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フラカンのインストアライブ企画します!

5d074694jpeg11月28日(水)ディスクユニオン下北沢店にて、フラカンのインストアライブを企画することになりました!
来週発売されるフラカンのベスト盤の購入者に先着にて入場券をお配りします!
閉店後PM9:15頃から開始します。今回は珍しいアコースティック編成でのほほんとしたフラカンライブになりそうです。これから、詳細詰めて行きます。決まり次第こちらのブログに最速で告知します。
ぜひ、多くの方に来て頂きたいです!よろしくお願いします!

フラカンは、僕にとって一番大事なバンドです。この人たちがいなかったら、彼らのライブを観ていなかったら、今の僕の活動はないと思います。
2003年春、初めて彼らのライブを観た。YO-KINGのライブでゲストで出てた。YO-KINGが最初に出てきて「名古屋が生んだ最高のロックンロールバンド、フラワーカンパニーズ!」て言って登場した彼ら。
死に物狂いのライブ、発狂絶叫するボーカル圭介さんの姿、そして胸に深く言葉たち、その全てに魅了された。自分が捜し求めていたものをやっと見つけることができた、そんな気持ちだった。
その時に聴いた「吐きたくなるほど愛されたい」と「発熱の男」は今でも、そして永遠に忘れることはない。それぐらい大事な曲だ。その年は、ライジングサンロックフェスティバルで2日目の深夜にアーステントでフラカンのライブも観ることができた。
それから都内であるライブはほとんど行くようになった。2004年秋に「世田谷夜明け前」というアルバムが発売された。このアルバムの先行レコ発ライブ下北沢シェルター2daysに行った。帰りの小田急線の中で聴いてたら嬉しくて泣いた。1曲目「深夜高速」から最後の「アイムオールライト」まで興奮のしっぱなしだった。
そしていつか、世田谷に、下北沢に住みたいと思った。
2005年は、京都のタクタクまで観に行った。昼は観光したり、とてもいい思い出だ。
2006年、ボーカル鈴木圭介さんの歌詞集が発売された。それを機に、僕の働くお店でサイン会を企画させて頂いた。来て頂いたお客さん、そして圭介さんに喜んでもらえた。良い経験になった。
そして、これからも全力で応援させて頂くつもりです。まだまだこれからです。よろしくお願いします。

そういえば昨日の夜、三茶のサミットで買い物してたらシナロケの鮎川夫婦を見かけました。惣菜コーナーで。
スーパーでも、やっぱりカッコよかった。

やりたいことやるには、多くの犠牲が必要だ。伊達や酔狂じゃない本当の歌、音楽を掴みたい。仲良しこよしの輪の中では何も生み出すことはできない。一人でも一人きりでもやり続けるしかない。それが、自分で決めたことならば。他人の機嫌ばっか伺っても疲れるだけだ。いくらでも出る杭になろう。そしてたくさん打たれよう。もっと強くなるしかない。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/人間の爆発


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この世で一番キレイなもの

夕方、渋谷のブックファーストに行ったら、「あいんどんわなだい」というコーナーがあった。銀杏BOYZ峯田さんのオススメの本や著書が並んでいた。その中に、早川義夫さんの『たましいの場所』という本も並んでいた。
さっき、家に帰って本棚にあるその本を再読した。涙がこぼれた。自然と、何も考えず涙が出てきた。
醜い、情けない、どうしようもない本来の自分、それを包み隠すことなく表現する人の力強さを感じた。
普段、どうしても対面的にいろいろと取り繕う自分がいる。カッコつけて、カッコつけて、でも全くカッコがつかない毎日。そして、その姿をもう一人の自分が冷たい目で遠くから見ているような気がする。その視線に気づいた時、逃げ出したいくらい惨めな自分の姿だけがポツンと一人、周りから孤立しながら浮いている。
早川さんの本を読んで、もう一度自分をさらけ出していこうと思った。不細工で馬鹿な自分をもっと出していこうと思った。それが本当の意味で歌うこと、そして生きることだと思うから。

夜、渋谷のシネセゾンで『めがね』という映画を観てきた。水曜日は¥1000だったので、夜の回は満員で人が右往左往していた。
この監督の前作『かもめ食堂』は大好きだったのでかなり期待してた。今作は、何か大衆向きにオシャレ感が強まっていた。ちょっと、ついていけなかった。OLの皆さんにオススメかもしれない。ただ、こうゆうのが今受けるんだろうなぁと思った。勉強になった。市川実日子さんがよかった。

月曜日は、高円寺の円盤にライブを観に行った。前野健太とラブクライ三沢さんの新バンドLETTERのライブでした。仕事あがりが遅く、前野くんは半分しか観れなかった。申し訳ないです。でも、ライブは秋っぽくしっぽりしてて良かった。最後の「ダンス」のピアノ・バージョン、もっと聴いてたかった。
LETTER、カッコよかった。三沢さんの歌、とても懐かしい気持ちになった。夢見る少年の頃の自分の姿が立ち上がってきた。永遠に消えない、消せない言葉がちりばめられていた。キレイだった。最後にやったボブ・ディランの「I Shall be released」の三沢さんの付けた歌詞が良かった。
「心に闇があって それに光をあてる 夢の続きじゃない 祈るように叫べ」
帰り、三沢さんのCD-Rを買った。寝るときに聴こうと思う。
円盤田口さんに『都会の迷子さんvol.2』のフライヤーを置いて頂いた。折込して頂けるみたいです。ありがとうございます。田口さんにはホント頭あがらないです。僕も頑張ります。

ライブ後、前野くんたちと、そしてこの日偶然来られていたT田M倫さんと少し呑んだ。T田さんの話面白かった。冗談の中に、フッと心の芯にある大事なことを突き刺してくる、ホント言葉の人だと思った。
帰り、そのT田さんと高円寺から新宿までいろいろ音楽の話させてもらった。これから、自分がこの道で生きていくこと、そしてその中でやっていこうとすることなど話しながら、T田さんの言葉一つ一つが糧になった。ありがとうございました。彼の新譜が12月に発売予定、豪華ゲスト陣、そして本当の歌が詰まった傑作のはずです。
頂いたサンプルCD-Rを聴こうとしたら、中身が空だった。無性に聴きたくなった。

秋の夜は、室生犀星の詩集を読みたくなる。20歳頃、文学青年気取りだった頃、彼の文庫本を読みながら新幹線で彼の故郷金沢へ一人出かけた。真冬の金沢は寒くて暗くてホント淋しい気持ちになった。
でも、あの頃の自分が今の自分を内から育ててくれたんだと思う。良かったんだと思う。
誤解や失敗、どうしようもないことの毎日、そんな日々の思い出も無駄ではない、きっとそうなんだろうよ。

早川義夫/この世で一番キレイなもの
弱い心が指先に伝わって 痛々しいほどふるえている みんなの前で裸になって 縮こまっているみじめな僕
なぜに僕は歌を歌うのだろう 誰に何を伝えたいのだろう もっと強く生まれたかった しかたがないね これが僕だもの
この世で一番キレイなものは あなたにとって必要なもの 僕らを包む壮大な宇宙 ひとしずくの泪 求めあう命
キレイなものはどこかにあるのではなくて あなたの中に眠っているものなんだ いい人はいいね 素直でいいね キレイと思う心がキレイなのさ

今日のBGM:パラダイス・ガラージ/UFOキャッチャー

友部正人さん35周年35曲ライブへ行ってきました。

d33a4d03jpeg今晩、吉祥寺スターパインズカフェで友部正人さんの35周年35曲ライブを観てきました。知ってる曲、知らない曲いろいろあったけど、友部さんの歌にはそんなの関係ないような温かさ、親しさが溢れていた。だから、はじめて聴いた曲でもその場で口ずさめるし、何度も聴いた曲、その時その時で温かみが違って新鮮に感じることができる。35年も歌い続けているんだもんな、音楽の奥行きが広い、どんな人、どんな気分で聴いても何かをそれぞれに感じさせてくれる説得力がある。
バックを務めていたパスカルズの皆さんも素晴らしい演奏で、胸がウキウキしてきました。
ゲストの三宅伸治さんのギターもカッコよかった、そして優しかった。
そして、フラカン圭介さんと共作した「サンテグジュペリはもういない」をはじめて聴くことができた。感無量だった。

友部さんのライブを観ながら、いろんなことを考えた。今やるべきこと、できること、そして将来の自分の姿、不安や戸惑いばかりだが、何か光を、灯りを求めて進んでいこうと思う。そして、音楽ってのは僕にとって何ものにも代えがたい灯りだ。そして、ライブはその光を実際に目に見える形として表現する場、とても大切な場所だ。そこからの出会いもまた自分にとってはとても大事な繋がりだ。そういうもの、これからも大事にしていきたい。

ライブ後、11月イベントのフライヤーを配らせて頂いた。スターパインズのスタッフさんありがとうございます。
そして、友部さんに持参してきたエッセイ集にサインして頂いた。イベントのチラシと共に、『前野健太/ロマンスカー』をお渡しした。友部さんスタッフさん、お邪魔しました。ありがとうございます。ぜひ、聴いてほしいです。

昨日は、埼玉の実家へ帰宅した。普通、帰るときは千代田線から北千住まで出て東武伊勢崎線で帰るのだが、今回はちょっと遠回りした。新宿から埼京線乗って赤羽まで行った。久しぶりに赤羽に行った。エレカシの町、Theピーズのハルさんの住む町だ。土曜の夜の赤羽は、家族連れと酔いどれの中年のオヤジさんが多かった。ハルさんも歩いてないかなぁ~と思った。OK横丁をぶらぶらした。
赤羽から荒川を越えて埼玉の川口まで歩いた。夕暮れから夜にかけての荒川は、何だか淋しくて身投げでもしたくなる気分だった。けど、そんな淋しさの中、ウォークマンで『ロマンスカー』を聴いた。グッときた。
川口に着くと、書泉ブックドームに立ち寄った。ここは中学時代たまに来た。埼玉随一の大きさの本屋さんだ。
けど、何だか閑散としていて淋しかった。昔来た時は、もっと活気があったように思う。新宿の紀伊国屋や池袋のリブロやジュンク堂に較べると、歴然とした差がある。埼玉、頑張れと思った。
川口から草加行きのバスに乗った。夜のバスは何だか不思議なワクワク感があって好きだ。どこか見知らぬ地へ連れてってくれるんじゃないか、そんな期待と不安な気持ちになる。
バスでは、タテタカコさんを聴く。『宝石』聴きながら夜景見てたら泣きそうになった。
草加駅は、元気ない感じだった。でっかいビルだけがのさばって、商店街の小売店などはホントしょんぼりしてた。せんべい屋もパッとしなかった。古い建物が壊され、どんどん新しいオシャレな住宅ばっかで拍子抜けした。でも、時代が変わればいろんなものが変わるのはしょうがないことなんだろう、きっと。
10時過ぎに実家に着いた。両親は相変わらずだった。お互い元気で会えるのが一番だ。
実家の大画面テレビでドラえもんの映画『のび太の宇宙開拓士』と『のび太と竜の騎士』を観た。
ドラえもん映画の武田鉄也の曲はホント名曲揃いでビックリした。いつの間にか寝てた。

久しぶりの連休、天気は散々だったけどいろんなこと感じられた。いろんな人にも会えた。そして自分自身にももう一度立ち向かえたように思える。
毛布を出した。友部さんの曲聴きながら寝よう。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/虹の雨あがり~なんとかなりそう

眠りゆく花たちは どんな夢をみてる

何だかいろんなこと考えてしまう1日だった。でも、ホントは何も考えてなかったのかもしれない。
人の気持ちなんて、全くわかりようがない。理解した気になってるだけなのかもしれない。
まぁ、最近はそこまで考え込まなくなった。年をとったからなのか、昔はもっといろんなことに敏感だった。
年を重ねるってことによって、何かを得るというより大事なもの要らないもの含め、元々自分の中にあったものがどんどん抜け落ちていくのを感じる。感受性もだんだんと鈍くなっている。でも、子供のまんまの感受性で生きてたら、毎日がやりきれなくてどうしようも気持ちになってしまうんだと思った。これでいいんだと思う。

秋は散歩がしたい。昔、といっても浪人時代から大学1.2年の頃、一人で文学散歩をするのが好きだった。
文学散歩、大好きな作家や詩人、永井荷風や太宰治、大岡昇平、遠藤周作、寺山修司、室生犀星なんかの生前生活していた街や作品に縁のある地を文庫本持ちながら訪ねる、そんなことばかりやっていた。もちろん友達なんていなかったのでいつも一人だった。でも、見知らぬ地での一人ぼっちは、何だかとても心地よかった。異邦人の気持ちに近い。夕暮れ時、商店街を歩く人々の姿、僕のまだ見ぬ「生活」の匂いがとても好きだった。
その頃は、エレカシばっか聴いていた。宮本みたいな孤独な男に憧れ、そして被れていた。
エレカシは11月に久々のシングルが発売されるらしい。とても楽しみだ。ライブもまた行きたいな。

小冊子『トランジスタラジオで聴きたい日本のロック便り』の来月号は少し配布が遅れます。
少しでも納得いくものを作りたいです。よろしくお願いします。

イベント『都会の迷子さん』、11月の第2回、そして来年1月の3回目も視野に入れてこれから詳細を詰めていきたい。来年は、もっと充実したイベントにしていきたい。

制作に携わっている三輪二郎といまから山のぼり、だんだんと音が出来上がりつつある。年末には、宣伝・営業活動を進めていきたい。そして、来年発売、たくさん聴いて売れてほしい。

昨日、バイオリン奏者のHONZIさんが亡くなられた。フィッシュマンズやUAでの活躍はもちろん、最近では早川義夫さんや松倉如子さんの伴奏もやっていた方だ。実は、11月のイベントに当初HONZIさんに松倉さんの伴奏をお願いしていた。体調不良とのことで辞退ということになった。出て頂きたかった。こうゆう時、とてつもない無力感に襲われてしまう。けれど、やれることやるしかないのだとまた感じる。どちらも本当のことなんだろう。今はただ、HONZIさんのご冥福をお祈りいたします。

週末、ふらりと埼玉へ帰ろうと思います。少しだけ区切りが付いた。問題は山積みだけれど、少し休んでからまた一つ一ついい方向へ進めていきたい。『ドラえもん』全巻持って来ようと思う。

ホントは昨日の夜に書いたけど、途中で寝てしまったので今になりました。
朝起きて、トクマルシューゴさんの新作を少し聴いた。小さいこと気にせず歩いていける気がしてきた。

今日のBGM:松倉如子/ともだち

それぞれのロマンスカーに乗って

tate.jpg昨日、前野健太1stアルバム『ロマンスカー』発売記念レコ発ライブにお越し頂いた皆さん、本当にありがとうございました。出演者、UFOCLUBのスタッフの方、みなさんお疲れ様でした。
CD購入して頂いた方、声かけてくれたみなさん、ありがとうございます。

太陽民芸、相変わらずのロックンロール、最高のロックンロールをありがとうございました。
加地等さん、実はこの日観れるのを楽しみにしていました。期待以上のグチョグチョ具合でした。素晴らしい。
おとぎ話、おとぎの世界を現実に変えてくれる不思議で素敵な4人組、ありがとう。
そして、前野健太とDAVID BOWIEたちスペシャル編成、一人一人の音がこの日の意味を力強く感じさせてくれた。それに応える前野くんの心の底の底から突き抜けてくる歌、言葉、声、全てがこの日のためにあったんだと思えました。それぐらいに当たり前に奇跡的な夜でした。

ホント、夢のような一時でした。僕にとって、『ロマンスカー』は銀河鉄道のような夢のような乗り物、いろんなことを学んだり、落ち込んだり、ウキウキしたり、ときめいたりする夢の乗り物です。これからもこの乗り物に乗っていろんなところへ出かけて行きたいです。そんな人が一人でもいてくれたら嬉しい限りなのです。

今日は昼近くまで寝て、昼出勤。今後のことなど考えながら働いた。そんなに若くもないが、何かを諦めるにはまだ早い。今、できることやっていることをもっと結果に結びつけられるようにして続けていきたい。

明日から、委託にて双葉双一さんのCD-R『LIVE IN JAPAN』を僕が働いてるお店ディスクユニオンお茶の水駅前店にて発売開始します!双葉さんの歌は、ホント夢のようで、でもスゴク説得力があって大好きです。ぜひ、聴いてほしいです。全7曲入りで¥1000(税込)です。よろしくお願いします。

帰り、タテタカコさんの新作『羊・狼』を聴きながら帰る。タテさん初のライブアルバムだ。この人は、ホント強い人だと思う。本当の意味で「力強く」生きている、自分の歌を歌っている人だ。とても正直だ。
僕はそんな歌い手さんが大好きだ。

今日のBGM:タテタカコ/しあわせのうた

9月の冗談クラブバンド

c47dfacajpeg明日はいよいよ前野健太の1stアルバム『ロマンスカー』レコ発ライブです!
今年の1月に初めて彼のライブを観て、知り合いとなり、仕事仲間となり、ロマンスレコードのお手伝いをするようになった。この何ヶ月かでホント彼からはいろんなことを学びました。そして、自分も彼の歌に応えられるような仕事をしなければと思いました。まだまだ至らないところばかりで、逆に足手まといになることが多い。けれど、気持ちだけでも後押しできればと思う。でも、明日はホントに楽しみな気持ちでいっぱいだ。前野くんのことだから、またとんでもない一夜を用意してくれるに違いない。期待してます。

昨日は、高円寺の無力無善寺で無善法師さんと太郎さんと前野くんの弾き語り対決を観た。太郎さんは、前野くんに無善寺を紹介した人、とても熱くて若々しくて、そんでもってとってもイカシタ人だった。ロックだった。30なっても40なってもああいう歌を歌い続けてほしい。
前野くんのライブも変てこりんで楽しかった。無善寺で聴くと全ての音や言葉が少し普段と違って聴こえる。とても不思議な場所だ。
帰りは、大将で呑んだ。珍しく酔いまくった。フラフラしたのはホント久しぶりだった。でも、何だか楽しい夜だった。環七沿いをパラダイス・ガラージを聴きながら帰った。

今日、入荷したばかりのTheピーズのシングル『日が暮れても彼女と歩いた』を買った。帰りの電車の中でずっと聴いていた。アビさんのギターがもの凄い地響きを起こしていた。シンちゃんのドラムは、ある意味復活後のTheピーズの象徴のような安定感でもってズバズバ前へ進むリズムだ。そして、ハルさん、この人には何も言うことはない。ただベース弾いて歌ってる姿観れるだけど、ただステージの上でヘラヘラしてるだけで、それだけで僕は感動してしまう。何とかなるような気がしてくる。

タイトルは80年代のATG末期の作品の題名です。映画自体は普通だったけどタイトルが何だかワクワクした。今夜はそんな気分だ。

今日のBGM:Theピーズ/グライダー(Remix Version)

映画館で豊田さんの新曲を聴いた

今晩、仕事帰りに下北のシネアートンで『そんな無茶な!』という映画を観に行った。4本のオムニバスで、「そんな無茶な!」をテーマに各監督の短編作品を観た。個人的には、1本目の『東京ハレンチ学園』などを撮っている本田隆一監督の作品が一番面白かった。新宿ゴールデン街に出没する女性全裸歌手のドキュメンタリー、この女性全裸歌手の言動がとんでもなかった。普段は何をして生活している人なんだろうか?
あとは、3本目の花くまゆうさくさんの「原作者自ら監督・主演で『東京ゾンビ』をリメイクしたい!」も何だかグッときました。挿入歌で古井戸の「あの娘が結婚してしまう」が使われていて嬉しかった。この曲は、清志郎さん作詞曲で、親友であるチャボさんへの贈り物のような素敵な曲だ。ホント、清志郎さんはチャボさんが大好きなんだと思う。物語りも、初恋の思い出なんか出てきたりして少し胸がキュンとした。

で、今日だけ上映後にエンディング・テーマ「うなぎデート」を歌う豊田道倫さんのミニ・ライブ&トークショーがあった!豊田さんとお会いするのは7月のイベント以来だったので、少し緊張した。
ライブで12月に発売されるという新作から1曲聴くことができた。何だか、静かに深く沁みこんでいくような深夜のパーキングエリアに1人いるような曲だった。缶コーヒー飲みながら、いろんな車のネオンをぼぉ~と見ている、そんな何だか不思議な気持ちな曲だった。早くCDで聴きたい。
次回の『都会の迷子さん』のチラシと前野健太のチラシをお渡しした。お元気そうだった。
今度は、ワンマンでちゃんと観たいと思った。シアタープーに行きたいなぁ。

この前、曽我部さんとお話した時に、エンケンさんよりどの歌い手よりも豊田さんが好きって言ってたけど、ホント豊田さんの歌は、時おり誰よりもグッとくるし、誰よりも愛らしい。普段忘れてしまう大事なことをフト思い出させてくれる、時代に風化されない「自分自身の歌」が溢れている。それが時に好き嫌い分かれるのだろうけど、逆にみんながみんな「いい歌」と思える歌なんてあまり「いい歌」だとは思えない。人間と同じで、歌も好き嫌いがはっきりするもののほうが本当なんじゃないかと思う。僕はやっぱり、その人の生き様、足跡がしっかり踏みしめられた歌が好きです。普段会話では言葉できない、芯の言葉を歌にしている人が好きです。

豊田さんの歌を聴いて、何だか少し踏ん張る気持ちが湧いてきた。
いろいろ迷惑かけるかもしれませんが、自分なりに精一杯でやっていこうと思います。
まだまだ何もやれていないので、もっともっとやりたいこと貫きたいです。

秋です、晩秋が1年で一番好きです。冬の手前、エレカシの「昔の侍」みたいなカッコいい季節。

今日のBGM:豊田道倫/東京の恋人

いい気になったり 落ち込んだりして

細かいことに一々気にしてしまうのはとても女々しくて嫌なことだ。けれど、そんな細かいことにいっつも躓いてしまう。他人のちょっとした態度や言葉に一々動揺してしまう。それと同じように、自分が言ってしまった言葉や行ってしまった行動が、他の誰かに不快な思いをさせているんじゃないか、傷つけてしまったり誤解されてしまったりしているんではないかと考え込んでしまう。そして、自然と人と壁を作ってひとりぼっちの安全なところにいようとしてしまう。なんだけれども、元々淋しがり屋なのでまた誰かに会いたくなる。そんなの繰り返しだ。そういう生き方しかできないんだろう。最近は、いよいよそんな性格なんだから仕方ないと割り切れるように少しずつだけどなってきた。そうとう付き合い難い人間だろうなぁ~。そんでも一人では生きていけない、知らず知らずいろんな人にお世話になってるので、必死になってやっていくしかないよなぁ。

今日仕事終わりに、下北ラカーニャさんで観た品川寿男さんは凄かった。本物のブルースマン、歌にいろんなものが篭もっていた。最後の2曲しか聴けなかったけど、お通し代払った分以上のもの得られたと思う。
こういう本当の歌をずっと歌い続けている人を、少しでも知ってもらいたいと思った。
売ってたCD-Rを取り扱いできたらと思う。
いろいろチャレンジしていこうと思う。どう転がるのか誰にもわからないのだし。
失敗しても、何もやらないことより、他人がやることを指くわえてるより、きっと意味があるはずだと思う。
その分、責任も持たないといけない。反省も必要だ。そこから見えてくるものもあるのだろう。

秋になったら、一度実家へ帰ろうかと思います。少しだけゆっくりしたい。

「迷子のフリしてコビ売ろう 立ち直れないつもりで無茶でもしよう」

今日のBGM:Theピーズ/日本酒を飲んでる

長い旅の途上

1c517275jpeg今日、頭さっぱりした。パーマかけ直した。時間あったので、美容院で星野道夫さんの『長い旅の途上』(文春文庫)を読んだ。この本は、5年ぐらい前浪人時代か大学1年の頃に買った。当時夢中になって読んでいた。
「生きる」ことに何だかモヤモヤした気持ちを持っていた当時の僕にとって、どんな参考書や大学教授の話よりも説得力があった。詩人だと思った。詩人気取りはたくさんいるけど、本当に詩人としか言いようのない人はとても少ない。その中の一人だ。アラスカでの生活の中で自然と、そして必然として紡ぎだされる言葉たち、それは本当の意味で「生きた言葉」だ。当時の僕は、それを読んで迷いながらも何か自分なりの行動を起こそうと模索していた。今、少しでもその時の自分に誇れるようになっただろうか?まだ何とも言えないけれど、続けることが大事だと思う。「続けるって、何て素敵」(おとぎ話/BLANKPOP!!!!)なんだと思う。
前野健太くんが前ウチに来た時、本棚見ながら星野さんのこと絶賛していた。日記にも書いてて、何だかもう一度手にとって読んでみました。今の自分だからこそ、芯に触れる言葉がいくつもあった。

夕方、11月イベントのフライヤーを増刷して帰り際の下北沢でいろんなお店で置いて頂いた。茄子オヤジさん、ラカーニャさん、シティカントリーシティさん、クラブキューさん、イエローポップさん、ありがとうございました。お邪魔しました。

新宿駅の小田急線乗り場で太陽民芸じろうさんに偶然会った。下北までいろいろ話した。頑張ります。

最近は、お店関連でいろいろ動きありそうです。
委託商品の取り扱いもこの度開始しようと思います。ウチのお店限定で取り扱いの方、ご連絡ください。
あと、僕の大好きなバンド関連でもこの秋に何かできればと考えています。
そして、来年2月に発売される三輪二郎といまから山のぼり周辺も少しずつざわついて来ました!
やること多いけど、やらなければならない、やるしかないことばかりです。爪あと、傷あと、いろいろ残していきたいです。「生きててよかった」そんな夜を探して。

今日のBGM:三輪二郎といまから山のぼり/出不精のバラッド

映画を観終わったあとの気分

昨日、僕が普段働いてるお店で前野健太くんのインストアライブを企画させて頂きました。生声ってスゴイなと思った。歌、言葉がズシンと響いて揺れた。ゲスト吉田悠樹くんの二胡も相変わらず素晴らしかった。ただただ感動しちゃいました。そして、観に来て下さった多くの皆さん、ありがとうございました。あと、狭くて申し訳なかったです。お疲れ様でした。お店のスタッフも毎度ありがとうです。

夜通し呑んだ。疲れなのか酔ったらすぐ眠くなった。話したいことは、きっとたくさんあったんだろうけど、なんだかボォ~として、始発まで過ごした。

昼過ぎ起きてブラブラ銭湯へ行った。さっきめっきりの昼風呂。今日もおじいちゃんと二人で快適だった。
10月10日は「銭湯の日」らしい。限定ラベンダー風呂で、しかもスペシャル・タオルが先着で付くらしい。絶対行こう。
そして、その日に発売される『東京銭湯ブック』を番台で予約した。久々の最新改訂版、楽しみだ。その本持って、秋はいろいろな都内の銭湯に顔出したい。カッコいい富士山の絵があるところがいい。

夕方、茶沢通りを駆け抜けて三茶へ行って、久しぶりに三茶中央劇場という名画坐へ赴いた。とっても久しぶりだったけど、何にも変わっていなかった。受付のお姉さんがすこしふっくらしていた。1回観に行く毎にもらえるチラシを15枚集めたので、1回ただで観れた。
日本の最近の青春映画2本立てを観た。『檸檬のころ』と『恋しくて』。どっちも甘酸っぱい香りでいっぱいだった。僕は、こういう絵に描いたような「青春」を過ごしてはこれなかった。だからかもしれないが、今そういう10代の頃の気持ちがとても新鮮に感じられる。夕焼けの空ひとつにしてもキュンとしてしまう自分がいる。おそらく、20代後半の他の人たちはもっと大人な建設的な考えで生きているんだと思う。それと較べると、明らかに幼稚だ。救いようがない馬鹿者だ。だから、その馬鹿さ、幼稚さの中から生まれるものを突き詰めて面白いこと、思い出をひとつでも増やしたい。
2本の映画ともに、音楽、そしてバンドが物語の主軸となる作品だった。『檸檬のころ』で谷村美月ちゃん(大好きな『カナリア』にも出演してました)の演じる音楽ライター志望の女の子が言う言葉、「私には音楽しかないんだなぁ~」には何だかいろいろ考えさせられた。思えば、僕も高校生の頃、この女の子と同じように、授業中ウォークマン聴いてロッキング・オンやスヌーザーやらを読んでいた。そして、周りの人に偏った敵意を持って学生時代を過ごしていた。投稿もこっそり送ったことあるけど、ちゃんと掲載されるまでには至らなかった。でも、残念賞として送られてきたオアシスのライブチケットは嬉しかった。
『恋しくて』は、原案はビギンだそうだ。石垣島の青春だ。途中RCの「トランジスタラジオ」も登場して嬉しかった。前の映画もそうだけど、地方から東京へ上京するってのが一つのでかいテーマになっている。自分も地元にいた時に思ったけど、情報が豊かではないほうが何事も貪欲になれると思った。あの頃のむき出し感が今も忘れずに自分の中にあるのか不安になることがある。
世の中を分かりきった、冷め切ったご飯みたいにはなりたくない。いつでも炊き立て中でいたい。
久しぶりに、荒川の土手に行きたくなった。18歳の頃、よく休みの日ひとりで川口から赤羽まで歩いた。
大好きなエレファントカシマシの音楽を聴きながら、彼らの足跡を探して歩きまくった。
その頃の自分を取り戻すために、もっと青くいたい。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/青い春(『酔いどれ詩人になるまえに』新録版)

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プロフィール

HN:
佐藤正訓
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】

【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)

上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!

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