あたらしい歌を探すのが それだけが僕の楽しみさ
昨日、旧い友人と鎌倉へ行って来た。毎年、鎌倉に行くのが旧友との約束なのだ。今年も行けてよかった。江ノ電にも乗った。昨晩ほとんど寝てなかったので、海を見ながらウトウトしてしまった。風がよかった。また、夏がはじまるんだと実感した。
夕方、老舗じゃない喫茶店ミルクホールで語り合う。と言っても、僕が語りつぶす。友人はニヤニヤして聞いてくれていた。その笑顔、いつまでもあれと思った。ありがとう。
夢のこと、将来のこと、生活のこと、それはてんでバラバラなものではなく、一つの線で結ばれているのだと思う。それをしっかりとした線にするため、残りの20代はそのための時間なのではないかと、そう思った。
ミルクホールは1年前に来たのだけれど、相も変わらず素敵な雰囲気で充満していた。観光客とそうでない地元の客と、それぞれの気持ちで居心地よく過ごせる場であった。コーヒー美味しかったぁ。
久しぶりの好天、大仏さまも気持ちよさげであった。
アイスクリームもすぐにトロトロと溶けて口周辺がベトベトになってしまった。
こういう観光名所へ行くと、何故か必ず写真を撮るのを頼まれてしまう。頼まれたそうな顔してるのかな。で、今回も家族連れの写真を撮ってあげました。
イチャイチャカップルばかりの中、一人で来ている女性が何ともカッコよいなぁと思った。凛とした美人さんであった。正に、孤高だった。
鎌倉文学館では、詩人の田村隆一展が開催されていた。実は、今回の最大の目的がこれだった。彼の詩は、一度読んだだけでは半分も理解できない。何度も何度も噛んで味わう必要がある。それだけの価値がある。
ちょうどその前の日、前野健太くんから田村隆一の本を借りた。今から、少しずつ味わいながら読んでいきたいと思う。
31日は、東高円寺のUFOCLUBで今回発売されたコンピのレコ発イベントにお邪魔しました。こどものこども、3月の三輪くんレコ発以来にお会いしました。相変わらず最高のメロディーとうた、堪能しました。ありがとう。
そして、前野健太withおとぎ話、今回は初の撮影を試みました。何だかはじめは緊張したけど、だんだん楽しくてたまらなくなった。彼らの音楽、みなぎる音楽がそうさせたんだと思う。彼らが好きだ、と当たり前だけどあまり口には言わないこと、今さらだけどそれでも何度も実感することを言葉にしたくなった。でも、彼らの音楽がそばで鳴っている。それだけで、もう何もいらないんだと思った。
隣にいた西田くんに、このままこのライブがいつまでも続けばいいのにねって話した。彼は元気に頷いてたよ。
ホント、久しぶりに「ずっと終わらないでいてほしい」と、そう思えるライブだった。宴だった。確かに心が満ちていく時間がそこにはあった。
三月のブルース、豆腐、鴨川、SAD SONG、キラキラとした新曲たちが、いろんな表情を浮かべながらUFOCLUB中に笑顔をふりまいていた。みんな、確かに笑顔だった。涙も、そう。涙も笑顔だった。
ライブ後は、高円寺の中華屋で漫画家の本さん、本さんの友人さん、前野くん、有馬くん、UFOCLUBチカさんと楽しいひととき、夢のなかにいた。お店を出たら、もう夜明けが顔を覗かせていた。
それぞれの場所へ帰っていく。また明日、旅立つために。当たり前だけど当たり前とは言い切れないことばかりの毎日だ。感謝しなければならない。
30日、三輪くんのライブ。企画のアニュウリズムくんの弾き語りにはまいった。思わずCDを買った。トクマルシューゴくんもよいけど、アニュウくんも素晴らしいよ。聴いてほしいなぁ。
今回は、三輪くんと二胡の吉田くんコンビ。このコンビ、何だか好きだ。音の隙間がここちよい。新曲、カッコよかった。期待してしまう。出不精のバラッド、最近のいろんなこと考えながら聴いてたら、自然涙目になってしまった。恥ずかしいことばかりだけど、そんでもね風を感じて、その心は忘れたくはないものです。
帰り、お2人と新高円寺の駅前のラーメン屋で軽い打ち上げ。問題はあるけど、進まねばならないと思った。
やらねばならないこと山ほどある。よいことだと思う。
やりきれないこともたくさんある、悔しいけど仕方のないことだと思う。
そいえば、鎌倉から友人と別れひとり新宿湘南ライナーで帰ってくるとき、久しぶりに「ロマンスカー」をウォークマンで聴きながら帰った。
車窓を見ながら、「これから東京へ帰るんだ」と思った。東京のうたが好きだと思った。
「あたらしい歌を探すのが それだけ僕の楽しみさ」(SAD SONG)、ホントそれしかないと思った。
もはや僕には、それしか何もないことを実感するようになった。生きていかなければならない。
今日のBGM:アニュウリズム/ドラヤキの歌
night fiight もがいてどこまで飛べるだろう
で、今日の昼休み神保町ぶらぶらしながら思潮社から出てる『田村隆一詩集』を探してたんだけど、どこにも見当たらなかった。東京堂でもなかった。今度、ジュンク堂行こう。
この前の仕事後、次の日が休みだってことでちょっと気分転換にお茶の水から四ツ谷まで神田川沿いを歩いてみた。夜の散歩だ。
一人の夜は、淋しい。けれど、一人の夜はいろんな思い出が胸をいっぱいにしてくれる。それは、とても大事な思い出だ。
東京の夜の風景は、一つ一つが言葉のように感じられて退屈しない。それぞれのメッセージ、心の中に詰め込んで、また次なる街へ歩き出したいと思う。
最近、好きなブログがいくつかある。作家荻原魚雷さんの「文壇高円寺」と大好きなミュージシャン豊田道倫さんの「目黒ラナウェイ」。暇があると、更新してないかチェックしている。魚雷さんとお話したことは数えるほどだけど、ブログで書かれている昔のことを振り返ったものが毎回グッとくる。20代後半の魚雷さんがもがきながら日々をつないでいる姿、それを僕は勝手に自分と重ねあわせてしまう。でも、何かしら志ある人なら誰もが立ち向かわなければならない事柄なのかもしれない。僕はまだ、そこまで悩みきれていないと思う。田村隆一さんは、悩むのにもエネルギーがいる。だから、若いうちにのたうち、もがき苦しむぐらい悩んだほうがよい、てなことを書いている。きっと、そうなんだろう。まだまだ悩み足りない気がするよ。
豊田さんのブログ、「音楽と生活」というものどうしようもなさがにじみ出ていて、読んでると自然にグッとくる。たんたんとしているものの、その内部で燃え上がる熱量は半端ではない。この人も本気なんだと思う。そして、それをちゃんと文章にして残していくこと、歌として歌い続けていくこと、何とも潔く羨ましいと思う。僕は、まだまだまったくそんな決心はない。ひとつひとつの出来事、1日1日の生活におっかなびっくりで生きている小心者だ。
この日記もそれなりに続いている。少しずつ読んでる方からメッセージを頂いたり、声をかけてもらったりもする。でも、本当の部分で人の心のを動かすような、そんな大それたものは書けそうにはない。
ただ、何かがそれぞれ感じ取って笑ってくれたなら嬉しい。笑えれば、それでいい。
昨日は、休みだった。休みの前に寅さんのビデオ2本借りて夜通し観ていた。やっぱり寅さんはカッコよい。寅さんは、自分の事を「渡世人」て言うのだけれど、世を渡る人って何だか素敵だ。要するに、根無し草のようにフワフワと定職もつかずに生きている人ってことなんだろうけど、そうやって生きていく決心、あるいはそうやって生きていかざるを得ない決心を持って生きている寅さん、彼の後ろ姿は常に哀愁でいっぱいで、尚且つ何だかいつまでたっても消えない少年性を感じることができる。
僕は、その背中見てると何だか胸がザワザワしてくる。もっと誇らしく生きたいと思う。
昨晩、西荻のうまいカレー屋さんへ行った。ちゃんとしたインドカレー屋さんは実ははじめてでドキドキした。店員さんがみんなインド人だった、当たり前だけど。
オーソドックスなチキンカレーとチーズナンとサラダ、あとビール呑んだらもうお腹パンパンになった。美味しかった。でも、ナンが大きすぎて途中でルーがなくなりそうで焦った。今度はちゃんと計算して食べよう。
知人と別れ、西荻から吉祥寺まで歩いた。吉祥寺の夜は、地元の若いカップルが肩寄り添いながら歩いていて、なんだか素敵だった。悪い人もいるんだろうけど、そんな人たちの存在がかすむぐらい素敵なカップルが街を歩いていた。住宅街へ消えていく人たちを横目に井の頭線で下北沢まで帰った。雨が降りそうだったので、少し急いでアパートへ帰った。
少し休んだら、また出かけていきたい。いろんな人に会って、いろんな景色を見たい。
死ぬまでに大事な思い出やかけがえのない人々とどれだけ出会えるか、それだけがこれからの楽しみだ。
仕事も頑張ろう。
秋ぐらいにいろいろと動き回る予定です。かきまわしたいです。ひとりずもうでも構わない。
明日、新高円寺で三輪くんと二胡吉田くんの弾き語りライブあります。
よかったら、ふらっと遊びにいらしてください。
よろしくお願いします。
アニュウリズム企画
2008年5月30日(金)
場所・新高円寺SALON by marbletron
「shikakuihako-musicfestival.vol.4」
act:アニュウリズム/細胞文学(京都)/三輪二郎
開場19:00 開演19:30 charge¥1500
今日のBGM:サニーデイ・サービス/さよなら!街の恋人たち
くちびるから宇宙 流れてく日々に
昭和という時代には「うた」が確かにあったと思う。今の時代にそれがないとは言わないが、あの頃には「みんなのうた」が頑としてあったと思う。今は、それぞれに大事なうたはあるかもしれないけど、それを語り合える人はとても限られてしまうような気がする。もっと大きなお母さんの子守唄のようなうた、今こそそんな「みんなのうた」が聴きたいと思う。ふらっと寄った酒場で酔ったお客が口ずさむ「うた」、そんな中に本当の人の気持ちが反映されているのかもしれない。もっともっと多くの人に出会いたいと思う。そして、口ずさめる「うた」ひとつでも多く死ぬまでに増やして行きたい。生活と音楽、そこから生まれる様々な問題、そしてそれを昇華してはじめて生まれる名曲たち。僕は、まだまだ何も知らないのだと思う。歩き出したい。
そんな「うた」の大事さを常に持ち続けているバンド渚にての新譜が来月の下旬に発売されます。
で、今回『クイック・ジャパン』にてその新作についてのコラムを書かせて頂きました。
とっても変てこな文章を書いてしまったのですが、無事掲載してもらえるのか楽しみです。6月12日発売とのことなので、店頭で見たらちょろっとチェックしてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
相変わらず内容は素晴らしくて、はやく素敵なジャケットも拝見したいなぁと思います。某レコード店では、特典CD-Rも付くらしいのでそちらもよろしくです。
夏の夜道にぴったりのじんわりサウンド、素敵です。
土曜日は、おとぎ話の下北沢CLUB QUEワンマンライブでお手伝いをしてきました。物販やチケット売ったり、お客さんワンサカでてんてこ舞い、おとぎスタッフの西田くんと奮闘しました。西田くん、ありがとう!
ライブよかったねぇ。客席は人が多すぎだったので楽屋横から拝見。まだまだ進むんだという彼らの気持ち、十分伝わってきた。何だかこみ上げるものがありました。自分も負けたくないなぁと思った。応援はするけど、負けたくはないのだ。勝ち負けじゃないけど、励みはなってる。ありがとう。
働いた分、打ち上げのビールがとっても美味しかったです。いろいろ話したかもだけど、あんまり覚えてないです。
で、そんなおとぎ話が今度31日は前野健太くんのバックバンドとしてUFOCLUBのコンピレコ発に登場します。楽しみです。
【VA/U.F.O.CLUB TOKYO JAPAN vol.4&vol.5
レコ発ライブ 第3日目】
前野健太withおとぎ話/こどものこども/
後藤まりこ(ミドリ)/坂本移動どうぶつ園
DJ:発狂チカ
open18:30
前売¥2000(ドリンク代別) 当日¥3000(+1ドリンク)
このオムニバスCDに併せて、お店(ディスクユニオンお茶の水駅前店)にてUFOCLUB特集を開催してます!
お暇なとき、覗きに来て下さいな。
今回は滞ってた告知関連するすると綴りました。
少しずつ、少しずつ好きなことを形にしていけたら嬉しいです。
胸の中にある気持ちは、きっと嘘をつかないと思う。
子供だとか、青春だとか、青臭いだとか、言葉では何でも言えてしまう。
ホントは、そんなことは大事なことじゃないのに。本当の言葉はいつも胸の中にあって。
「東京中の電気を消して夜空を見上げてぇな
かわいがってる ぶざまな魂 さらしてみてえんだ
東京中の電気を消して夜空を見上げてぇな
お祭りの日を待つ子供の様に 待ち続ける俺を笑いてぇんだ」
(エレファントカシマシ/友達がいるのさ)
今日のBGM:レシーバーズポンポンヘッド/JET STREAM
ここから先は ひとつひとつが 宝石なんだ
様々な思いをこのイベントに託し、そして明日へと繋げていければと思います。
今回は、大好きな大阪のうたものバンドぱぱぼっくすの4年ぶりの新作の発売を記念してイベントととして、それに相応しい素晴らしい出演者が勢ぞろいしてくれました。
そして、6月下旬にはこれ以上ない最高のロックバンドの出演を発表します!
『都会の迷子さんvol.5~僕のものなれ~』
都会の迷子さん生誕1周年記念日
&ぱぱぼっくす3rdALBUM『僕のものになれ』発売おめでとう
7月21日(海の日)
代々木Zher the Zoo
出演:ぱぱぼっくす(大阪)
●●●●(6/21発表!)
埋火(東京+大阪+福岡)
三輪二郎といまから山のぼり
サブステージ:前野健太
DJ:なんのこっちゃい西山。
開場17:30 開演18:00
前売¥2300 当日¥2500(共に1ドリンク代別)
チケット入手先
チケットぴあ Pコード:292-742
ローソンチケット Lコード:76793
ライブハウス店頭
お問い合わせ:代々木Zher the Zoo TEL 03-5358-4491 E-MAIL zherthezoo@ukproject.com
昨日は、旧い友人とお茶の水で待ち合わせ。神保町のさぼうるで語り合った。熱い熱い思いはとどまることをしらないものだ。さぼうるは学生時代に来ていたぶり、3,4年ぶりに訪れた。何だか落ち着くのだ。今度はひとりでふらっと来るのもよいかもしれない。
よい天気だったので無性に歩きたくなった。
九段下、そして北の丸公園へ。平日の北の丸公園は何だか牧歌的で不安が少し和らいでいくような気がした。隣の友人の顔見てたら泣きたくなった。
ベンチでボォ~とした。これから先、いろんなことあるだろうが、こんな時間があったこと忘れたくはない。
友人にフラカンの「この胸の中だけ」の素晴らしさについて話したら、自然と目頭が熱くなった。音楽の話でこんなに胸がはちきれそうになるのは中々ない。嬉しいことだよ。
その曲の中で、「昔はうれしいときに涙なんか流れなかったかもなぁ」て言葉があるんだけど、この年になると身に沁みてくる。友人が隣で笑っていてくれる。それが、何だかどうしようもなく嬉しかった。優しい顔をしていたんだ。
確かに、今僕にたくさんの「夢中になれるもの」を持っている。それが、それだけが嬉しい。この胸の中だけ、そうきっと思い出も 情熱も 涙も 夢も 愛も 友達も そして歌もこの胸のだけにあれば、それでよいのだ。まだまだ生きていける。やらなくちゃならないこと、僕には山ほどあるんだ。やるんだよ。
昨日の晩は、モナレコードで轟渚と夕映えカルテットとtencoさんのライブを観に行きました。
tencoさんの歌、はじめて聴いた。はじめて、でも何回も何回も聴いてきた歌がそこにあった。変わらない歌、言葉に出会えた。前野くんの「東京の空」のカバーは素敵すぎた。日中に歩いた東京の街を思い出しながら、噛み締めながら聴いた。
轟渚と夕映えカルテットは以前ペンギンハウスで観たんだけど、そのときよりさらにバンドとして完成度が高くびっくりしっぱなしだった。
渚さんのボーカル、誰でもない彼女の世界がキラキラと舞っていた。そして、その歌世界を支えるバックの演奏も素晴らしかった。
久しぶりにゆっくりお酒呑みながら、音楽に身を寄り添いながら楽しいときを過ごすことができた。ありがとうございました。
帰り、ライブに遊びに来ていた前野くんと王将で熱く語った。これからの展望、いろいろ見えてきた。そのために、いろいろやらなければ、成長しなければいけないこともある。けど、大丈夫、きっと大丈夫、そう思えた。王将の巨峰サワーはホント極端な色をしていて面白かった。ぐびぐび呑んだ。呑むしかないのだ。
生きているといろんな気持ちになる。どうしようもない気持ちになることもある。けど、人に、それも大事な人に迷惑をかけてしまうのは最低だ。寅さんのように、男らしくカッコよく生きていければ思う。まだまだまったく子供だよ。
迷惑をかけてしまった人、本当にごめんなさい。お幸せに暮らしてください。
大事な人との思い出、短くもかけがえのない大切な宝物のようなひとときでした。ありがとう。
一昨日の朝方、実家に住む兄貴に電話をかけた。朝方といっても4時過ぎ頃、兄貴はトラックの運転手をしているので、ちょうど起きた頃だった。兄貴とは6歳も離れてて、小さい頃はよくいじめられたイメージ、ファミコン朝までやった記憶、大きくなってからは兄貴がちょっと不良になって、しょっちゅう問題を起こしてて、だんだんと僕は彼から離れていくようになった。そんな記憶で溢れている。
どうしようもないとき、やはり頼れるのは家族だけだった。朝方、僕は実家へ逃げるようにして帰ったのだ。「負け犬」のようにベソかきながら。兄貴は鍵を開けてくれ、何も言わず少し笑ってた。「どうしようもねえなぁ、こいつ」て顔してた(笑)。それ見たら、何だか恥ずかしくも涙ポロポロ落ちてくるような気持ちになった。帰れる場所、ふるさとがある、それは本当にありがたい、感謝してもしきれるものではない。
その日の朝は、結局ほとんど寝なかった。眠れなかった。兄貴ともっと話したかった。ありがとう。
今日の帰り道、エレファントカシマシの『町を見下ろす丘』を聴きながら帰った。新作もよいけど、僕はやっぱりこの渋みたっぷりのエレカシが好きだ。
「悲しみの月日があらたな歴史のシグナル
いまからはじまる未来のあなたのシグナル」
「高みを望んでは 敗れゆくのが それが僕の癖らしい」
「ああ 運命が俺をかきたてている ああ まだまだ行かなきゃならないんだ」
まだまだくたばるわけにはいかないよ。ここから、また出かけていく。
今日のBGM:エレファントカシマシ/地元のダンナ~シグナル
生きている間は夢
で、実家帰って両親と一緒に寅さんの映画を観た。両親は大の寅さんファンで、初詣なんか柴又の帝釈天にちょくちょく行ったりする。僕もそんな両親に育てられたもので寅さん大好きになってしまった。そして、この年になるとますます寅さんの生き方に共感できるようになってきた。それは、決して社会的に評価される生き方とは限らないけれども、僕はそんな寅さんの生き方に強く強く憧れてしまうのだ。
寅さんは、毎回恋をする。その恋は決して実を結ぶものではない。だけど、寅さんは振り向かない。より、強い恋心を携えて次の旅へと旅立っていく。その後ろ姿は、いつもどこか淋しい。淋しいけれど、絶望はしていない。燃えるような熱い誰かへの思いでもって、次なる旅路での希望を繋いでいく。そんな生き方、正に藪から棒(今朝、サンジャポ観てたらルーさんがずっと藪からスティックを連呼しててちょっと飽きた。)だけど自分の心に素直に生きて生き抜くしか、それしか結局できないのだと思う。
そんなわけで、昨晩感動した寅さん、その寅さんでおなじみの葛飾柴又へぶらり途中下車の旅をしてきました。写真は、モデルになったお団子屋さん、¥140のお団子を1本食べた。美味しかった。日曜だけあって、人がたくさんだった。けれど、渋谷とかで感じるウンザリ感は皆無、ほのぼののんびりした顔やちょっとやくざっぽい顔の人なんかいて、こういう現実感ない感じがいいなぁと思った。浮世離れの風景で嬉しかった。
寅さん記念館にもお邪魔してきた。セットの見本やミニチュアがたくさんだった。あと、山田洋次監督や渥美清さんが語る映像が流れてて、何だかグッとくることがあった。寅さんに託したたくさんの夢や生きざまが画面に溢れていた。
やはり、人に感動を与えるものというのは、作り手が本当に身を削り、自身の中で道半ばで途絶えたものを、その思いを作品へ託す、その努力なのかなと思った。違うかもしれないけど、僕はそんな思いが好きだ。
江戸川にも行ってみた!どこかのお店の人が居眠りしてて、その風景が素敵だった。昭和を見つけた。調子にのって僕もボォ~として土手で昼寝してみた。気持ちよかった。
好きなバンドさんの音楽聴きながら、いろんなこと考えながら。でも、真上に広がる空は何にも考えてないように能天気な真っ青な空だった。だから、安心していろいろ思いを巡らすことができた。ありがたいことだよ。
河川敷でキャッチボールしたり、凧をあげたり、フリスビー投げたりの親子たち、なんだかよい風景だった。
夕方、名残惜しいけどライブを観に柴又を後にした。また、いつか遊びに来たいと思った。きっと来る、そんな日がまた。
寅さん、ありがとう。
夜は、渋谷のO-westでTOMOVSKYのワンマンライブにお邪魔してきました。今回も兄のはるさんがベース弾いてた。久しぶりのワンマンライブ、3時間ぐらいやって正に満腹てんこ盛りでお腹一杯だった。帰りになんのこっちゃい西山。さんに遭遇、彼も満腹そうな顔をしていた。やっぱりキョロキョロしてた。
トモフのライブは、何だかするすると幸せな気分になっていくから不思議だ。後ろ向きなのに、やっぱりそれでOKなのに気付かされる。大好きな「がん告知はいらない」やってて胸が躍った。ありがとございました。
小田急線の代々木八幡駅まで歩いた。
5月の東京の夜空は、何だか優しい人の顔みたいだった。
「心は駆け巡る 夜の空を駆け巡る」
ずっとずっと歩いていけそうな気がした。
今日のBGM:フラワーカンパニーズ/インドア・ライダー
涙のテロリスト
昨晩、あるバンドといろいろと話し合い。ひそかに僕が1番未来を期待しているバンドさん、彼らの進む道がどうであれ僕は彼らの音楽を自分なりのやり方で応援し続けたいと思う。
彼らの曲で「気分は戦争」てスッゴイ素敵な曲があるのだけれど、この曲を聴いているときに沸き起こるヒリヒリとした思いは、何だかとても懐かしいもので10代の頃、高校生の頃、授業中にウォークマンで聴いてたあの曲たちと同じ匂いがする。あのときのどうしようもないヒリヒリしたやりきれない思い。熱い思いをそのまま熱く語る術、そして相手もいなかったあの頃に聴いていた音楽たち。それは、今も僕の中に確かに生き続けている。そのことは彼らの音楽は僕にそっと囁きながら教えてくれるのだ。また、イベントにも呼びたいと思う。もっともっと多くの人に観てほしい。
その帰り道、王将で餃子持ち帰りするため下北で降りて、¥190セールだったドラマでビデオ借りた。最近憧れている寅さんとドラえもんの映画『のび太と鉄人兵団』の2本。『のび太と鉄人兵団』は、確かはじめて映画館でドラえもん映画を観た作品だと思う。松原団地駅の駅前にあった松原シネマでポップコーンを食べながら、コーラなんて飲みながら。お兄ちゃんが連れていってくれた。で、その映画が胸が痛くなるほど切ないラストシーンだった。子供ながら、人の別れのどうしようもなさに悲しくて淋しくてやり切れなくなった。同時上映で観た忍者ハットリくんかオバQがやけにくだらなかったから、それだけに胸が焼け付くものがあった。ただ、その気持ちは今も変わらないのだ。そして、これからもずっとずっと携えて行かなければならないものだ。それが、「生きる」ということ、まぎれもないことだ。この年になって少しずつだけどわかってきた。
大好きだった人たちと離れ離れになることは、昔も今もこれからも何度もあるに違いないし、僕はそのたんびに切なくなるんだろうなぁ。でも、いつかそんな人たちとどこかで再会してみたい。そのときは、しっかりと話せるようにしていたい。だから、明日も歩いていくんだろう。まだまだ、道は長いのだ。
今日は、寅さんを観て寝よう。寅さんのロマンがわかる男でよかった。「さよならだけが人生さ」。
そいえば、フラカンが今年のライジングサンロックフェスティバルに出演することになった!
2003年、彼が初出場したとき僕もはじめてライジングサンに参加した。あのときの熱いライブは今も忘れない。
あれから5年がたったけど、あのときの情熱は今もこれからも変わらない。フラカンは、常にそのことを証明してくれている。僕は彼らからもらったたくさんの熱いもの、少しは返せていれるのかなぁ。返せていけるのかなぁ。
福満しげゆきさんの新刊『うちの妻ってどうでしょう?』がとにかく面白いです。
なんとかなりそう、です。
今晩は、旧友の原くんと渋谷で呑んだ。原くんの笑顔、素敵だなぁ。
お店の焼き鳥、とても美味しくいい気分でした。
今日のBGM:ねずみバンド/潜水艦
夢の中で夢を見るんだ
ここ3日間ほど、雑誌やwebマガジン関連でいろんな人に会って話を聞く機会があった。
正直、いろんな話聞けて良かった、と思うより彼らの力強さ、確信的な生き方を目の当たりにして圧倒されることばかりだった。う~ん、俺大丈夫か?と帰り道少し落ち込んでしまったり。
でも、こんな経験できることにまず喜びを噛み締めたいとも思う。決して、昔思い描いていた自分の姿に追いついてるとは思えないが、まんざら絶望的な未来でもないように思えてくる。ただ、すぐに顔出す甘ったれた気持ちは何とかせねばなぁと切に思う。優しいことに触れると、ついつい甘えて調子にのってしまうのだ。で、後になって後悔したり。もっと、本当の意味で自立した人間にならねば。
いろいろ会ってお話させて頂いた皆さん、本当にありがとうございます。
近々そちらの詳細も紹介します。
母の日に合わせて実家へも帰りたかったのだけれど、ギリギリで断念。次の日、母親から「昨日、待ってました。」のメールが届いた。何だか、ホント申し訳ない気持ちになってしまった。とんだ親不孝もんだよ。
何もできない自分が、たまに顔見せるだけでも喜んでくれる母。もう少し自分の身辺が落ち着いたら、そのときは母と旅行に一度は行きたいと思う。熱海がいいかな。
この年(27歳)になって、つくづく今後のこと、目前と迫った30代のことを考えさせられる。
どんなことして、どんな生活をしているのやら、まだはっきりとは思い浮かべることはできない。
ただ、恥ずかしいとかみっともないとかはもう言ってられないと思う。切実に生きて行きたいと思う。
銀杏BOYZのチンくんが結婚した。正直、僕もいつかは誰かと結婚したいと思う。
今までは恥ずかしくて言ったり書いたりできなかったけれど、今は正直そう思うのだ。だから、ここにも書く。
その可能性があるのかないのかはわからない。難しいかもしれない。
ただ、愛する人、そして愛する子供、そんなものにやはり強い気持ちを惹かれるのだ。
そこから、また新たな決意が生まれるのだと思う。当たり前のことかもしれないけれど、何ものにも変えられないものでもある。
窓の外の雨の音がだんだんと激しくなっていく。胸のざわめきも少しずつ高鳴っていく。
まだまだやらなければならない、そんなこと考える。
そいえば、先週ポカポカ陽気の平日、都電荒川線に乗ってぷらぷら散歩した。
寅さんに会えそうな気分だった。楽しかった。
今週はいろいろ作業が立て込みそうだ。今週こそ実家帰りたいけど、帰えれるかなぁ。
いろいろひと段落ついたら、一度ゆっくり鎌倉にでも行きたいと思う。古い友人とともに。のんびりしたい。
日記を客観的に読むと、かなり荒れたことも書いてる。一度削除しようかとも考える。
けれど、はじめから誰に向けたものより自分自身に向けたものだと思っているので、このまま残し、このまま書き綴っていければと思う。誰も見なくても構わない、自分自身納得いくもの書ければ。自分自身納得いく生きかたができれば、もうそれでいい。
今日のBGM:タテタカコ/君は今~あした、僕は
僕は天使ぢゃないよ
今回は、もう大変尊敬してしまうスゴイ方あがた森魚さんをお呼びして、その名も『あがた森魚といまから山のぼり』!いやぁ、何だかちょっと恐いです。いろんな人にいろんなことを言われそうです。でもでも、やはりこれは勝負しに行かなくてならないと思う。そう思います。三輪二郎といまから山のぼりの底力をお見せできるかと思います。そして、それに呼応したあがたさんの歌、注目です。
そして、今回ご来場して頂けた方には限定スペシャルCD-Rを差し上げます!あの日の感動を収めたライブ盤です!
ハヤシライスレコード渾身の企画、ぜひともよろしくお願いします。お待ちしてます。
ハヤシライスレコードpresents『あがた森魚といまから山のぼり』
6月15日(日) 三軒茶屋グレープフルーツムーン
出演:あがた森魚
三輪二郎といまから山のぼり
shibata emico
開場18:30 開演19:00
前売¥2300 ¥2500(共に1ドリンク代別)
★ご来場の方には、レコ発ライブ音源CD-Rをプレゼントします!★
6月のライブにも出演して頂くshibata emicoさんの1stフルアルバムがついに一般発売されました!
ピアノとギターの弾き語りと彼女の「うた」だけという何ともシンプルな編成なのですが、聴けば聴くほど引き込まれていく彼女の音楽家としての魅力がたっぷり詰まった素敵な1枚です。
タイトルは『in the night』、夜の景色ひとつひとつを大事にしながら、彼女はその目に映る景色をうたに変えていきます。「彼女だけの歌」、それが多くの人に届くことを願います。きっと、それぞれの夜にそれぞれの思いを彩ってくれるはずです。久々の断トツのオススメCDです。これからの季節、夜の散歩なぞしながら聴いたらよい感じです。
また、来週配布予定のフリーペーパー『トランジスタラジオで聴きたい日本のロック便り』では、shibataさんのインタビューを掲載させて頂きます。そちらも、どうぞよろしくお願いします。
また、寄稿させて頂いているwebマガジンでもshibataさんのインタビュー等読むことできます!
こちらもどうぞよろしくお願いします。
http://suntronix.michikusa.jp/gekkoso/
ここのところいろいろあったような、そうでもなかったような慌しくも不思議と焦ることのない日々を過ごしていた。
週末に少し体調崩しかけたけど、何とか踏ん張る。
日曜日、休みだったので調子に乗ってたくさん呑んだ。みんな笑顔で嬉しかった。
昼間行った池袋鬼子母神の古書往来坐で外市をやっていたので覗いてみた。
萩原魚雷さんとも少しお話した。
昨晩は、渋谷O-NESTでマーガレットズロース企画にお邪魔しました。ロックンロールがただただそこにはあった。もう、それだけで十分だと思った。ないものねだりはしたくない。かっこ悪いよな、そんなの。今あるもの、今目の前にある世界が全てだと思って生きていきたい。そこに笑いがあればいい。
タテタカコさんの新譜をようやく聴くことができた。より広がりを見せる、そしてそれなのにどんどん彼女の深い心の奥が浮き彫りになった作品、またまたググッと聴き入ってしまった。ライブもまた観に行きたい。
TOMOVSKYさんのCDかけながらいろんな人のブログを拝見、パトロールしてたら銀杏BOYZの峯田さんの日記がバシバシ更新されてて嬉しかった。しかも、ちょうど日記再開に関しての文章でトモさんのことに触れていて、一人で嬉しくなって思わず画面見ながらニヤニヤしてしまった。気持ち悪いなぁ。でも、「コインランドリーデート」はとてもいい曲。
書きたいことたくさんある。でも、本当に大事なことって何なのかと考える。告知も日々の雑録も大切だけど、本当に大事なもの、自分の中で大切なものについて書ける人間になりたい。まったく、まだまだなのだ。
今日は天気が良いので、朝早く起きて散歩して日記もつらつら書いてみた。これから、また何か起きれば嬉しい。楽しいことたくさんあるとよいけど、悪いこともまんざら悪いことではないのかもしれない。そんなふうに生きていきたいです。
今日のBGM:TOMOVSKY/いとしのワンダ
心の花 咲かせる、人であれよ
昼過ぎにお茶の水で合流して、カフェひなたやでカレーセットを頼む。ここのカレーは何故だかとびきり辛い、何杯も水をお代わりしてしまった。でも、美味しかった。サラダも新鮮で食べてて身になるのを感じることができた。アイスティーも美味しかったです。6月のハヤシライスレコード企画のチラシを置いて頂きました。ありがとうございます。
旧友は大学時代唯一といってもよいくらいの信頼できる友人、先月から千葉県の柏に引っ越したのだ。久しぶりの休日、彼と他愛もない青臭く、くだらない話をできること、それ自体とっても貴重だと思った。お互い、それぞれの望みを持って生きている、そのことを確認できた。まだまだ、何もはじまってはいない。
ちょっと散歩でもしようかと、お茶の水から上野公園まで歩いてみた。20歳頃、よくこの辺を一人で散歩していた。何か目的があったかといえばそんなものは一切なかった。ただただ闇雲に歩いていた。強いて言えば、自分のそのときの心象風景と一致する風景と出会いたかったのだと思う。満たされぬ心をポケットの中に入れて、エレファントカシマシをウォークマンで聴きながら。
上野公園であまりにも暑いのでアイスクリームを食べる。すぐに溶けてアイスがたらたら垂れてみっともなかった。お洒落カップルに笑われてたかもしれないや。
友人とベンチに座りながらボォ~と過ごした。日陰に入るとだいぶ涼しく風も気持ちよかった。思わずウトウトしながら、普段言えないことやこれからの生活についていろいろ話してみた。友人は一つ一つ大事に聞いていてくれて嬉しかった。長生きして、おじいさんになってもこんな会話したいと思った。
夕方、友人と別れ山手線で池袋にて途中下車。池袋は昔専門学校行っていたときに毎日のように通っていた。
リブロで何時間も立ち読みしていた。写真の本が充実していて長い時間いても飽きなかった。今日は、探していたさくらももこさんの『ひとりずもう』の上巻を購入した。相変わらずいい本屋だと思った。昔あった詩集のコーナーがなくなっていたのが残念だった。
夜は、下北沢の440で長谷川健一さんのライブにお邪魔させて頂きました。今日は、コントラバスで船戸博史さんが参加されててスゴく楽しみでした。実際、素晴らしいて言葉が意味なくなるほど素晴らしかった。試しに頼んでみた泡盛のロックで完全に酔っ払ていたのもあるけど、2人のうたとおとに酔いしれました。
長谷川さん、ご招待いただき本当にありがとうございました。
京都へ行くときは、長谷川さんの旅館に泊まろうと思います。皆さんもぜひ!
昨日は、『都会の迷子さん号外~若者(うたもの)たち~』を秋葉原CLUB GOODMANさんにて企画させて頂きました!たくさんのお客様、本当にありがとうございました!もっと気の利いたこと言えればよいのですが、本当に緊張したり嬉しかったりで上手くお礼を言えませんでした。迷子さんグッズ、ぜひよろしくお願いします!
出演者の皆様も素晴らしかったです。とうめいロボさん、メールのやり取りの時点からとっても素敵な人なんだと確信してました。そして、素敵なライブ本当に良かったです。彼女のうたを聴きながら、きっとこの日は良い日になるって実感できました。ありがとうございます。
owkmj(俺はこんなもんじゃない)、僕はこのバンドさんはとことん歌っていると思いました。体全体で言葉にならない本当の言葉、大切な人に伝えたい本当のことが表現されているように感じました。だからこそ、あれだけ本気の凄まじいライブができるのだと思いました。ありがとうございました。リハなしなのに凄いです。
埋火さん、この人たちリハ観た時点でもう足がガクガクするほど感動してしまいました。実は音源しか聴いたことがなかったので、これほどまでにロックでサイケでうたものだと知ってビックリでした。何だか、ゆらゆら帝国のような存在感でした。あまりよく知りませんが。。
前野健太とDAVID BOWIEたち、今回はあだち麗三郎くんがドラム(サックス)、二胡の吉田悠樹くん、そして今回初登場のコントラバス服部くんでの編成。リハのときはちょっぴり不安だったけれども、本番はその場の雰囲気もあり完成度の高い演奏、うたを聴かせてくれた。「ともだちじゃがまんできない」のこのバージョンはちょっとありえないなぁと感心しました。またしても前野くんには一本とられてしまった。
長谷川健一さん、この日はソロ。けれど、とってもシンプルでいながら一番奥深く、心の奥深くまでスルスルと食い込んでくるライブだった。独特の時間の流れ方をしていた。思わず一人で喫茶店なんかでボォ~と好きな人のこととか考えてるような、そんないろんな思いを巡らすようなライブだった。こういう人は、やっぱり東京にはいないかもしれない。時間の流れがどうしても違うのだ、きっと。鴨川の土手でボォ~と日向ぼっこしながら物思いに耽る、そんな淋しくも充実した至福の時間だった。ありがとうございました。
写真提供して頂いたたくみさん、どうもありがとうございます!
次回の『都会の迷子さん』は、7月21日(海の日)代々木Zher the Zooにて開催します!
出演者等の詳細は追って発表します。どうぞ、1周年記念もよろしくお願いします。
今日のBGM:エレファントカシマシ/シグナル
君の「うた」を歌っていたいのさ
それぞれに大事な人がいるように、それぞれの大事な「うた」があるはずだと思います。そんな大事な、かけがえのないそれぞれの「うた」に溢れたイベントなれば、ホントそれだけが望みです。
ぜひ、お時間ありましたら秋葉原へお越しください。お待ちしてます!
【都会の迷子さん号外~若者(うたもの)たち~】
4月29日(昭和の日)
秋葉原CLUB GOODMAN
出演:長谷川健一
OWKMJ(俺はこんなもんじゃない)
埋火
前野健太とDAVID BOWIEたち
とうめいロボ
DJ:なんのこっちゃい西山。
開場17:30 開演18:00
前売¥2000 当日¥2300(共に1ドリンク代別)
●ローソンチケットにても販売中です!
Lコード74914
http://
【タイムテーブル】
開場
17:30~
開演
18:00~18:30 とうめいロボ
18:40~19:10 owkmj(俺はこんなもんじゃない)
19:20~19:55 埋火
20:05~20:40 前野健太とDAVID BOWIEたち
20:50~21:35 長谷川健一
今夜、三輪二郎くんの弾き語りライブがあるとのことで、高円寺のムーンストンプさんへお邪魔しました。
今回の企画者である真っ黒毛ぼっくすをようやく観ることができました。真っ黒毛、スゴイです!温かい中にもほとばしる熱さ、音楽への愛、人への愛、恥ずかしながらもそんな思いを掻き立てる演奏と歌でした。メンバーの一員である女の子が小さくて可愛かったです。ボーカル大槻さんの歌が素晴らしかった。三輪くんがバックでギターも弾いたりして、ワクワクするようなフレーズをたくさん聴かせてくれました。
オリジナルアルバムを無理矢理4枚セットにした「真っ黒毛ボックス」(¥2000!)も購入しました!こんないいバンドさん、もっともっと観てほしいなぁと当たり前だけど当たり前にできないことを考えました。
昨晩、何気なくまつきあゆむくんのブログを読んでいた。割りと熱いこと書いてあって好きなのです。で、今回はさくらももこさんの新刊『ひとりずもう』を紹介してて、何だかグッと来るもの感じて、今日の休憩中に書泉グランデに探しに行きました。店員さんに探してもらったところ、上下巻の下巻しかないとのこと。ちょっと迷ったけど下巻買ってみました。で、帰りの電車でワクワクしながら読んでました。さくらももこさんの自伝的要素の強い作品、何だか『まんが道』じゃないけど、こういう生き様が描かれた、赤裸々に綴られたものがとても好きです。輝くことも前進することもままならなかった自分と重ね合わせたりしてしまう。
正しい生き方とは何なのかを考える。それは人に認められたり、社会的に評価されるということなのか、それ以外のはみ出した部分にこそ、何かそれぞれ自分だけの幸せがあるんじゃないかと思った。
みんながいう「幸せ」に憧れはするけれど、それに満足したりひたっていることのできない性分なのかもしれない。人間としては、自分、そして他人に対しても厄介なものだと思う。
手探りでいくしかない、不安も失望もそのために何かを教えてくれるに違いない。
思いっきりずっこける事も、それはそれで意味があるのだと思う。
きっと、明日は何かを見つけられるに違いない。そう信じたい。そう信じて生きて行きたい。
どうぞ、よろしくお願いします。
佐藤正訓
今日のBGM:真っ黒毛ぼっくす/歓びのダンス
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イベント:【都会の迷子さん】
【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)
上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!