孤立無援の花
『都会の迷子さんvol.6~迷子さんぶらり旅 大阪編~』
10/11(土)大阪ムジカジャポニカ
http://musicaja.info/
出演:渚にて
前野健太
ぱぱぼっくす
三輪二郎
オープニングアクト:さんましめそば
DJ:なんのこっちゃい西山。(仮)←今の仕事辞めたら行けるみたいです。
開場17:30 開演18:00
前売¥2200 当日¥2500(共に1ドリンク代別)
『都会の迷子さんvol.7~迷子さんぶらり旅 京都編~』
10/12(日)京都ウーララ
http://www.ooh-la-la.jp/index.html
出演:長谷川健一
三輪二郎
shiba in car
前野健太
オープニングアクト:ナキミソ
DJ:なんのこっちゃい西山。(仮)
開場18:30 開演19:00
前売¥1300 当日¥1500(共に2オーダー代別)
大阪、京都とも東京より前野健太くんと三輪二郎くんと共に、各地のツワモノたちと共演してきます!
本当に楽しみです。あと、京都に出演してくださるナキミソさんは、春に前野くんの京都ライブで知り合った現役大学生のシンガーソングライター。その後、送って頂いた音源がとても良かったので、今回出演して頂くことになりました。ありがとうございます。楽しみにしています。
こちらのイベントのフライヤーも、今月中頃には完成する見込みです。大橋くん、奥田さん、暑いですがよろしくお願いします!
で、その大好きな大橋裕之くんのマンガの最新刊がついに完成したみたいです!
『週刊オオハシ9号』
税込630円
「夏の手」(新連載)
「宇宙入門」
「太郎は水になりたかった」
「日々」
「ジャンプ少年ヒトシ」
裏表紙イラスト 河井克夫
表紙デザイン 奥田亜紀子
取扱店
タコシェ、円盤、CHOCOLATE CHIWAWA、BASARA BOOKS、ガケ書房(※ガケ書房は8月4日(月)発売になってしまいます。すいません!)、ディスクユニオンお茶の水駅前店(先着特典イラストあり!)
ちなみに、お茶の水では販売開始は少し遅れます。いろいろと企みごとがあるので、それが決定したとき思わぬ形で発表できるかと思います。大橋くん、よろしくです。頑張りましょう!
あと、明日秋の『都会の迷子さん』関西ツアーにも出演してくださるshiba in carの記念すべき1stアルバムが、全国のレコード店で入荷(販売開始)する予定です!
僕は、先日のいなかやろうの企画で先行で購入したのですが、本当に透き通るような音世界に満ち満ちていて、汗だくの夜とかエアコンみたいに体を冷やしてくれるようです。けど、心は静かに耐えずに燃えているようです。
個人的に、石橋英子&アチコさんやタテタカコさんとの共演を観てみたいです。
で、冊子『トランジスタ~』の今号の特集もshiba in carです。インタビューを掲載しています。
ここのところ、いろいろ進退を考えることが多い。そういう機会に遭遇する。意図するしないにも関わらず、そういう時期に来ているのかもしれない。本当のところ、自分がいったい何がしたいのか、そのためには今何をすべきか、それが頭の中でくるくる回っている。答えは風に吹かれている、何てカッコいいことなんか言えやしないのだ。ただただ、呆然と日々をやり過ごして苦笑いしているだけだ。
日記もいつまで書けるかわからない、けれど本当のこと書けなくなったら、そのときはきっぱり止めたいと思う。
要は、気持ちなのだ。お金や権力で動かせるものばかりではない。それは、決して忘れないようにしよう。
今日のBGM:タテタカコ/敗者復活
有楽町で逢いましょう
昨日、大学時代の旧友と久しぶりに会った。有楽町で「夏の文学教室」て講演にお邪魔した。大学時代は、教授からタダ券をもらって毎年行っていました。何だか、久しぶりだった。
で、今回は穂村弘さんと町田康さんの講演で、今回は、「東京をめぐる物語」がテーマ。
穂村さんは、短歌の中で移り変わる東京の姿についてのものでした。100年近く前の北原白秋の歌から、2000年代の若手の歌までを通して、いかに東京という街が変化し、また変化していないか。そして、そこで生きる人間の生活の幸福とは実際のところどうなのか、などなどについて語ってました。
町田さんは、「中原中也と東京」。でも、あんまり中原中也は好きじゃないみたいでした。何だかうまく誤魔化されたような講演だった。あれが町田さんじゃなかったら、ちょっとって感じだったかもしれない。
とっても久しぶりに有楽町へ行くというので、何回も乗換えを間違えてしまった。
はじめ小田急で新宿行って、でまた代々木上原まで戻ったりして、千代田線でもどこで降りればよいのか悩んだ。
約束の時間に40分ぐらい遅れてしまった。でも、友人はニンマリしてた。元気そうだった。
その友人の知り合いのご夫婦が経営している食堂でご飯を食べる。ひさしぶりなので、話したいことたくさんだったので、僕は食べるの忘れてしまったよ。でも、楽しかった。
講演を聴いた後には、友人オススメのパン屋さんを紹介してもらった。あんぱんが美味しかった。優しいあんこの味だった。もう1個食べたかった。
夕方、日比谷公園まで歩いてベンチでボォ~としていた。いろいろ悩み事、どうしようもないことはあるけれども、こんなひとときがある。それだけで嬉しいし、何とかなりそうな気もしてくるから不思議だ。
それは、ホントは何とかならないことかもしれない。でも、そのとき瞬間だけでも、「何とかなりそう」な気がした。そのことが、今重要なんだと思う。それが一つでもあれば、生きていける。そう思う。
東京の青い空、ゆっくり動く雲たち見てると、何だか笑いたくなる。隣の友人も可笑しそうだった。よっぽど、僕は変な顔していたに違いない。
こうやって、休日は何かひとつでもこうして書きとめる出来事、そんなものひとつあれば十分なんだと思う。
外へ出るのが楽しい、人見たり、他の動くもの見たり、街並みのそれぞれの表情ひとつひとつが重要なんだと気付く。
夜は、知人のお店へご飯食べに行った。美味しかったぁ。じんわり胸が温かくなる、ホント美味しいもの食べている時、その時が人にとって1番幸せなときなんじゃないかと思った。本当にそう思うよ。
夏の東京の夜、街並みが好きだと思う。良い人も悪い人もいるんだけど、そんなこと対したことないように、東京の街は今日もいろんな光で彩られているのだ。それを味わうことが、少しかもしれないができた夜だったと思う。浴衣着たくなった。
大好きないなかやろう、待ちに待った新音源が出来上がった。本当に待ってた。
正直、CD-Rじゃもったいない!と思うくらい完成度が高い渾身の3曲です。
「ロージー」は、いなかやろうというバンドの愛らしさが目一杯に包まれた彼らの新たなテーマソングです。
他2曲も本当によいシングルです。現在は、ライブでの手売りだけですが、ユニオン各店にも近日中に入荷する予定です。特典も何か付くかもしれません。
ぜひ、聴いてみてほしいです。
で、お店でいうと、日々の業務に追われながらもいろいろ進行中です。手作り冊子『トランジスタラジオで聴きたい日本のロック便り』の最新号も来週中には完成します。
あと、ウチのお店限定のオススメの委託商品も近日中にいくつか入荷予定です。改めて告知します。どうぞ、よろしくお願いします。
今日、夕方あがりで阿佐ヶ谷へ。漫画家本秀康さんのイベントへお邪魔と思いきや大遅刻してしまい、打ち上げ中のお店へご挨拶だけ伺いました。
本さん、大変失礼しました。ごめんなさい。前野くんや大橋くんも来ていた。
待ち合わせしていた松倉さんとまたもやご相談。あと、阿佐ヶ谷の町でイベントのチラシ配りのお手伝い。
いろいろな出来事が同時展開で急激に起こっている。正直、今すぐ決断を下すことはできそうもない。何が正しくて、何が間違っているのか、誰が悪く、誰が良いのか、とても難しいし、それに答えはないのかもしれないと思う。
ただ、その人が素直にやりたいことをやる、素直にやれる場所でやるのが1番良いのだと思う。決して個人の趣味や、あるいは利益のためだけになってしまわないように。
そして、大切な「うた」がいつまでも在り続けるように。ただ、願うだけ。
阿佐ヶ谷のパール商店街へ行ったら、頭上に大きな鬼太郎とねずみ男がいた。あと、ヤッターマンもいた。記念に撮影してもらった。阿佐ヶ谷はよい町だと思う。
きさくなカップルが嬉しいそうだった。夏は、ウキウキしていたいと改めて思った。
ブログを書くことは、たくさんの人に読まれるってことなんだと改めて当たり前のことを考える。発言など、やはり気をつけなければならないのだろう。
でも、もっともっと「自分の言葉」で書きたいと思う。それだけです。
今日のBGM:いなかやろう/パーフェクトミュージック~みんな元気
http://jp.youtube.com/watch?v=sWsME7QFyOQ
スタンド・バイ・ミー
午前中の映画館は何だか清潔感が充満していて好きだ。ホント生粋の映画好きが観に来ている感じ。イチャチャカップルの姿がないから居心地もよかった。
『スタンド・バイ・ミー』、TVやビデオで何度か観ているけど、やっぱり映画館で観るのは格別。
少年時代、友人や周りの大人との軋轢や衝突、その中にこそ大事なものが隠されてるんだと思う。その人の人生に本当に大事なもの、それが隠されているに違いない。
TVゲームやパソコン、携帯では得られない、本当の生きている実感、それはやはり人と人との関係の中でしか得られないと思う。当たり前だけど、そのことを再認識させてくれた。
同時上映の『打ち上げ花火 下から見るか 横から見るか』も懐かしかった。夜のプールって何て素敵なんだろう。大好きな『台風クラブ』でも夜のプールで遊ぶシーンがあったかと思う。何かが生まれる予感がするシチュエーションなのだろうか。
青春は2度とは戻らないのだ、今年の夏は1度だけなのだ。もっと、生きなければならない。
昼過ぎより、松倉如子さんと下北のジャズ喫茶マサコでいろいろの打ち合わせ。松倉さんの固い音楽への決意、何かと協力できれば嬉しい。
マサコにも久しぶりに訪れた。下北沢へ引っ越してきた頃、地元民にかぶれようと思って雑誌に載っていたこのお店へ何度も通っていた。
その頃と何も変わっていなかった。内装が本当に素敵なのである。音楽も好き。ジャズは、ブルーノートのモダンジャズが1番好きなのだけれど、ホントそこからの音源がたくさんだった。レコードはやっぱり音が素敵だ。
訪れる人たちも何だかミーハーな人たち除けば(大抵そういう人は2.3人で来る)、皆それぞれの孤独にそっと寄り添いながら、でもそれをすごく楽しんでる風でとても好感がもてた。こういう場は残っていてほしい。
また落ち着いたら、ひとりで読書したいと思う。大事な場所です。
夕方、下北界隈のレコード店やライブハウスを松倉さんとチラシ配り&営業、快く対応して頂けた皆さん、本当にありがとうございました。
「いーはとーぼ」にもチラシを置きに行ったら、銀杏峯田さんと敏感少年隊をしていたわくわくガールズの方と遭遇した。彼女たちは、松倉さんとも大の仲良しなのだ。
久しぶりの再会で、みんな嬉しそうだった。
近所のギャラリーで今日までTシャツ展に参加してるとのことで覗かせて頂いた。
色々の才能が、ホント街のあちらこちらで転がっている。それを見つけられるのかは、その人自身の力なんだなぁ。
11/14(金)、松倉さん企画の大事なライブが吉祥寺のスターパインズカフェで行われます。ぜひ、お越しください!
松倉さんご用達の古着屋にもお邪魔しました。松倉さんのステージ衣装もここで購入してるらしいです。店員さんが素晴らしく素敵な人たちで嬉しかった。
今日だけ特別半額セールみたいだったので、僕も調子をこいて財布と帽子を買った。3000円しなかった。すごいね。
てことで、松倉さんより夏のオススメライブ情報です。夏のワンマン、ぜひ遊びに来てください。
よろしくお願いします。
●8/8(金)「松倉如子20名限定生音ワンマンライブ(演奏:渡辺勝)」
【大陸バー 彦六】(03-3336-5153)
※ご予約は彦六まで hiko6@inv.co.jp
open18:00/start20:00 ■¥1,500 (ワンドリンク付)
まだまだ席は空いております。今年のワンマンライブはこの日と、9/1下北沢のみ。
何卒よろしくお願いいたします!
久しぶりに朝から密度の濃い休日を過ごすことができた。いろいろあるのだが、明日へと繋がる何かを見つけられたような気がする。
本当に充実しているときにはお酒なんかいらないのかもしれない。お酒を必要とするとき、何かしら自分自身に後ろめたいものがあるときが多い。
今日は、素面でゆっくりじっくり日々を味わうことができた。こんな日がまたくればいい。
いきなりの雷雨もびっくりしたけど面白かった。
とにかく、人に出会うのは楽しいなぁと思った。いろいろなもの感じられた。
今日のBGM:エレファントカシマシ/平成理想主義~BEN.E.KING/STAND BY ME
http://jp.youtube.com/watch?v=2kxUT9hw9a8&feature=related
暮れ残る真っ赤な風景
全国のライブハウス、スタジオ、あとディスクユニオン店頭にて配布中です。ぜひ、読んでみてください。
で、今号の表紙はeastern youthです!イースタンは今年で活動20周年で、先週ベスト2タイトルとオムニバス「極東最前線2」が発売されました。
オムニバスを少し聴かせてもらったのですが、各アーティストのテンションがものすごいです。イベント「極東最前線」への熱い、紛れもない剥き出しの情熱が各々に感じることができる鉄板のような1枚(2枚組)です。
フジロックは行かなかったけど、フジロックのeastern youth観たかったなぁ。しかもグリーンステージだったね。
秋の渋谷AXワンマンは何とかお邪魔したいものです。楽しみだ。
とりあえず、今年も「夏の日の午後」を聴き倒そう。そんな夏の日が毎年、必ず一度はあるのだ。
24日、仕事帰り下北CLUB QUEへ。夏の陣、フラカンと毛皮のマリーズの激闘へお邪魔しました。
7時半ごろ着いたら、もうマリーズがやりたい放題、ロックンロールの嵐であった。間髪入れず、正に嵐だった。
下北で観るフラカン、何だかとても久しぶりだった。僕がフラカンのライブを観はじめた頃、毎月のようにQUEやシェルターでライブがあった気がする。そして、その頃によく聴いていた曲、この日これでもかと披露されていた。
「発熱の男」、この曲は本当に好きだ。前川さんも確か1番好きな曲と言ってた気がする。あの頃のフラカンを象徴した名曲だと思う。聴けば聴くほど、その曲へ込めた強く深い決心を感じることのできるフラカン決意の1曲だ。
そして、フラカンにとって現時点最高傑作である、僕にとってもフラカンそして日本のロックで1番影響を受けたアルバム『世田谷夜明け前』からの楽曲もこの日たくさん披露された。
「世田谷午前3時6分」この曲は本当にヤバイのです。歌詞が何だか混沌としてて、圭介さんのもう一つの顔が前面に出た怪作です。
「寄鷲橋サンセット」、昔この曲ばっか聴いていた時期があった。やっぱり、それなりにショック、挫折を味わったときだったと思う。いろんなものから逃げていた。現実を後回しにしてしまっていた。でも、このまんまじゃいけないことは、日を増すごとに実感していた一時期だった。そんな頃、強く強く自分自身を包んでくれたのがこの曲だったと思う。切ないほど、虚しいほど、やりきれないほどの毎日だからこそ、それだけに何かを強く求める気持ちは強まっていく。そのこと、そんな自分にとって大事なもの教えてくれた曲。改めて、大事な曲だと思った。
25日、池袋の新文芸坐へ市川崑監督特集へ。この日は、「黒い十人の女」と「おとうと」。「黒い十人~」は、映像がめちゃくちゃカッコよかった。ただ、この主人公みたいなモテモテぶりには途方に暮れてしまった。モテモテも大変そうだよ、結局どっちみち、苦しみってのは変わらないのかもしれない。
「おとうと」は純粋に素晴らしかった。岸恵子さん、正に「女優」という言葉にピッタリの人だ。輝いていた、そして今も輝いているのだ。想像もできないほどの努力、そして天性の魅力を感じることができた。
新文芸坐、とっても久しぶりに来た。昔はよくオールナイトを観に行っていた。高田馬場の専門学生の頃、帰り際ふらっと寄ったりもした。
ここで観たATG特集は今も胸に刻まれている。「サード」や「青春の殺人者」「祭りの準備」「津軽じょんがら節」そして「書を捨てよ町へ出よ」、今も自分てどうしようもない人間の根幹にある名作ばかり、この映画館で出会うことできた。
ありがとうございます。久しぶり記念に、ウディ・アレンの「マンハッタン」のパンフレットを買った。
この映画も大事な大事な映画なのだ。自分の中でロマンチックといえばこの映画なのだ。
この映画に出てくるような素敵な出会い、これからまたあると嬉しい。
26日、東高円寺UFOCLUBにて『中央線ラプソディ』、いわずみくんお疲れ様でした!
とっても充実、てんこ盛りなイベントだった。ホント、中央線、高円寺や阿佐ヶ谷あたりの定食屋さんのハンバーグステーキみたいだった。お客さんもたくさん入ってた、良かったね!
「こどものこども」、唯一無二の音楽、いつのまにか目の前に頑としてある大事なもの、普段気付かないけど、なくしてはじめて気付く大事なもの、たくさんちりばめられた音楽、どうもありがとう。
「三輪二郎といまから山のぼり」、現メンバーではラスト前のライブ。これまで何度も出演してきたUFOCLUBだけど、この日はやはり特別だった。そういえば、僕がはじめて三輪くんのライブを観たのもUFOCLUBであった。確か、おとぎ話の企画のときだ。
そのときのこととか思い出しながら聴いてたら、何だか思わず胸が熱くこみあげてきた。「出不精のバラッド」で何度も何度も、彼らと出会って本当に良かったと思った。
横を見たら、そのおとぎ話の有馬くんも来てて感動している面持ちだった。ニヤニヤしてたけど。
三輪二郎といまから山のぼり、8/14の横浜寿町フリーコンサートにていったん幕を閉じます。
ぜひ、最後の勇姿を見届けてあげてください。よろしくお願いします。
夏はやっぱり何か新しい1冊を読もうと思い、休日に下北駅前の博文堂書店で大宅歩さんの『ある永遠の序奏』(角川文庫)を買った。昔よく読んでいた重松清さんがオススメしていた。
かの有名な大宅壮一(大宅記念館て資料館に昔行ったことがある。)の息子さん。体が悪く33歳で夭逝してしまうのですが、彼が青春期に残した詩や箴言を集めた遺稿集。
鋭い言葉がページを捲るたびにグサッと胸を刺してくる鋭利な刃物のような純粋で敏感な言葉たちだった。
青春時代、青臭いがその頃少なからず誰もが持っている混沌とした思い、それが剥き出しだった。
表現するって、本来これぐらい危険を伴うものだということを改めて考えさせられた。
ブログは今、ものすごい勢いでみんな書いてるけど、本当に読む値するもの、その人自身が書かれているものは実は少ないような気がする。アクセサリーや安心感のためだったら、僕は書きたくないと思う。
どうせ書くのなら、自分の死に場所を見つけるぐらいの気持ちではないと、それはやっぱり嘘だと思う。
書くという行為、そのこと自体を揺り動かす、再認識させてくれる1冊でした。ありがとう。
今日のBGM:eastern youth/夏の日の午後
滑走路までやっと来たんだぜ
ご来場してくれた皆さん、どうもありがとうございました!そして、長丁場お疲れ様でした。
代々木Zher the ZOOのスタッフの皆さん、どうもお世話になりました。いろいろ我がまま聞いてくださり、本当にありがとうございました。
そして、この日出演してくださったミュージシャンの皆さん、素晴らしいライブでした。ありがとうございました。感謝いたします。
そしてそして、毎回素敵な選曲で胸をクスクスさせてくれるDJなんのこっちゃい西山。さん、今回も胸ずっきゅんなDJありがとうございました。元気だしてください!
その他にも、写真撮ってくれた長塩さん、ビデオカメラ担当の崎田くん、どうもありがとう。本当に助かりましたよ。
あと、長州くん、来てるの知らなかったけど前野くんサブステージライブでは素敵でした!ありがとう。
三輪二郎といまから山のぼり、8月14日の寿町フリーコンサートにて活動停止となりますが、残り少ないライブ、1本1本丁寧にこなしてくれるはず。皆さん、ぜひ観届けてください。
今回のライブも完成度の高いものだった。新曲はどんどん加速度を増していく。そして、『出不精のバラッド』いつになくグッときた。どこまでもどこまでも、遠い空飛んでいくような気分だった。
埋火、曲の完成度という点ではこのバンドこそ随一だと思う。見汐さんの歌とギター、腰にまで沁み込んでいく様な説得力がある。
「サマーサウンズ」そして「だから私と」、素晴らしいの一言。
おとぎ話、彼らを今回はじめて『都会の迷子さん』に呼べて本当に嬉しいです。
彼らとは日ごろから関わってはいるけど、なかなかイベントに呼べませんでした。けれど、1周年、そしてぱぱぼっくすのレコ発に満を持して出演して頂けました!有馬くん、牛尾くん、前越くん、そして風間くん、本当にありがとう!
ライブは、当たり前に奇跡的なライブだったよ。この夏も、彼らはもっともっと大きなところでやってくんだろうなぁ~と感慨深げに観ていました。
期待してます。
サブステージの前野くん、ロマンチックだった。長州くんもナイスでした。
実は、昨年第1回目の迷子さんに出演しているアーティストは前野くんだけ(二胡吉田くんもだけど)、彼にはやはり特別なもの、夢を託しています。意図的ではないけど、彼の存在はかけがえのないものなのです。
トリは、この日の主役ぱぱぼっくす。横から観ていたけど、さわださんの歌、そしてしぐさが相変わらず素敵すぎました。小柄ながら誰よりも存在感を放っていた。もちろん、たるたに先生もさすがだった。いるだけで発していた。
タイトル曲「僕のものになれ」のはじまるとき、さわださんが「片思いの曲」て言ってたのが胸にキュンときました。そうなのだ、そうなのだ、ホントに痛々しいくらい恋しい、愛しい、片思いの曲ばかりなのだ、ぱぱぼっくすは。だから、大好きななのだ。これからもいつまでも片思いの曲を歌い続けてほしい。
写真をたくさん撮って頂いたみちさん、どうもありがとう!
写真は、三輪くんと松倉さん、なかなか見れない2ショットです。松倉さん、普段はあんまり人のライブには来ない人にも関わらず遊びに来てくださりました!本当に嬉しいです。ありがとう!
松倉さんには、いつかまた『都会の迷子さん』に出演して頂きたいです。自信持って呼べるように頑張ります。
今月末まで、いろいろな媒体の原稿や日々の業務などに追われそうです。
で、来月中旬ぐらいまでには次回のイベント詳細を告知できるようにします。
折込のチラシにもありますが、今秋には初の関西ツアーを含む3公演を企画します。
関西は、10/11(土)大阪ムジカジャポニカ、10/12(日)京都ウーララの2つ。
そして、帰京して10/17(金)新宿レッドクロスにて秋の迷子さんを締めくくります。面白い企画、喜んで頂けるような企画、もちろん自分が楽しいイベントをこれからも企画していきたいと思います。
どうぞ、お時間やご都合よろしいときふらふらっと途中下車するような気持ちで遊びにいらして下さい。
死ぬまで続けていこうと思いますので、いつでもどうぞお待ちしてます。
写真は、上の写真も撮って頂いたみちさんから提供して頂きました。何だか色合いとか好きなのでUPします。ありがとう。
遠くを見てます。まだまだ遠い空を、ただ馬鹿なだけかもしれないけど。
あと、イベントで声かけていただいた方、あんまりお話できず残念でした。できるなら、ひとりひとりの方と呑みたいぐらい嬉しいんですよ。ありがとう。そして、ライブ後僕から話しかけておいて勝手なこと言ったりしてしまった方、どうもごめんなさい。これからもよろしくお願いします。
付録:なんのこっちゃい西山。DJリスト(今回も面白い選曲、ありがとうございました!)
1.キミドリ/オ・ワ・ラ・ナ・イ(OH、WHAT A NIGHT!)
2.木村カエラ/JASPER
3.PERFUME/チョコレ-ト・ディスコ
4.group_inou/MAYBE
5.オフマスク00/Brand NewVoodoo
6.イルリメ/トリミング
7.ジッラリンジン/自転車
8.上々颱風/LET IT BE
9.吾妻光良&スゥインギン・バッパ-ズ/最後まで楽しもう
10.RCサクセション/すべてはALRIGHT(YA BABY
11.遠藤賢司/通好みロック
12.真島昌利/情報時代の野蛮人
13.Theピーズ/底なし(佐藤SELECTION)
14.エゴラッピン/GO ACTION
15.相対性理論/LOVEずっきゅん
16.フラワーカンパニーズ/この胸の中だけ(佐藤SELECTION)
17.eastern youth/裸足で行かざるを得ない(今日のなんのこっちゃいの1曲)
18.エレファントカシマシ/ふわふわ
19.湯川潮音/秘密
20.あふりらんぽ/あかんこのまま帰さない
エンディングBGM 渥美清/男はつらいよ
今日のBGM:渥美清/男はつらいよ(昨日は1日中寝て、夜『男をつらいよ』2本借りてずっと観てました。)
お祭りの日を待つ子供のように
明日、昨年の海の日からはじまった自主企画イベント『都会の迷子さん』の1周年記念イベントを、代々木Zher the ZOOさんにて開催させて頂きます。
お時間等ご都合よければ、ぜひ遊びにいらしてください!
よろしくお願いします。
『都会の迷子さんvol.5~僕のものなれ~』
都会の迷子さん生誕1周年記念日
&ぱぱぼっくす3rdALBUM『僕のものになれ』発売おめでとう !
7月21日(海の日) 代々木Zher the Zoo
出演:ぱぱぼっくす(大阪)
おとぎ話
埋火(東京+大阪+福岡)
三輪二郎といまから山のぼり
サブステージ:前野健太
DJ:なんのこっちゃい西山。
開場17:30 開演18:00
前売¥2300 当日¥2500(共に1ドリンク代別)
お問い合わせ:代々木Zher the Zoo TEL 03-5358-4491 E-MAIL zherthezoo@ukproject.com
【タイムテーブル】
開場
17:30~
開演
18:00~18:10 前野健太(メインステージ)
18:15~18:55 三輪二郎といまから山のぼり
19:10~19:45 埋火
20:00~20:40 おとぎ話
20:40~20:55 前野健太(転換 サブステージ)
20:55~21:45 ぱぱぼっくす
昨日は、新宿red clothさんにて太陽民芸の復活祭にお邪魔しました。
太陽民芸は、気さくで素敵で酔っ払いなジロウさんが率いる最高のロックンロールバンド、メンバーは変わっても相変わらず熱かった。ジロウさんの面白いテンションが好きです。
前野くん、今回は二胡吉田くん、ドラムあだちくん、そして活動休止中のゲラーズの大久保くんのDAVID BOWIEたちで参戦。ロックでポップなライブで、これまた面白いなと思いました。短かったけど、最近の前野くんが凝縮されたようなライブだった。歌は確かに届いていたと思う。「SAD SONG」、観るたびにたくましく、切実さを増していく。もっともっと大きな曲になる予感がする。
写真はお疲れさまの風景です。本当にお疲れさま。夜風が優しかったなぁ~。人もね。
帰りは、みんなで花園神社で少しのんびりしました。
カップルがロマンチックでした。
ゲラーズの大久保くんとはちゃんと話したのははじめてだったけど、とてもよい人だった。呑んでもっと話したいと思った。
石畳の階段で夜風に吹かれながらサイダーを飲んだ。
子供の頃、夏祭りが行われていた近所の神社の風景を思い出した。
あの頃、何の不安もなかった。夏休みの楽しみといえば、午前中にやってた仮面ライダーや少年アシベ、コジコジを観て、その後学校のプール行って、その帰りにアイス食べたり、友達の家でファミコンやったりすることだった。それがホント毎日続いていくものだと思っていた。それで十分だった。
でも、やっぱり宿題はあるのだ。いくつになっても、それぞれの宿題はあるのだ。自分自身の中にいつまでも。
音楽は、僕にとって音楽はそんな子供の頃に夢中になったもの、その全てだと思う。
最高の遊び場所だと思う。だから、その最高の遊び、命がけの遊びをひとりでも多くの人に届けたいと思う。
おせっかい極まりないけれども、それが僕の喜びなのだ。生きている、ということなのだ。
それだけ、それだけで胸がふくらんでいく。
明日は、そんな最高の遊び場所にできれば嬉しいと思う。
大きなイベンターさんが企画したロックフェスはたくさんあって、それはその分のお金を払った分だけの喜びや感動を存分に与えてくれるものだと思う。
けれど、個人でしかできないことも何かしらあるとも思う。僕は、それを信じたいと思う。
大きなロックフェスでは味わえない、「何か」それぞれに大事なものを届けられたら幸いです。
どうぞ、『都会の迷子さん』1周年記念、そしてぱぱぼっくすレコ発をお祝いにいらしてください。お待ちしています。
今日のBGM:エレファントカシマシ/友達がいるのさ
そして、ぱぱぼっくす/僕のものになれ
http://jp.youtube.com/watch?v=bh40Y_0PrIU&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=b4Y7i34huEY
うたが一つ残ればいい
今晩は、品川教会にてタテタカコさんのライブを拝見させて頂きました。
タテさんのライブは、1月の『都会の迷子さん』以来とても久しぶりだった。
アルバム『敗者復活の歌』は、今までになくタテさんの本性が、人間性が表に出たものだった。
そのアルバムの東京ワンマンライブは、毎年恒例の品川教会。荘厳な雰囲気の中、タテさんが張り詰めた空気を一音一音で変えていく。それは、とても自然な変化だった。
以前はどこか青々しく感じられたものだけれど、今はもっと色彩豊かな「うた」に溢れている。思わず吹き出したくなるような面白い歌詞があったり、気をてらうことのない表現がさらに豊かに激しくなっていた。
アルバムでも中軸をなす「君は今」「人の住む街」「あした、僕は」の3曲、本当にしびれた。心の奥底に静かに静かに響いてくるものがある。帰りの電車、東京の街並みと重ね合わせながら、それを反芻した。
「まだやれる まだやれる」、心の中で唱えながらの帰り道。本当に「まだやれる」、そう思えてくるから不思議だ。音楽、歌の力、それは形にならないし、証明できるものではない。けれど、だからこそそれに注ぎ込む情熱やお金は、無限の価値を生む可能性があるのだと思う。タテさんの音楽は、確かにそのこと証明して見せていた。
品川に降りたのは、久しぶりだ。夜の品川駅周辺は、立派なホテルが目立ち何だか旅先で寄った長崎や京都の街並みのようだった。3連休目前だけあって、各地の観光客や外国人が目に付いた。呑み屋の前では、サラリーマンたちが大声で笑っていた。
夏の品川を歩いてたら、大学生の頃ひとりで夏に長崎へぶらり旅したことを思い出す。
当時、かぶれていた遠藤周作の小説で長崎の舞台のものがあってその風景が見たくて行ってみたのだった。
バスで海沿いの遠藤周作の記念館に行って、その帰りのバスの中、夕暮れ時の街は夏祭りでとても賑やかだった。それをバスの中からひとりでボンヤリ見ていた。
その風景、何年経っても何も変わらず自分の中にある。
「お祭りの日を待つ子供のように 待ち続ける俺を笑いてぇんだ」てエレカシ宮本さんの言葉のような気持ち、夏になると思い出す匂い、感情がある。
何だか知らないけど、胸がウキウキとしくる瞬間、お酒なんて呑まずに陽気になる瞬間がある。それが、結局空振りだったり、勘違いだったとしても、そんな気持ちを掻き立てる何かが自分の中にまだある、ただそれだけで十分だと思った。
また夏がはじまるのだ。いろんな人、風景、そして歌に出会いたいと思う。
15日、おとぎ話とアナログフィッシュの2マン、下北沢CLUB QUE。体調崩しててあまり集中してライブ観れなかったけど、夏に聴く「ナイトスイミング」は格別、改めていい曲だと思った。21日も聴けたら良いなぁ。
16日、仕事帰りに下北のユニオンでパラダイス・ガラージ豊田道倫さんのライブにお邪魔しました。遅れてしまいほとんど聴けなかったけど、「移動遊園地」が聴けて良かった。ホント良い曲。ギターが違う楽器みたいだった。
知り合いの人がたくさん来ていて、びっくりした。少し居心地悪かった。
前野くん、崎田くん、そして直井さんと共に近くのkata cafeでビール呑みながら、いろいろ企む。というか、僕はニヤニヤしていただけだった。
そのまま、我が家ときわ荘へ。YOU-TUBEで「スクール・ウォーズ」の映像や大映ドラムの素晴らしさを再確認した。スタッフの方の気持ちの入れようが半端ない。
写真は、近くの公園。夜の誰もいない公園て素敵です。
ここのところ毎週借りている寅さん映画DVD、今回は第5作目『望郷編』を借りた。
マドンナの長山藍子さんはさっぱりした美人で素敵でした。
今回は、地道に汗して暮らそうとする寅さんの姿が面白く、グッときた。
好きな娘への恋心、それが寅さんの何よりもの喜びだった。
けど、やっぱり結局その女性には恋人がいて、結婚の知らせを聞いてしまう。
今度こそはと思ってはいたが、その思いはもろくも崩れるていく。
傷心で柴又へ帰ってきた寅さんの表情が何ともいえない笑顔だったのが印象的。
喜劇役者渥美清さんの底力みたいなものを感じた。
喜怒哀楽の激しい寅さんに比べ、渥美さん自体はとても寡黙で若い頃はとても病気がちだったらしい。そんな渥美さんが、ライフワークとして演じた寅さんは彼のもう一つの人生そのものだったに違いない。胸の思いのひとつの投影の姿だったに違いない。
だからこそ、それを観る人にあそこまで感情移入させてしまう何か、力があるのだと思う。
芸の道なんて語れないけれど、音楽や映画、本、マンガ、写真、そういうものに託された思いっていうものは、その人自身の生き様だったり、もう一つの自分の姿だったりするのだと思う。
現実ではどうしても消化できないものを、必死の覚悟で表現していく、そういうものはいつまでも残り続けるのだと思う。そうであってほしい。
今日のBGM:埋火/だから私と~サマーサウンズ
http://jp.youtube.com/watch?v=go2xfgqnNy0
http://jp.youtube.com/watch?v=d9fcceHcXJw&feature=related
わかってもらえるさ
僕にとってロックンロールといえば、このおふたり。忌野清志郎さんと仲井戸麗市チャボさん。リアルタイムでこのふたり活躍したRCサクセションを観ることはできなかったけど、清志郎さんの35周年記念イベントでのチャボさんとの絡み忘れられないよ。
先日の復活祭はお店の棚卸で行けなかったけど、去年はチャボさんにお会いすることできた。清志郎さんのお手伝いなどされてる方のご好意によりご挨拶させてもらった。何だか涙が出るほどに嬉しかった。
清志郎さんとは直接お話したことはないけど、その言動、そして音楽を知れば知るほど、確かに強く共感するところがたくさんあった。
彼らは、ライブではどハデなパフォーマンスで魅了するが、ふたりで話すときはスゴク静かにボソボソって感じで語り合うらしい。そういうときのふたりは、きっと恋人同士みたいに見えたに違いないよ。
で、その清志郎さんがまたしてもガンの告知を受け、夏フェスなど音楽活動を停止してしまった。
人生とは試練の連続だと思うけど、何だかあまりにも酷だと思う。
そして、こんなとき僕は何もできやしないよ。
きっと、大好きな人が困ってたとしても僕は何もできやしないのだ。
悔しくて悔しくてたまらない。けど、それが今の現実なのかもしれない。
ただ、元気でいてくれるように願うばかりなのだ。
自分のこともロクに面倒をみることができない人間には、それしかできないのだ。
94年久しぶりにふたりが再会した日比谷の野音ライブ「GLAD ALL OVER」のDVDを観ている。
「うたが一つ残ればいい」、ホントそんな気持ちにさせてくれる素敵なライブ、ショーだった。また、観たい。
11日、阿佐ヶ谷のLOFT-AさんにてSPOTTED701の直井さん企画にお邪魔しました。
普段お会いすることできない方にたくさん出会うことができた。
そして、その中で観る前野くんのうた、とても新鮮だった。はじめて観る人のこころ、確かに掴んでいたと思う。
CDも売れた。また、前野くんのうた知ってくれる人が増えて嬉しい。もっともっと日本中に彼のうたを届けられたらと思う。何とかしたいよ、そしてそれが自分の役目のように感じる。
大橋くんの紙芝居も面白かった。ゲラゲラ笑った。やっぱり彼は天才だと思った。
あと、女優の長澤つぐみさんがとても可愛かった。握手できて嬉しかった。
打ち上げでは、あの山下敦弘監督にご挨拶できた。緊張してつまらないことばかり話してしまった。残念だった。
映画関係の人は、正直音楽の世界の人より何倍もパワフルだった。夜な夜な映画談義が熱く繰り広げられていた。前野くんは早々と寝込んでしまった。大橋くんとお互いのこれからみたいなこと語った。先は見えないけど、今はとことんやりたいことやるしかないと思った。大橋くんに勇気をもらった。ありがとう。
朝方、みんなと別れマックで前野くんとモーニング。朝焼けが眩しかった。まだまだこれからやらねばならないこと、たくさんある。それをひとつひとつ考えて少しでも良い方向へ、楽しい道を歩んでいきたいと思った。それだけが、もはや望みだと思った。
12日、2時間ぐらい寝て出勤。夕方あがりで渋谷のO-NESTへ。YOMOYAのレコ発ライブ。ここでもフラフラ気ままに行ったにも関わらず思わぬいろんな人に会えた。嬉しかった。迷惑だったかもしれないけど。
寝不足、ご飯食べてなくてビールばっか呑んで変なテンションだった。躁てこういう状態なのかもしれないと、帰りの電車で少し落ち込みながら考えた。
ライブは新鮮だった。ネハンは少ししか観れなかった。モールスをはじめてちゃんと観た。よかった。モールス祭り行きたい。
13日、昨日も夕方あがりである打ち合わせ。いろんな人の意見を聞き、そこから何か自分の答えを見つけられたらと思う。まだまだ何もかも足りないような気がする。意識も知識も何もかも。
ただ、素晴らしいアーティストと出会えていること、それはとても大事、一番大事なことなのかもしれない。
彼らのため、自分が何ができて何ができていないのか、しっかり考え前進したいと思う。それしかないよ。
明日、パラダイス・ガラージの1stアルバム『ROCK'N'ROLL 1500』の再発盤が入荷されるボーナストラックも有りでとても楽しみだ。
2ndの『奇跡の夜遊び』もそうだけど、若さゆえのどうしようもない気持ちが詰まっていて感極まる気持ちになる。
10年後、前野くんの『ロマンスカー』聴いたらどんな気持ちになるのかなぁと思った。まだ、わからない。だから、とても楽しみだ。
ディスクユニオン下北沢店にて、明後日インストアライブが開催されるようです。閉店後なので仕事帰りにでもふらっと遊びに行きたい気分です。
http://diskunion.net/jp/ct/detail/IND2280
http://diskunion.net/jp/ct/news/article/1/3409
ここのところ、夏の新ドラマの広告/宣伝で深田恭子さんをよく見る。山手線に前面に写真が貼ってあった。今までは特に好きな感じではなかったけど、最近スゴク魅力的に感じる。氷結のCMも含めて何だか、大人の女性て感じ、でも可愛さもあって素敵だ。デートしたい。
今日のBGM:RCサクセション/君が僕を知っている
http://jp.youtube.com/watch?v=xAZ7kuH_cHM
流れ星だろ人生は
とっても素敵なお店だった。こだわりのレコードばかりかけてくれて嬉しかった。僕が行ったときにはちょうどボブ・ディラン!レコードの中のディランは、CDで聴くよりも少し優しげな声、そして表情をしていた。
迎えてくれた。
直井さんの情熱的、そして策士的なお話、すごくすごく魅力的だ。今を生きている人だと思う。僕は、まだまだだと思う。すぐ落ち込んだり拗ねたりしてしまう甘えがある。
一つの情熱へ向けて、いろいろな方面から考えられる直井さんは、前にも書いたけどここ最近影響をされまくりだ。何か突き抜けたものを持っている、大きな存在だ。
崎田くんもいろいろアイディアがあって面白い。下ネタばかりだけど。
ふと、思うことがある。
下北て場所のよさを実感すること。楽しげな仲間たちがすぐ側にいる。夜な夜な語り合える。
ひとりの夜も、決してひとりではないような気がする。
きっと、藤子不二雄や赤塚不二夫、石森章太郎などの先生が青春を過ごした「トキワ荘」もきっとこんな確かに温かな光があったんだと思う。それが、かれらの喜びだったんだと思う。
お金も地位もなかった当時の彼らには、どうしようもない情熱だけがポッカリ空いた胸の中にひとつだけあった。
それを語り合える友人との日々、またやりきれない思いを抱えるひとりの時間、それらがとても愛しいと思うときがきっとくる。その日まで、いきのばそうと思う。たとえ、永遠に出口がないとしても。
ちょっとセンチメンタルですが、明日はそんな直井さんが仕掛けるイベントが阿佐ヶ谷のロフトAで開催されます。前野健太くんのライブ、大橋裕之くんのトークなどもあるので、ぜひチェックしてほしいです。
ミニコミ誌「SPOTTED701」1周年&リニューアル最新号発売記念イベント
SPOTTED701, A-LIVE!
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/index.html
SPOTTED PRODUCTIONS(『童貞。をプロデュース』『片腕マシンガール』配給など)が発行するミニコミ誌『Spotted701』の創刊1周年&リニュー アル最新号発売記念イベントが開催!同誌執筆陣&同プロダクションが制作・配給・宣伝などで関わるインディーズ映画、ピンク映画の関係者を迎え、ミニライ ブ・秘蔵映像・ゲストトークなど内容満載でお送りします!
◎LIVE ACT:前野健太、ビト
◎TALK GUEST:長澤つぐみ(女優)、松江哲明(監督)、梅澤嘉朗(a.k.a.童貞2号)、大橋裕之(漫画家)、平沢里菜子(女優)、篠原友希子(女優)、古澤健(監督)、サーモン鮭山(俳優)、いまおかしんじ(監督)
◎司会:直井卓俊(SPOTTED PRODUCTIONS主宰)
OPEN19:00 / START19:30
前売¥1,500(飲食代別)/ 当日¥2,000(飲食代別)
※「Spotted701」VOL.1~VOL.6を持参の方は¥1500
最近、キャンディーズばっか聴いてます。YOUTUBEにもたくさんUPされてて嬉しい。
キャンディーズは、ホントの「アイドル」だと思った。アイドルって今もあるけど正直あんまりトキメクものはない。でも、キャンディーズはアイドルという言葉を本当の意味で全うした存在だと思う。
当時の映像を見ていると、今のアイドルより洗練され、もちろん歌も踊りもとても丁寧で気持ちの違いを感じることができる。
それだけに彼女たちの5年間はあまりにも濃密で、そして限界のギリギリのところで活動していたのを感じる。僕は、そんな突き詰め方、燃え尽くすことへの情熱に素直に感動した。
個人的には、やっぱりランちゃんが好きです。歌がうまいし、お茶目なところが好きです。
でも、それぞれの個性、3つのそれぞれの個性が一つになる瞬間、その瞬間、彼らは一番輝いてたと思う。
で、自分は彼女たちのように燃えるように生きているか、それを考えざるを得なくなる。
あと、キャンディーズは歌や踊りもさることながら、楽曲が素晴らしい。ピンク・レディーと較べると画然の差がある。そして、今流行っているような一過性のものではない「みんなのうた」として聴き継がれていく曲の力がものすごい。昭和の作曲家たちは、ホント誠心誠意で歌に情熱を込めていたんだと思う。
それと、「全員集合」でのドリフとのコントも楽しい。本気なのだ。
9月にものすごいBOXも発売されるみたい、欲しいです。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/candies/
で、伊藤蘭さんがマドンナしている寅さん「寅次郎 かもめ歌」をドラマの半額セールで借りて観ている。
自分に素直に生きること、それはいつの時代も変わらぬ人の永遠の望み。だけど、人の気持ちと時間だけはどうしても思う通りにはいかないものなのだ。それが、でも生きるってことなのかもしれない。
それを、その事実を受け止めて歩いて行くしかないんだと思う。
馬鹿な生き方であることは百も承知、けれどこれしかできない自分がいる。それを自覚して、そこから何か見つけたいと思う。何もなくても構わない、その思いだけで十分のような気がする。
死なないように生きるだけ、生きのばすだけ、ただそれだけで胸がいっぱいになる。
今日のBGM:キャンディーズ/やさしい悪魔~ハートのエースが出てこない~微笑がえし
http://jp.youtube.com/watch?v=6Xh5I6MGIow
http://jp.youtube.com/watch?v=lCrsYFuusb4&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=wommkJBaMfU&feature=related
ノロマが走って行く
ワンマン観れるのは実に昨年の20周年記念ライブ以来だなぁ、久しぶりでした。
redclothのTheピーズは友達の家みたいにくつろげた。少しばかりの贅沢な時間、堪能できました。
最近よく聴いてた「底なし」、ラスト前にやってくれたときはもう嬉しくて切なくて泣きたい気分でした。ホント、歌詞もメロディーも全てが歌っている曲、希望も絶望も呑み込んだ本当の意味で力のある曲だと思う。
そして、アンコールの「いきのばし」、何度聴いてもこの曲のアビさんの「ジャっジャ~!」とはるさんの「シニタイ~」ていう、あの瞬間、あの瞬間はホント毎回奇跡的だと思う。
野音のライブで、アビさんが言ってた。活動休止後、この曲のこのイントロ弾いた瞬間のこと。何にも変えられない大事なものを見つけたとき、きっとああいう曲、そして気持ちが生まれるのだろう。そんな瞬間、いつか見つけたい。
で、今夏より吉祥寺のバウスシアターでレイトショーされる映画『バカバカンス』でTheピーズの「ノロマが走って行く」がエンディング・テーマで使われてるみたいです。
駄目駄目な人間の面白あたたかなロードムービーだそうです。
今度時間あれば観に行きたいなぁ。
http://www.bakabakance.com/
映画ていうと、今夏は早稲田松竹にも行きたい。
7/26(土)~8/1(金)は、『スタンド・バイ・ミー』と岩井俊二の『打ち上げ花火~』。
夏の青春て感じで好感が持てる2作。時間見つけて観に行きたい。
早稲田の古本街も、神保町とまた違って面白い。
http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/
毎月連載など書かせてもらってますwebマガジン『月光荘』の最新号がUPされました。
今回は、連載の他にぱぱぼっくすの記事(インタビュー&レビュー)と特集の大橋裕之くんへのコメントなど書かせて頂きました。
こういう機会を与えてくださった山藤さんには、本当に感謝しています。ありがとうございます。
もっと力になれればと思うのですが、まだまだホント自分自身の力不足を実感してしまう。でも、仕方ないとも思う。
http://suntronix.michikusa.jp/gekkoso/
連載というと、ディスクユニオンのフリーペーパー「FOLLOW-UP」と俺はこんなもんじゃないのマスダさんが作っている「漫想」の2誌で来月ぐらいから原稿書きます。
配布や発売が近くなりましたら、また改めて告知したいと思います。
よろしくお願いします。
昨日は、高円寺無力無善寺にて日本ロックフェスティバルへお邪魔しました。
壊れかけのテープレコーダーズ、三輪二郎といまから山のぼり、前野健太、短い時間だけど皆それぞれ無善寺でしか観せられないものを表現していたと思う。そして、やはりこの場所、そして法師への愛をたくさん感じた。
俺はこんなもんじゃない、3,4年前にはじめて観たのがここ無善寺だった。正直その頃は、あだちくんの存在感はあんまりなかった。印象になかった。
けれど、昨日の俺こんを観てあだちくんの存在感が圧倒的に際立っていた。表現者として、確実に違う段階へ踏み出していることを実感した。主役だった。
無善寺で観る俺こん、それは生きることへのどうしようもない躍動だと思った。半径30cmのなかを必死にもがいてもがいた瞬間のかたまりのようだった。
ここのところ少し体調を崩していた。変な汗がたくさん出た。悪いものもたくさん出てくれたらいい。
まだまだやること、やりたいことはある。スッカラカンになるまで、やり尽くしたい。
大好きな藤子・F・不二雄先生がライフワークである『ドラえもん』について語っていた言葉を思い出す。
「もうペンペン草も生えないぐらいに、『ドラえもん』の世界を書き尽くしたい」と。
ああすればよかった、こんなこと言わなければよかった、なんてことは日々どうしてもつきまとうもの。
結局、生きることはやりきれないもの、道半ばで頓挫するものだとするなら、ホントにバカなことをとことんバカになって突き詰めて生きたいと思う。
今日のBGM:エレファントカシマシ/流れ星のような人生
カレンダー
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
イベント:【都会の迷子さん】
【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!