで応援してまっす！！

今日のBGM：コレクターズ/TOUGH

早稲田松竹（東京が、そして日本が誇る名画座の一つ）で小津安二郎の『東京物語』を観て来ました。で、毎度のことながら観ながらいろいろ考えた。中でも、田舎から出てきた老婦人が一人身の女性に言う一言にはジ～ンとして思わず涙ぐんでしまった。「今は一人でもいいだろうけど、人間年をとると一人じゃ寂しいじゃはありませんか」て言葉、今の自分自身にも凄くダイレクトに伝わってきました。ボロアパートで一生一人きりで生活していくことを考えると、ホント何とか踏ん張らないとって思う。そして、家族って素晴らしいと心から思った。今では、小津映画に出てくるような家族、あの家族のような力強さはどこの家庭にもないだろうけど、やっぱり他人と他人が一緒に精一杯暮らしていくことの凄さは実感します。まずは、個人としての生活をちゃんとしてそれからいつか。

昼間、久しぶりに大学時代の親友に会った。あまりにも久しぶりで全然話し足りなかった。春に二人で鎌倉に行くことに決めた。近くて遠い地鎌倉、今から楽しみです。

今日のBGM：はっぴいえんど/風来坊

ここんとこ仕事でゴタゴタしておりました。いろんな問題が浮上した。自分自身の人としての至らなさ、いい加減さ、自分勝手なところが出てしまった。でも、ふさぎ込んでもいられない。もう大人なので、何とかやりくりしていかなければならない。パイナップルフリーウェイの橋本さんが以前言ってた、「悲しいときこそ笑っていたい」と。そうだ、そうなのだ。人生を笑うんだ。死に物狂いで笑うんだ、生きるんだ。

髪が伸び伸びなので、そろそろ切ろうかと思う。楽になりたい。

今日のBGM：ソウルフラワーユニオン/満月の夕べ

今日はお休み。朝大好きなサンデージャポンを観ながら部屋の掃除してました。で、昼は近所の麺通てラーメン屋でいつもの野菜番長ラーメン！これが旨いんだ～！で、そのまま自転車で羽根木公園へ。何だか人がいっぱい、「せたがや梅まつり」てのがやってて家族連れやご老人の方々がワンサカいた。いつもはここのベンチでコーヒー飲みながら文庫本を読むんだが、こう人が多いとそんな気にもなれなかった。人だかりのほうで花屋さんが出店をしていた。プラプラいろんな花を見る。記念に花かんざしていう花を買った。冬に活き活きとする花なんだそうだ。一人、エレカシの「悲しみの果て」なんか口ずさみたくなった。「花を飾ってくれよ～」て。

夕方、自転車で中野へ。ブロードウェイで大橋くんのマンガを買う。レコミンツではっぴえんどのBOXが1万ぐらいで出てた。今度買おうかしら。で、そのまま今日の目的の東高円寺UFOCLUBでおとぎ話のレコ発ライブを観る。

おとぎ話のライブを観ながらまたいろんなことを考えた。有馬くんがアンコールのMCで言った「俺は今25歳だけど、俺は俺と同い年の人へ向かって歌っている、俺のようにうだつのあがらない兄ちゃんのために、彼らのために続けていこうと思う」。俺は有馬くんと同じ25歳。決して僕のことを指して言っているわけじゃないだろうが、僕は彼のメッセージを受け止めた。負けられない、と思う。やるべき、そしてやりたいことを責任もってやり続けなければならない。そんなことを再確認したライブだった。

帰り、環七沿いを自転車でフラカンの『世田谷夜明け前』を聴きながら下北まで帰った。目の前は決して明るくない。あてがあるわけでもない。だが、泣いてはいられない。走り続けるしかないんだ。

今日のBGM：おとぎ話/泣くな

昨日、川崎のクラブチッタでダイノジロックフェスへ行ってきました。12時間という時間だけでなく深く濃い濃密なイベントだった。ライブを観ながらいろんなことを考えた。楽しいことも悲しいこともいろんなことを。

やはり、銀杏BOYZは凄かった。その存在感は破格だった。ステージの幕が上がる瞬間、客席から湧き上がる怒号があがった。特別ファンでもない僕でさえ震えた。峯田くんがMCで、「俺にはこれ（音楽）しかないんだよ！」て言ってた。僕にとって、「これしかないもの」て何だろう？わかっているようで、たまにわからなくなる。不安になる。何にもない気がしてくる。ただ、それでも生きてるとたまにだが「俺はこのために生きているんだ！」て思える時もあるのだ。だから人生はたまらない。

フラカン、圭介さんがキレテタ！あんな鬼気迫る圭介さんの姿を観たのは久しぶりだ。ワンマンだともっと楽しんでる。今回、前に出た銀杏BOYZの影響もあったかもしれない。そして、その銀杏BOYZを観に来た若いロック少年達へ、「フラカンなめんなよぉ！！」て心で叫んでいた。何にもない、何にもない毎日を繰り返すだけの生活、ただそんな中にこそ僕らは何かかけがえのないものを見つけられるのかもしれない。絶叫する圭介さんの姿を見つめていたら、素直にそう思った。それだけだ、それだけで十分だった。

もう時刻は朝の6時を過ぎた頃、とうとうこの日のトリを飾るコレクターズのライブが始まった。40歳を過ぎた生きる日本のロックというべき彼らのステージは、貫禄とともにいつも新鮮だ。彼らの前に出ていたバンド全てに共通し、そしてコレクターズを観ていて一番感じること、それはロックンロールとは満たされないものたちの音楽だということだ。日々の生活が充実し幸せをかみ締めて生きている人にはロックンロールは必要のないものなんだと思う。ただの趣味で済んでしまうもの。吐いて捨てるような消費物なんだ。そんなものにいつまで経ってもすがり付いて大事にして生きてるような不幸なのだろうか？わからない、今の僕にはわからない。ロックンロールが必要なくなる時、僕は今より幸せで純粋な笑顔で笑っているのだろうか？そしてその時、そんな僕の横で優しく微笑みかけてくれる人がいるのだろうか？

ただ、悲しい笑顔ばかりはもううんざりなのだ。

今日のBGM：前野健太バンド/心に脂肪がついちゃった

昨日は実は仕事だった。てっきり勘違いして部屋の掃除なんかしてたら、チラッとお店の出勤表を見た。普通に出勤になってた。焦ってお店に電話し電車に乗った。もちろん遅刻だ。仕方あるまい。こんな日もある。て、開き直ったら、スゴク気持ちが軽くなった。ふわふわになった。こんな日に見る真っ青な空、悪くない。

で、今日はホントのお休み。しか～し事件は降って沸くように起きるのだ。朝、洗顔してコンタクト入れようとしたら、そのコンタクトを落としてしまったのだ。正直2時間ぐらい探した。見つからない、泣きたくなった。諦めてメシ食って街へ出かけた。夕方帰ったら、冷蔵庫にぺたっと張り付いてるコンタクトを発見。あぁホッとした。こんな日も、まぁ悪くない。良いことはもちろん悪いことも全部吸い込んでいくんだ。憧れのスポンジマンへの道は長くて険しい。明日も一歩ずつ自分の足で歩いていこう。

明日は、ダイノジのロックフェス！久方ぶりの銀杏BOYZが目玉だけど、コレクターズのトリも見逃せない！もちろんフラカンは明日もやってくれるだろう！僕が行くのは1日目だけど、2日目に出るはずだったイースタンユースが吉野さんのケガでキャンセルになってしまった。ただ、オフィシャルのコメントを読む限り元気そうだ。安心しました。ズッコケ道中は明日もまた続くのだ。あとは楽しむだけだ。

今日のBGM：トモフスキー/コインランドリーデート

今日は昨日と一転して停滞ぎみ。仕事も心もどこかそぞろだった。興奮の後の倦怠みたいなものだろうか？明日になれば、またいい風吹いてくるのだろうか。天気予報じゃ明日は東京小春日和らしい。自転車でどこかの街をぶらつくのも悪くない。てことで明日はお休み。何にも考えず、子供のような顔しながらふらふら東京の街に浮かんでいたい。そんな無為な一日がたまにあってもいいだろう。

さっきの前野健太くんのHPで彼が撮った写真を見ていた。写真は撮る人の心を写す鏡のようなもの、そんな臭い言葉がつい出てしまうほどキレイな写真、心の澄み切った天使のような写真だと思った。こんなこと彼に言ったら馬鹿にされるかもしれない。でも、僕はそう思った。それでいいんだと思う。

明日もとりあえず生きのびよう。何気ない日々の連続から、今まで見えなかったものも見えてくることもあるかもしれない。

今日のBGM：湯川潮音/雪のワルツ