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ちいさなうた 見つけたよ(前編)

union.jpg11/29(土)よりディスクユニオンお茶の水駅前店にて漫画家の本秀康さんのフェアを開催します!
この日は、本さんが敬愛するジョージ・ハリソンさんの命日だそうです。

期間中に、対象商品(本秀康さんの漫画や表紙をデザインしている「レコードダイヤリー」「無人島レコード」など)と一緒に、税込¥2,000以上お買い上げ先着で、レコスケくん×diskunionスペシャルポストカードを差し上げます!

そして、このフェアに合わせてレコスケくん×disk unionコラボレーション レコードキャリング・バッグをお茶の水駅前店限定販売開始します!

税込¥2,500 こちらも11/29(金)販売スタートです。

お茶の水駅前店からの通信販売も受付いたします。
お問い合わせ TEL 03-3295-1461 e-mail do1@diskunion.co.jp

どうぞ、よろしくお願いします。

4547403008203.jpg

先日(11/16)のフラワーカンパニーズ鈴木圭介さんサイン会へご来場頂いた皆さま、どうもありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。

そして、11/26(水)フラカンの新作にして、メジャー復帰作アルバム『たましいによろしく』とシングル『この胸の中だけ』が発売されます。
そこで、下記インストアライブが決定しました!

12/14(日)at 下北沢disk union 21:00start

disk union各店、および通販にて、フラワーカンパニーズの
NEW ALBUM 『たましいによろしく』、NEW SINGLE 『この胸の中だけ』の2枚を
同時購入頂いたお客様に先着で《インストアライブ参加券》を差し上げます。

当日のインストアライブは、インストアライブ参加券をお持ちの方のみの入場となります。
12/14(日)に限りdisk union下北沢店の通常営業は20:00までとなります。
予めご了承ください。
http://diskunion.net/shop/ct/shimokitazawa

最近拝見しましたライブ、相変わらずライブは自分の中で大事なもの見つける、気付かせてもらえる場所だと思う。
8日(土)秋葉原CLUB GOODMAN、前野健太とDAVID BOWIEたちでの今年最後のライブでした。
前野くんはハードボイルドでした。POP鈴木さんの爆発的なドラムが炸裂していました。
京都のたゆたうという女の子ふたりのデュオ、素晴らしかったです。
松江哲明監督、spotted701の直井さんはじめチームも観に来て頂けました。
ありがとうございます。
ライブハウスの方といろいろ話す。面白いことできたら、やはりそのときの胸膨らませる瞬間が大事なのだと思う。人から馬鹿だと思われても、それでも自分の思うことを形にできる力を持ちたい。
前野くんと秋葉原でラーメン食べていたら終電を乗り過ごして、結局JR山の手線最終の池袋までしか行けなかった。
途方に暮れながらも、ロサ会館の5Fぐらいにある漫画喫茶(8時間¥980)で夜をあかす。
リクライニングルームはとても快適だった。

12日(水)渋谷で映画『その日の前に』(大林宣彦監督)を観る。
かなり独創的な映画で、途中で振り落とされてしまった。とても男らしい映画だった。
帰り、map小田さんのなぎ食堂で晩ご飯を食べる。ベジタリアン料理ばかりで最初びびってしまったけれど、ハートランド呑んでいい気分になり、たくさん食べて話した。そして、美味しかったです。
小田さんから楽しそうなお話を頂きました。ありがとうございます。胸がワクワクします。

14日(金)フラワーカンパニーズ赤坂ブリッツのワンマンライブにお邪魔しました。
久しぶりに聴いた「発熱の男」「吐きたくなるほど愛されたい」を聴きながら、はじめてフラカンのライブを観たときを思い出していた。あの頃感じていた青い気持ち、それに今も共感できる自分が嬉しくて恥ずかしかった。
もっと胸をはって生きていきたい、そう強く思った。
ライブ後、せっかく赤坂来たのだからと美味しいご飯屋探しに少しふらふらと歩いた。
大阪の夜の街にどこか似ていた。

IND2715.jpg麓健一さんの新譜が素晴らしかった。うたが町を闊歩していた。埼京線の町だった。

今回はとても久しぶりの日記更新となってしまった。
自分の周りでいろいろな変化がある。
そのひとつひとつに、驚き、恥ずかしくなってしまったり、落ち込んでしまったり、またどうしようもなく嬉しくなることがあった。
そのすべて引き受けていければと思う。ここから、だと思いたい。

今日のBGM:前野健太/マン・ション

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心をゆらして

f6167e0f.jpegフラワーカンパニーズの鈴木圭介さんの2冊目の著書の発売を記念して、先行発売&サイン会を企画協力させて頂けることになりました。
今回の単行本を制作されたJUICE田代さん、編集者の方、そして圭介さん、本当にありがとうございます。

【鈴木圭介『三十代の暴走』先行発売&サイン会】
1116日(日)15時より、disk unionお茶の水駅前店にて、『三十代の爆走』の先行販売とサイン会を開催。
★サイン会への参加は、disk unionお茶の水駅前店にて『三十代の爆走』をご購入いただいた方対象とさせていただきます(当日受付のみ、人数制限はありません)
問)disk unionお茶の水駅前店 電話03-3295-1461

お時間ございましたら、ふらふら遊びにいらしてください。
僕もはやく本読みたいです。

do1_01.jpgて、ことで本日よりdisk unionお茶の水駅前店リニューアルオープンしたもんです。
とっても広いお店に生まれ変わりましたので、一度ご覧になってください。
よろしくお願いします。

〒101-0062 千代田区神田駿河台4-3
新お茶の水ビル2F (サンクレール2F)
TEL:03-3295-1461
http://diskunion.net/shop/ct/ocha_ekimae

7132907f.jpeg漫画家本秀康さんにも移転おめでとうサイン書いて頂きました!
お忙しい中、本当にありがとうございます。

本さんにお会いするときはいつも緊張してしまう。素面ではなかなか話せない。
でも、とても優しく丁寧な生き方をしている人だと思う。
僕とは大違いです。

昨晩、QJの映画『ドラえもん』特集を読んでたら、本さんが『のび太の宇宙開拓士』の絵を描いていらした。
動物たちが

ここのところ、仕事終わって夜は前野健太氏のニューアルバムの打ち合わせが続いています。
この1年で彼の周りには本当に多くの人たちが、彼の歌に惚れ、その歌で何か形にしようとする人が増えた。
そういう人たちの気持ち、それがそれこそがやっぱりお金だけでは動かせないもの、そのドアを、扉を開いて
いくのだと思う。
もうすぐもうすぐ、新たな曲たちが街へと歩き出す。その歩き方が愛しいものであれば嬉しい。

明日は、そんな前野健太、久しぶりのDAVID BOWIEたちでのライブこうご期待です。

■11月8日(土) 秋葉原CLUB GOODMAN
宇宙遊泳 presents 【第二回 浮いて Good!!】

前野健太とDAVID BOWIEたち
 で出演
〔前野健太
吉田悠樹大久保日向pop鈴木

w/宇宙遊泳、たゆたう(京都)ヨシュアカムバック
OPEN18:00/START18:30 
adv¥2000/door¥2300(+ドリンク代別)

昨日は、柴又へ行って寅さん御膳を食べた。隣に現れたおばあちゃんとおじいさんが優しかった。
江戸川の秋の風を体中に浴びた。
どこまでも歩けそうな気配がした。

心をゆらしていたい、どこまでもどこまでも。

今日のBGM:大山のぶ代・ヤングフレッシュ/ポケットの中に(武田鉄也さんの歌詞が大好きです。)

I wanna be your BEATLES

9556db9e.jpeg仕事の休憩中、秋晴れの街を、お茶の水の街をボォ~と過ごすのが気持ちよいです。
立ち食い蕎麦のカレーうどん食べて、ベンチでコカコーラをひとりで飲んでるとき、行き交うひとたちの姿をちらちら見ながら、いろんなことをあちらこちら考えている時間、これからの自分に確かな時間がそこにあるのだと思う。

29日、仕事帰り秋葉原CLUB GOODMANにて太陽民芸のライブを拝見。
今、こんな世知辛い時代にこんな素直な身も蓋もないむき出しのロックンロールをやっている彼らのライブは、もう必然的に人の心にもストレートに響いて、いつの間にか自分のことと置き換えてみたり、他の誰かのことを考えてみたり、いろんな風景が目の前に表れていった。
もっともっと多くの人に届けば嬉しいものです。

6d8306ec.jpeg時間を見つけて、神保町の古本まつりに顔出してきました。
古本まつり、この季節、またこの季節がやってきたんだと思う。
2部の学生の頃、1番読書していた一時期、古本まつりってなんて素晴らしい、本好きにはたまらないイベントだと思っていた。
そして、そんな気持ちを持った、あのときの自分がどこかこの中に、この雑踏の中にいるんじゃないかと思った。
正直なところ、今はあまり本を読む時間もない。当時に較べたら、情熱はなくなっているかもしれない。
けれど今、読書と同じくらい、あるいはそれ以上に大事だと感じられるものと出会うことができた。それは、素直に喜んでいたいと思う。
そして、その思いでもって胸をはって生きていきたいと思うのです。

20081026.jpg30日、連日の秋葉原CLUB GOODMANにていなかやろうのライブを拝見、今回はメンバーの立ち居地が新しいフォーメーションになっていて、何だかいなかやろうみんなが輪になった感じでとても素敵な、彼らの音楽に相応しい立ち居地だと思った。
新曲「素晴らしい日々」が本当に素晴らしい。
この前の迷子さんでも聴いたけれど、早く街で聴きたい歌です。
写真は、梅が丘の黒板キッチン、2度目だけど何度も来ているような気持ちになれた。我が家みたいだった。ありがとうございます。

神楽坂のトキオカに行くときも思うけれど、「いい人がいい音楽を、いい人がいい料理を作るんだなぁ」と思った。自分はそれに対して、どれほどのことをできているのか、とても不安になることがある。
けれど、その倍以上の嬉しさとやれねばならない勇気を頂くことができます。

7621e8a2.jpeg次回の【都会の迷子さん】のカラーチラシができました!
毎度のことながら、大橋くんと奥田さん素晴らしいです!ありがとう。
で、本日(11/2)16時より、会場である東高円寺UFOCLUBにて予約の電話受付を開始します。枚数制限ありますので、お早目のご予約お願いします!

【都会の迷子さんvol.9~年末SP クリスマスの迷子さん~】
12/25(木) 東高円寺U.F.O.CLUB
出演:早川義夫+佐久間正英 
    石橋英子×アチコ
オープニングアクト:前野健太
開場18:30 開演19:00
前売\2500(1ドリンク代別) 当日\3500(1ドリンク代込)
 
お問い合わせ先:東高円寺U.F.O.CLUB
TEL/FAX 03-5306-0240

昨晩、三軒茶屋グレープフルーツムーンにてOWKMJ(俺はこんなもんじゃない)の企画へ遊びに行きました。
出演しているバンド、すべてがそれぞれの魅力全開で堪能させて頂きました。

あだちくん、素晴らしかったです!
これからも輝き続ける、星めぐりの人です。

今日のBGM:エレファントカシマシ/桜の花、舞い上がる道を

都会のアリス

35bef42d.jpeg早稲田松竹さんで今週から来週に渡ってヴィム・ベンダース特集をやっているのを聞きつけ、昨日ようやく観に行くことが出来ました。
ベンダース監督は好きな監督さんなのですが、初期のロードムービーはちゃんと観ていなくて、今回は何だか密かに楽しみでした。
「まわり道」、ナターシャ・キンスキーがとても可愛かったです。
物語はあるのかどうかわからないような淡々としたものだけれど、描かれている世界観は頑としたものを強く感じる作品、移りゆく風景の中でしか感じ取れないものがきっとあるんだと思う。だから、旅したくなるのかもしれない。
「都会のアリス」、高校生の頃一度ビデオを借りて観た覚えがあります。けれど、その当時は正直あんまりピンと来ず、「ベルリン天使の詩」とか、「パリ、テキサス」が好きでした。
けれど、今この年で観てみると、失われてしまった多くのもの、かけがえのない多くのものが画面と重なって、白黒の「過去」の世界が昔見たもの、感じていたもの、でも今の自分から遠くはなれていってしまったものと重なって、何だか少し暗い気持ちになりました。
けれど、ただ暗いのではない、その暗さの中からしか見えてこない光、ほんの一風で消えてしまいそうな大事な光も同時に感じることができました。
映画館から出て雨があがっていたので、雨あがりの夜の街は、少しいつもよりキラキラとして見えた。
街を行きかう週末を向かえる人たちの顔もどこかキラキラとしていました。
こんな日は、楽しくお酒が呑めるような気がしました。

2b0890c9.jpeg久しぶりの友人と阿佐ヶ谷で晩ご飯を食べた。
昔は高円寺に住んでいた年下の友人。
たま、そしてパスカルズが大好きな友人。
雨に濡れた街は、何て色っぽいのだろうと思う。
キレイな女の人みたいに、色っぽい。だから、自然ニヤニヤしてしまう。

高円寺時代からよく行っていたラーメン屋でビール呑みながらいろいろと話した。
彼ももう大学3年生、いろいろ考えているようだ。
自分の生き方が正しいとは決して思わない、けれどまんざら悪くない日々が今あるような気がする。誰かとご飯を食べているとき、ふとそんなことを考える。
何にせよ、美味しいものを食べて笑い逢える人がいるのは、何にも代えがたい大事なものだと思う。
そんな日々が続けばいいと思う。今がとても愛らしく感じる。

いくら安定した収入や生活があったとしても、ひとりではどうしてもやりきれないような気がする。
子供の頃は、ひとりでいることに何も不安は感じなかった。感じたとしても、ほんのつかの間だった。
けれど、大人になるとどんどん人は弱くなっていく。ひとりでは生きられなくなる。
ひとりで生きていくのが当たり前になるからこそ、ひとりではないことの嬉しさも感じられてくる。
やっぱり、ひとりでは生きて行きたくはないと思う。それは、確かなことだと思う。

「都会のアリス」の登場人物たちのように、皆何かを探して求めているのが都会の姿だと思う。
それが人だったり、ものだったり、音楽や映画、ひとつの物語だったりもする。
皆何かを探し求めて、それぞれに大事なものを探して、歩き続けている、そんな人たちが出会う場所が都会なのだろうかね。

自分がやっているイベントも、そういう場所であってほしいと思う。
まだ見ぬ何か大事なものとの、何か接点を持てる場所であれば嬉しい。
そう考えて、そのことを忘れずにいたいと思う。

photo.jpgて、ことでそんなまだ見ぬ世界を感じられるイベントの告知です。

ルノアール兄弟イベント10月2日発売『おれは魔物とくらしてる ルノアール兄弟作品集』の発売を記念し、阿佐ヶ谷ロフトAにてイベントを開催いたします。

ルノアール兄弟ゆかりの面々による、トークあり、ライブあり、映画上映
(ルノアール兄弟・左近氏出演!)ありという盛りだくさんの内容と
なっておりますので、ぜひとも足をお運びいただければ幸いです!
※当日、単行本『おれは魔物とくらしてる』を持参の方には
直筆サインもいたします。

------------------------------------------------------
ルノアール兄弟作品集発売記念イベント
「おれたちは魔物とくらしてる!」

【日時】
10月27日(月)
開場18:30/開演19:30

【場所】
阿佐ヶ谷ロフトA(03-5929-3445)
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/map.html

【料金】
前売¥1,800/当日¥2,000(ともに飲食代別)
※前売チケットは9/27(土)より、阿佐ヶ谷ロフトA店頭もしくは
電話予約(03-5929-3445)、中野タコシェ、吉祥寺バサラブックス
にて発売開始

【出演】
ルノアール兄弟(左近洋一郎、上田優作)
大西祥平(漫ぶらぁ〜)
大橋裕之(漫画家)
松江哲明(ドキュメンタリー作家)
マッスル坂井(プロレスラー)
ほか

【映画上映】
『A・Y・A・K・A』(30分/2008年)
監督:大橋裕之
出演:前野健太、小林郁香、左近洋一郎

【ライブ】
前野健太

【司会】
九龍ジョー(ライター/編集者)
サノカエ(ライター/編集者)

【協力】
SPOTTED PRODUCTIONS

ラーメンズの人もオススメのルノアール兄弟、一度しかお会いしたことありませんがとんでもない人です。
あと、漫画家大橋裕之くんの初監督映画『A・Y・A・K・A』も上映されます。
主演はルノアール兄弟の左近さんと前野健太くん、主題歌も前野くんです。
ぜひ、ご覧なってください。僕は仕事で行けません。

やっぱり今夜も寅さん観て寝ようと思います。

今日のBGM:いなかやろう/すばらしい日々

泣いてたまるか

17日【都会の迷子さんvol.8】、来てくださった方本当にありがとうございました。
崖っぷちの迷子さんでした。
出演して頂いたみなさま、本当にお疲れ様でした。
それぞれの「うた」、確かにあったと思います。

今回イベントを企画して、いろいろなことをもう一度考える契機になりました。

本音を言うと、もう止めようかなとも考えました。
お客さんを呼べる出演者だけで固めて無難なイベントをするのか、それとも確信的な実験的なイベントを企んでいくのか、自分自身の芯がぶれていた、集中しきれていなかったところも反省点です。
また、イベントは自分だけのものでは決してないこと、お客さんを楽しませるのはもちろん、出演してもらうアーティストにも刺激や歓びを感じられるものを企画していかなければならない。
あと、自分のイベントを表面だけではなく興味を持って共につくりあげていくスタッフさんの力、それを痛感しました。スタッフさんとのやり取りの中でこそ、本当に意味のあるイベントは作られていくのだと思う。
僕は、いろんなことを蔑ろにしてしまっていたような気がする。
正直、イベントやっていて初めて挫折感を味わいました。

けれど、もう戻ることはできないのだということも痛感しています。
今行き着いた場所で生きていく、「ここでうたう」しか道はないのだと思います。

土曜日の夜、ふと仕事帰りに実家に帰ろうかと思いました。
東武伊勢崎線の北千住まで来て、急に泣きたくなってしまった。
週末の駅のホームは、これからを楽しむ若者たちで少し騒々しかった。

電車の窓際に寄りかかりながら、両親に一度実家へ戻ることを相談しようかと考えていた。
竹ノ塚ぐらいまで来て、やっぱり引き返そうかとも考える。

家路に着いたら、相変わらず両親はニコニコしていた。
借りてきた「寅さん」を観ながらご飯を食べた。安心して、いつの間にか寝ていた。

ただ、実家もいずれ兄の持ち家になってしまう。
僕が住んでいたという痕跡はドンドン消えていく。
「帰るのはいつも この胸のだけ」
本当にそうなんだと思う。みんな消えていくのだ。
時や状況は、情けも容赦もないのだ。

ただただ生きていくこと、ひとりでも誰かとでも、それしかないのだと思う。
気軽に帰れる場所なんて、どこにも結局はないのだ。

日曜は、池袋の鈴ん子屋さんでLETTERのレコ発、前野健太withおとぎ話のライブでした。
彼らは、いつにもまして確信的なうたを持っていた。自信に溢れていた。
どこでやろうが関係ないのだ、自分自身とちゃんと向き合いさえすれば、何も恐いものはないのだ。

でも、ルフランさんもJOJO広重さんもものすごい衝撃でした。
そして、この日の主役LETTER、うたの持つ力が4人の演奏にしっかりと結実していて、貫禄さえ感じる素敵なライブだった。ああいう大人になりたいと思った。

このごろは新しいお店の準備をしこしこしながら、来年から活発に動き出すハヤシライスレコードの制作/営業についてのことを考えるのが日課。
自分自身、今後5年後10年後どうあっていたいかと真剣に考え、そこへ結びつける今をしっかりと繋ぎとめていたいと思う。
そして、イベント【都会の迷子さん】も試行錯誤しながら、より多くの人に楽しんで頂けるよう努力していこうと思います。野外でやりたいなぁ。

今日のBGM:遠藤賢司/俺は勝つ

秋の夜空に舞う迷子さん

tokai6_f.jpg本日は、秋の迷子さんを締めくくる『迷子さんぶらり旅』ツアーのファイナルを、新宿red clothさんにて開催させて頂きます。
秋空に、夕焼けに染め上げていく『都会の迷子さん』、どうぞよろしくお願いします。

『都会の迷子さんvol.8~帰ってきた迷子さん~』
10/17(金)新宿red cloth 
出演:owkmj(俺はこんなもんじゃない)
   いなかやろう
   shiba in car(京都)
   灰皿(神戸)
スペシャルオープニングアクト:松倉如子
DJ:なんのこっちゃい西山。
開場18:00 開演18:30
前売\2000 当日\2300(共に1ドリンク代別)
http://sputniklab.com/redcloth/home.html

出演者を見ても今回の迷子さんはかなりの実験の夜、発見の朝です。それぞれの明日へ持ち帰るものが確かにあると思います。掴みとって頂きたいです。
来月の自主企画イベントにて、あだち麗三郎くんが脱退するowkmj(俺はこんなもんじゃない)、ぜひ一度観て頂きたいです!残りわずかな貴重な顔ぶれでのライブ、燃焼してほしいです。
最近特に成長めまぐるしいいなかやろうも本当にオススメ、観て頂きたいのです。
新曲がどれもこれもくすぐったくなるぐらいの快作なのです。
で、今回の関西ツアーを締めくくるにあたって、京都のshiba in carさん、神戸の灰皿さん、という2組を東京へお呼びいたしました。2組ともまったく違う音世界でありながら、音楽へのどうしようもない情熱という点では強く結ばれた方達です。こちらも貴重なライブ、ぜひ体験してほしいです。
実は、2組ともサラリーマンの松本亀吉さん推薦のアーティストさんです。一癖も二癖もある彼らのライブ、ス晴らしいこと間違えないです。
そして、今回急遽出演して頂くことになったスペシャルなオープニングアクト松倉如子さん、ホント久々の出演です。アカペラで、秋の迷子さんフィナーレのスタートを飾って頂きます。
そしてそして、今回1番観て頂きたいのが、実はなんのこっちゃい西山。さん!今回の関西ツアーでいかに西山さんの存在が迷子さんにとって大事なのか実感しました。
無職になっても、いや無職だからこそ一皮も二皮も剥けた、むき出しのなんのこっちゃい、ぜひ皆さん応援してください!来年45歳です。

ochanomizu_bigmap.jpg関西ツアーより帰ってからというもの、お店の閉店業務で毎日肉体労働をしています。引越しのバイトをしていたときを思い出しました。全然続かなかったけど。
今まで働いていたお店がどんどん解体されていくのは、正直何とも言葉が出ない思いです。いろいろな経験をさせて頂いた場所です。ありがたい場所です。

ただ、来月7日(金)からはまた新たな店舗にて、また新たな毎日、仕事がはじまります。今は、そちらへの期待というか、やるべきことへの情熱がムクムクと湧いてきています。
ぜひ、新しい店舗でもよろしくお願いします。
http://diskunion.net/st/special_contents/threestores_prenewal_08/index.html


今日のBGM:shiba in car/クラクション

街や色や希望 今はわからないんだよ

14772052.jpeg【都会の迷子さん】秋の関西ツアー、無事終了しました。
来て頂いたみなさん、本当にありがとうございました。
出演者のみなさん、ココロときめくライブありがとうございました。
そして、企画段階からいろいろとご迷惑をおかけしたライブハウスのみなさん、本当にお世話になりました。ぜひ、またよろしくお願いします。
あと、なんのこっちゃい西山。さん!今回のツアー最高の殊勲賞、いつにもまして楽しそうな西山さん、笑顔がもう子供のように可愛らしかったです。
ありがとう。

会場でいろいろな人にお会いすることができました。
もっと長い時間いれたら良かったなぁ、けど短い時間だからこそ熱くなれることもあるのだと思う。そんなひとときが何度かあった。大事な思い出。
関西へは、何とか来年も行きたいと思っています。
どうぞ、またよろしくお願いします。

a6b55a39.jpeg昼前に新大阪に到着。昼は、関西のレコード店さんを周りました。
3時過ぎに会場であるムジカジャポニカへ到着、既に三輪二郎くん、ぱぱぼっくすの面々が顔を揃え、前野健太くんがリハ中だった。
お店の方は夕凪というバンドの方で、とても気さくでありがたかったです。

開場時間、既に入り口にはお客さん来てくれてて、何だかホッとしました。
オープニングアクトさんましめさばさん、ずっと「そば」と間違えてしまい失礼しました!
うたは、新鮮だった。静かなはじまり、確かにそこにありました。
三輪二郎、初の関西ライブ、短い時間ではあったけれど確かな足跡を残すことできたと思う。
ぱぱぼっくす、今回は澤田さん、たるたにさんのお2人でのライブ、ふたりのハーモニーの素晴らしさ、やりとりの面白さ、何だかリラックスしていた。観ている側も気持ちよくその場に酔うことができた。
前野健太、実は大阪では初のライブでした。堂々たるステージ、うたにかけるどうしようもない覚悟がこもったものだった。
トリは、渚にて。柴山さんの、うたとギター、あとバスドラ、そして言葉、すべてがロックだったような気がする。
サポートのベースの方も素晴らしかった。
音楽と共に長くあり続けることの全てが、やはりその人その人のライブに色濃く反映されているのだと思う。
とりわけ、柴山さんのライブパフォーマンス、圧巻でした。
皆さん、ありがとうございました。

78d8dc7a.jpeg2日目は、京都の西院ウーララさん。レコード店への営業が長引き、夕方前に会場入りすると、既に出演者の方は準備万端。
リハ後、おにぎり買うためにコンビニ探しているときに見た夕焼け空が素晴らしかった。
それはもう、詩だった。
この日は会場にDJセットがなかったため、急遽CDウォークマンでの西山さんDJとなった。それが功を奏してか、いつもより西山さんの喋りが面白かった。こういうスタイル、良いかもしれない。迷子さんな感じでした。
オープニングアクトのナキミソさん、春に前野くんライブで京都へ行ったときお会いした現役大学生のシンガーソングライター、この2日間で1番の新発見でした。
東京でも、東京の方にこそ絶対観て欲しい、そう思いました。
三輪二郎くん、昨日よりもリラックスというのか自分のペースで1曲1曲を大事に演奏している姿が印象的だった。この日は、「しろいさかな」が光っていた。
shiba in carさん、個人的にこの日1番のライブだったと思う。何だか彼ら2人の存在がギリギリのところで迷子さんの道しるべのような存在になっていてくれた。音源よりも肉感的なライブ、もっと多くの方、野外で聴いてみたいと思った。
とりあえず、17日(金)新宿red clohthにも出演しますので、東京の方ぜひ観てください!
前野健太は、昨日に引き続きドラムに活動休止中のthe NOの古口くん、そしてスペシャルギタリストととして三輪二郎が参加、「ラブ」「天気予報」は凄まじかったです。三輪くんのエレキ、はじめて聴いた。若大将だった。
トリは、長谷川健一さん。4月の秋葉原の迷子さんにも出演して頂きましたが、京都といったらこの人のうた聴きたいなぁ、と思いこの日もとても楽しみにしていました。
「空の色」はホントに名曲、夕方観た京都の空と同じだった。消えても消えない、消えそうでいつまでも消えないでいる思い出たちみたい、いつまでもいつまでもココロの奥の深いところにある大事なもの、景色、風、人、生活、それを音楽が、長谷川さんのうたとギターが丁寧に包み込んでいた。キレイだった。

打ち上げ、大阪では調子にのって呑み過ぎたので軽く一杯して皆さんと天下一品のラーメンを食べて、夜遅く長谷川健一さんの所有している銀月アパートメントに泊めて頂く。
静かな、今にも壊れそうな現実と夢が一緒くたになったような世界だった。
皆さん、本当にお世話になりました。大阪、京都、皆さん優しかったです。思い出です。

420201fe.jpegこういうツアーして気付いたのは、当たり前だけどイベントはひとりではできないということ。
企画するのは、僕、そしてライブハウスの方との相談が何よりも大事。そこから、ひとりでは生まれないことができることがある。
そして、当日は出演者、お客さん、それぞれの気持ちから生まれる音楽という場、うたを楽しむ場所がその日に唯一の意味を与えてくれる。
来年は、関西はもちろんまた別の場所にも【都会の迷子さん】でお邪魔できればと思います。
どうぞ、遊びにいらしてください。ライフワークといえるようになりたい。

写真は、京都駅前の三輪二郎さん、お疲れ様でした。

昨晩最終の新幹線で帰り、昼過ぎまで寝ていました。
帰ってきて感じるのは、まだまだ何もできていないということ。
自己満足に浸るのは簡単、けれど本当の意味で足跡を残していくのならば、まだ何もはじまっていないのだと思う。そう思う。そのことをもう一度確かめて、また歩き出したいと思った。
東京で生きていきたい。

今日のBGM:長谷川健一/空の色

恋人たちは手をつないで 俺の夢は何だろう

12175694_3956926110.jpg【都会の迷子さんvol.9~年末SP クリスマスの迷子さん~】
12/25(木) 東高円寺U.F.O.CLUB
出演:早川義夫+佐久間正英 
    石橋英子×アチコ
オープニングアクト:前野健太
開場18:30 開演19:00
前売\2500(1ドリンク代別) 当日\3500(1ドリンク代込)
 
お問い合わせ先:東高円寺U.F.O.CLUB
TEL/FAX 03-5306-0240

チケット入手先:ライブハウス店頭
※11/2(日)16時より電話予約開始です!120枚限定になります。
よろしくお願いします。

本日10/11(土)より告知解禁となりました!クリスマスの特別な迷子さん、ぜひお楽しみください。
本日三軒茶屋グレープフルーツムーンにて開催の石橋英子×アチコさんのワンマンライブにてフライヤー折込されてます。

1281681308.jpg実は、早川義夫さんを【都会の迷子さん】をお呼びするのは、本当に念願だったのです。
そして、自分の大好きな応援している前野健太くんとの共演、絶対何かがこの日生まれると思います。渋谷より、新宿より、下北沢より、この日は東高円寺な日になるよう祈るばかりです。
雑誌『ぐるり』の最新号の特集が早川義夫さんです。
2回ぐらい読みましたが、早川さんの音楽へ対する気持ち、そして盟友である仲井戸チャボ麗市さんの名曲「MY R&R」をカバーすることへの熱い思いなど、いろいろ考えながら読ませて頂きました。
あと、HONZIさんというかけがえのない存在にも触れられていて、何だか胸が温かくなりました。
夜中でひとり、早川さんの声と言葉に耳を傾けていたい、そんな気分です。

tokai6_f.jpgさて、明日より【都会の迷子さん】初の関西ツアーに出発です。
朝方まで作業して、夜明けの新幹線で向かいます。

『都会の迷子さんvol.6~迷子さんぶらり旅 大阪編~』
10/11(土)大阪ムジカジャポニカ
http://musicaja.info/
出演:渚にて
    前野健太
    ぱぱぼっくす
    三輪二郎
オープニングアクト:さんましめさば
DJ:なんのこっちゃい西山。
開場17:30 開演18:00
前売¥2200 当日¥2500(共に1ドリンク代別)

『都会の迷子さんvol.7~迷子さんぶらり旅 京都編~』
10/12(日)京都ウーララ
http://www.ooh-la-la.jp/index.html
出演:長谷川健一 
    三輪二郎
    shiba in car
    前野健太
オープニングアクト:ナキミソ
DJ:なんのこっちゃい西山。
開場18:30 開演19:00
前売¥1300 当日¥1500(共に2オーダー代別)

12175694_490577896.jpg前野健太2ndアルバム、12月中旬発売を目標に只今鋭意製作中です!
DIW/ハヤシライスレコード第2弾リリース作品として、待望の前野くんのアルバムを世の中へ送り出すこと、これ以上胸が熱くなることはそうないと思う。
幸せ、と共にとてつもない使命感、やらなければならない多くのものに胸がときにゾワゾワ、ソワソワしていきます。ジッとなんかしていられないのです。
今回の関西ツアーも、日中は関西のレコード店への営業巡りをしています。
各地の皆さま、どうぞよろしくお願いします。
夜な夜な、サンプル音源や紙資料など作って、それが少しでも実を結べば、もうそれだけでいいのだ。

胸が熱くなる音楽と歌、日々の何でもない暮らしの中に寄り添う本当の「音楽」たち、その中にそっと身をゆだね、ゆっくりゆっくり温かい紅茶を飲むように生きていきたいと思う。
そしてまた、そんな音楽とともに走り続けていきたいと、そう思います。

いろんな人に出会える喜び、それもまた僕のような不器用な人間にとって音楽はかけがえのないものだと思うのです。
では、大阪、京都、いろいろな風景と人と音に触れて来たいと思います。よろしくです。

今日のBGM:前野健太/3月のブルース

生きてゆくってことに黙り込んでしまう前に

9784778311506.jpg今月14日(火)より全国の書店等で発売されます『クイック・ジャパン』80号にて、音楽ページでレビューを寄稿させて頂きました。
今回は、今月1日発売の大好きなお2人石橋英子×アチコさんの2ndアルバム『サマードレス』について、というのか自分のお2人への気持ちを込めて青臭い文章を寄せております。
お暇ございましたら、ぜひ読んでください!放課後のような気持ちで。
表紙は堀北真希さん、どんどん大人びていきますね。女の人はほんと大人です。可愛い顔してても大人なのです。一生超えられません。
そしてそして今回は、ショーケンさんのインタビューも掲載とのことです!僕は、ジュリーのほうが好きですが、『太陽にほえろ』はジーパンよりマカロニが好きでした。
殉職シーンが、あまりにもあっけなくて、本当の意味で生々しかったです。
http://www.ohtabooks.com/quickjapan/

IND2532.jpg上記の石橋英子×アチコ、ディスクユニオンでも絶賛発売中です!
各店特典としてPV収録のDVD-Rをプレゼントいたします。

そして、こちらのレコ発記念インストアライブが下北沢店さんにて開催いたします!
【石橋英子×アチコ2ndアルバム発売記念インストアライブ】
日時:2008年10月23日(木)21時スタート予定
ディスクユニオン下北沢店
当日ご来場のお客様で「サマードレス」をご購入のお客様と、特典引換券をお持ちのお客様には、サイン入り色紙をインストア特典として、差し上げます。
※お茶の水駅前店、新宿日本のロック・インディーズ館、下北沢店にてお買い上げのお客様に特典引換券を差し上げます。特典数量に限りがございますため、なくなり次第終了とさせていただきます。
http://diskunion.net/jp/ct/news/article/2/5265

8c100232.jpeg遅れておりました個人で作ってます小冊子『トランジスタラジオで聴きたい日本のロック便り』の最新号がようやく完成、配布を開始しました。
今回の特集は、またもや石橋英子×アチコさん!インタビューを掲載しています。
他、ふちがみとふなと、おとぎ話、いなかやろうなどのレビュー、ライブレポは、石橋英子×アチコレコ発、ニーネスタッフ水庭くん企画『Rhapsody』の模様について書かせていただきました。
今回も、大橋裕之くんの4コマ漫画、松倉如子さんのエッセイ、どうもありがとうございました!
そして、今回でこの冊子一時休刊することにしました。
来週13日(祝)をもって勤務していますディスクユニオンお茶の水駅前店が閉店することになりました。一度でも足を運んでくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました!
で、来月7日(金)に装いも新たに近隣のスペースにてリニューアルビッグオープンいたします!
ディスクユニオン都内最大のスペースとなる新店舗、ぜひ遊びにいらしてくださいね。
お待ちしております。
http://diskunion.net/shop/ct/ocha_ekimae

tokai6_f.jpg今週末は、いよいよ『都会の迷子さん』初の関西ツアー、今回は12月リリースとなるDIW/ハヤシライスレコード待望の新作の営業も兼ねた関西ツアーとなります。只今、営業用資料、音源編集など鋭意行っています。
関西のみなさま、どうぞよろしくお願いします!
ハローワークに通いながら職探し中のなんこっちゃい西山。さんも無事ツアー同行して頂けることになりました!頑張りましょう。

ツアーから帰ってきての週末17日(金)、久しぶりの都内での『都会の迷子さん』、関西の魅力的な2組shiba in car、灰皿を迎えて暮れゆく東京の秋空へ、またひとつ足跡を残したいと思います。
ぜひ、ぜひとも遊びにいらてくれたら嬉しいです。

走り続ける、迷いながらも走り続けていたいと思う。それは、決して不安から生まれるものではなく、自分自身の確かな死に場所を探すために走り続けていたいと思う。

当たり前、だけれど今一度自分の中で響いている言葉、死ぬまで生きていく、ただそれだけなのだ。
自分の全部出し尽くして、もう何も残らないぐらいに出し尽くしてしまれば思う。そして、そこからまた生まれていくものを見届けたいと思います。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/SHAKE MY LIFE

帰れないすべてに手を振って

53ea8a6d.jpegおとぎ話の2ndアルバム『理由なき反抗』(UKFT-0004)発売を記念して、普段作っています冊子『トランジスタラジオで聴きたい日本のロック便り』の特別増刊号、その名も『おとぎ話読本』が完成しました!
ご協力頂いた皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました!
内容は、先日行った有馬くんのインタビューの有馬和樹ディレクターカット版(「FOLLOW-UP」掲載と若干変更あります。)、あと各メンバーへのアンケート集などです。
表紙は、「前野健太読本」「フラカン読本」「渡辺勝読本」に続き、大橋裕之くんに題字とメンバーのイラストを書いて頂きました。本当にありがとう!
そして、盟友である前野健太氏からの愛に溢れたコメントが花を添えてくれています。
明日より、店頭配布開始いたします。ぜひ、ふらっと立ち寄って持っていってください!

IND2554.jpgで、ディスクユニオン各店ではアルバムご購入の方先着で、特製缶バッジを差し上げます!
http://diskunion.net/jp/ct/detail/IND2554
そして、お茶の水駅前店限定僅少特典として、メンバーに書いて頂きましたサインカードをプレゼントします。

それぞれの「とびらをあける」名盤、ぜひ聴いてみてください!

11/28(金)新宿LOFTワンマンライブでも配布予定です!
あと、ライブ会場などで見かけたら差し上げます。いつもリュックにいれておきます。

5897_0.jpgフラワーカンパニーズの11月26日に発売される久々のニューアルバム『たましいによろしく』を聴かせて頂いた。
『怒りのBONGO』以来、約8年ぶりのメジャーでのリリース作品ということで、メンバー皆さんの気概というのか心境がとても新鮮なものに感じられた。
ただ、無理をした感じは一切ない。今までのインディーズでの活動と地続きの、今のフラカン、そのまんまを映したとても自然な気持ちのよい1枚です。
1曲目の「大人の子守唄」、この曲にはホントいろんなことが詰まっている。
大人になることはどういうことなのか、得たもの失ってしまったもの、ベンチに座ってふと考え込んでしまうひとつひとつの事柄、でも答えなんかどこにもなくて、ただ今見えるものに向かって歩いていくしかない、それがすべてであるというこ、この曲には溢れている。

37932039.jpegフラカンの新作を聴きながら、仕事帰りお茶の水から四ツ谷まで川沿いを歩いて帰った。
いろいろなことを考えながら、ひとつひとつ反復しながら、自分の足元を見ながら、中央線と総武線を交互に見ながら、ひとりでゆっくり歩いていた。
ひとりでいるということ、それは僕にとってかけがえのない大事な時間、誰からもふれられたくないもの、ひとつやふたつ誰もが持っているはずだろう。それを僕もひそかに確かに持っている。そして、それは大事なもの、譲れないものなんだ。
うまくいかないこと、人や物事に対してどうしようもなくうまくいかないことがある。そればかりだ。そして、それは必ず自分自身に帰ってくる。それからは逃れられない。
先週はいろいろな用事などでお酒ばかり呑んでいた。そして、酔うことで何かから逃げていたような気がする。そういうお酒はあんまり美味しくない。
人恋しさだけで生きているような時間だった。

けれど、そこからは結局何にも生まれないことをわかった。それだけはわかった。
「帰るのは いつもこの胸の中だけ」
そうなのだ、帰るときが来ているのかもしれないと思った。

世田谷でひとり暮らしをはじめ、2年半以上が過ぎた。
結局、何にも手に掴むことはできなかったような気がする。
しあわせは、いつも手の中ですり抜けていった。
そして、それに気付いたときは、周りには誰もいなくなっていた。

ひとりで夜があけるのを待っていた。

もう一度、帰れる場所へ帰ってみたいと思っている。

88e43f0b.jpeg昨晩、久しぶりの友人へ電話をした。
彼は、いいやつだ。馬鹿がつくほどいいやつだ。
僕の恥ずかしいみっともない話を延々と聞いていてくれた。
その後には、優しい声で「今度ゆっくり呑みましょう」という言葉。

負けるのが宿命だとしても、何もやらずに去っていくわけにはいかない。
やれることを今の段階で精一杯やってから、自分の全部出し尽くしてから、負けたい、消えていきたい。

そのためにも、まだまだやらなければならないことはある。それが今の喜びだと思う。
そう思っていたい。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/さよならBABY

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プロフィール

HN:
佐藤正訓
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】

【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)

上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!

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