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夢中になれるものを持ってるということ

年末は楽しいライブが盛りだくさんなので、時間ないにも関わらずついつい足を運んでしまいます。ライブ自体もそうなんだけど、ライブ来る人が好きです。何だか、みんなそれぞれに探してる、探求している人ばかり、そういう人はとても魅力的だと思う。僕はついついボォ~として見失ってしまうことを、ちゃんと受け止めて自分の力にしていく。何だか羨ましいと思う。もっと純粋に音楽を楽しめたら、とふと考える。子供の頃にはじめて買ってもらったウルトラマンタロウのRDを聴いてた時みたいに、純粋に楽しめたら幸せなんじゃないかと思う。

昨日、夕方からこっそりカウントダウンジャパンにお邪魔した。フラカンの晴れ舞台を観るために。
新曲『この胸の中だけ』、もう何回も聴いてるんだけど、いっつも間奏のところで涙ぐんでしまう。
昨日もそうだった。「夢中になれるもの」のことを考える。嬉しくて苦しくて、いろんな感情が自分の中で入り乱れているのが分かる。自分のやっていること、正しいのかどうかは分からない。けど、何かを諦めるには早すぎるし、それでは責任を持たないことになってしまう。いろいろな問題あるけど、一度整理してひとつひとつやっていくしかないと思う。

三輪二郎制作、それに伴う活動に専念せねばならない。1月以降は、日記その他の告知なども滞るかもしれません。まずは、今目の前の仕事、問題をしっかり進めたい。

今日は、渋谷O-NESTで豊田道倫さんのレコ発ライブがあった。時間がなくて、全部は観れなかった。チラシを撒かせて頂いた。ありがとうございました。
ライブは、何だか不思議な気持ちになった。少年の心持ち続けて、それでいてちゃんと大人な生活している人に憧れる。いつかそうなりたい。豊田さんは、きっとそういう人なんだと思った。音楽全体が踊っていた、笑って、泣いて、生きていることを叫んでいた。それは、とても意味のあることだと思った。少しでも観れてよかった。

帰り、雨が降った。自転車でずぶ濡れになりながら帰った。
アパート帰って、コーヒー飲みながら仕事の続き、もう頭がボォ~としてきたんだ。
こういう生活がいつまで続くのか、続けられるのか、ふと考えた。


今年は、これで最後の日記になります。一度でも読んでくれた方、毎日読んでくれた方、コメントくれた方、馬鹿な奴と思ってくれた方、どなたも本当にありがとうございました。少し休みます。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/この胸の中だけ
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風に吹かれて消えちまうさ

7ff9ac3ejpeg12月23日
水庭くんのイベント『RHAPSODY VOL.5』へ。とても刺激的なイベントだった。とてもたくさんの人が来ていた。嬉しいと同時に、とても羨ましかった。負けたくないと、心の底から思った。まだまだ、自分の小ささを思い知った。昼間、チラシ折込みのため三茶へブンズドアにもお邪魔した。あだちさんと、三輪二郎のレコ発の話など。なかなか面白いイベントになりそう。宣伝もいろいろ考えねばならない。

12月24日
仕事帰り、新宿で大学時代の旧友とご飯食べてお茶をした。やけに熱く語ってしまった。何だか、最近は言えるうちに何でも言ってしまおうと思う。黙ってても誰にも気持ちは伝わらない。全部出して、それで勝負していくしかない。もっともっと生きている実感みたいなものがほしい。全然足りてないと思った。

12月25日
朝起きたら髪が邪魔に感じたので、思い切り切った。さっぱりした。気持ちも軽くなった。
仕事のことやらイベントのことやらで、いろいろと考える。もっと理解力ある人間になりたいと心底思った。いろんな人に迷惑をかけてしまい、情けない気持ちで南新宿で各駅電車を待った。
夜、下北沢CLUBQUEへ。おとぎ話とTOMOVSKYの2マン。言わずもがな素晴らしい夜、ありがとうございました。いろいろなこと考えて煮詰まってた自分を一気に振り切ってくれた。よい音楽のずっと近くにいたいと切に思った。おとぎ話の新曲「フラワー」は本当に大好きです。
ライブ後、イベントチラシを配る。「これ行きます」て言ってくれた人がいた。嬉しかった。
「とぶさかな」という酒場でYKTさんと呑む。店員さんの態度がとても変だった。

12月26日
仕事帰り、モナレコードに寄る。松倉如子さんのライブ。ライブは観れなかったけど、昨日も会ったYKTさんとカメラマンさんが松倉さんのアーティスト写真を撮るというので、一緒に「いーはとーぼ」へ。渡辺勝さんは、写真撮られなれててとても自然にカッコよかった。松倉さんはとてもひょうきんで素敵だった。馬鹿みたいって言っちゃったけど、ホントは逆です。ごめんなさい。夜に飲むシナモンミルク、とても美味しく感じた。

12月27日
滞っている仕事、ホントにどうしようもなく進めなくてはならない。何とかしないと、自分。
仕事後、お店の忘年会。若い人が増えて何だか新鮮だった。みかん柚子サワーをおかわりした。美味しかった。
下北帰宅後、前野健太氏とご飯を食べながら、先週の京都・大阪のライブの感想を聞く。関西、なかなか面白そうだ。三輪二郎も来年は行けるようなら嬉しい。

家帰って、エレカシの新曲を一人聴いた。改めて、素直で素敵な最高のラブソングだと思った。自分も、もっともっと自分のやるべきことを突き詰めて輝きたいと思った。真っ白なシャツの似合う男になりたいのだ。

今日のBGM:豊田道倫/カップルシート

明日は渋谷LUSHでRHAPSODY VOL.5です!

a1a26476jpeg仕事帰り、新宿のタワーでアキ・カウリスマキ監督の最新作『まちの灯り』のDVDを買った。先日、母親から音楽ギフトカードが贈られてきて、それで購入した。折角なのだから、とても大好きな大事なものを買おうと思っていたので、今回の買い物はとても胸がはずんだ。これから観るのが楽しみだ。
カウリスマキ監督の作品は、ホントに大好きだ。どうしようもない人間の姿を、ここまで哀愁を込めて描いてくれる監督はそうはいないと思う。今作もそれは変わらない、というのか一番際立った作品でもあるかもしれない。
渋谷のユーロスペースでの上映ももちろん観に行ったよ。いやぁ、大好きな映画観たあとは必ず一人で喫茶店入ってパンフレットなんか読むんだけど、その日は特別に印象が深かった。下北沢の「いーはとーぼ」でボンヤリしてしまった。
今作のテーマは「孤独」、孤独に暮らす「犬のように従順で、ロマンチックな馬鹿」なぼんやり夢見がちな青年が主人公、もうこれだけでたまらない。そんな青年が社会からこれでもかっていう陥れされる、ボロボロの何もない状況に追い込まれていく。けどね、それでも彼は諦めないのだよ。その姿にいつしか光が射す瞬間が、ホンの一瞬かもしれないけど、真っ暗闇しか知らない彼にとっては永遠の光。そう信じさせるラストシーン、素晴らしいよ。

明日は、ニーネのスタッフを頑張ってるミズニワくんの企画イベント『RHAPSODY VOL.5』が、渋谷のLUSHで開催されます!
僕がはじめイベント企画の相談をさせてもらったのがミズニワくんです。いろいろと教えてくれてありがとう。そして、遊びに来てくれてありがとう。
そんなミズニワくん企画イベントが1年ぶりに復活します
 
「RHAPSODYvol.5」
2007年12月23日(日)
会場:渋谷Lush
http://www.toos.co.jp/lush/

出演者・出順
17:30~18:00 punkchill<プンクチル>
18:15~18:45 サイン会(moools)
19:00~19:30 and Young...(大阪)
19:45~20:15 ニーネ
20:30~21:00 ヤマジカズヒデ(dip/qyb)
21:15~21:45 ザ・ムンズ(門司)

開場/開演 17:00/17:30
前売/当日 2500yen/3000yen(共に+1order 500yen)

大好きなニーネはもちろん、and Young...はじめて観れます。あと、ムンズも久しぶりだし、dipのヤマジさんソロはどうしても観たい。本当のロックが詰まったイベントになりそうです。

最近、フラカンの『怒りのBONGO』ばっか聴いている。妙に今グッとくるアルバムです。雨の日の帰り道、何とも言えないよ。

お母さん 新しい旅は 失くして初めて 始まるんだろう

圭介さん、おめでとうございます。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/たらちね~星の旅人

ナラクの底からはい上がれ いまから山のぼり

今日は、東高円寺UFOCLUBにて前野健太とDAVID BOWIEたち、三輪二郎といまから山のぼりのお手伝い。
不健康な生活のせいか、また熱出してしまった。フロアにいるのがキツイのでライブ以外はほとんど出ていた。
明日京都でライブがある前野くんが2番目に登場した。短かったけど凝縮した素晴らしいライブだった。「友達じゃがまんできない」「天気予報」の発熱ぶりには、思わず胸が高鳴った。おニューのギターもいい音だった。
共演のこどものこども、まともに観るのは初めてだった。何だか心がふわっとした。冬の夜にぴったりの暖炉みたいな音楽、よかった。
トリは三輪二郎といまから山のぼり、どうしようもなく良かったよ。ひいき目とかじゃなくて、僕が彼らのライブを今夜はじめて観たとしても同じこと思うと思う。それぐらい研ぎ澄まされていた。本当の歌、音を楽しむ仲間たちがいた。そして、それを観るものは何とも楽しげな気分になってくる。嬉しいときも、そうでもないときも、彼らの音楽はするっと沁みこんでいく。つい口ずさんでしまう。2月発売の1stアルバム、聴いてほしいよ。
彼らの音楽がどこまで届くのか、僕は見続けたいと思う。

何だかやたらと落ち込むことが多い。やらなければいけないことをなおざりにしてしまう。集中力が欠けている。
今度の休みは、髪切ろう。いい加減伸ばしすぎだ。服も買おう。少し、気分が晴れるかもしれない。

あと、この日記もいつまで書けるかわからなくなってきた。mixiもやめるかもしれない。
何だか一度やり直したい。でも、ふり出しに戻ることは出来ない。
本当に自分の必要なものとそうでないもの、それを考える時期にきているのかもしれない。

とりあえず寝る時間をちゃんととらないとくたばってしまうよ。

今日のBGM:三輪二郎といまから山のぼり/山のぼりのテーマ

真夜中の空に問いかけてみても

360cb7f0jpeg今日、青山月見ル君想フでタテタカコさんと遠藤ミチロウさんのライブにお邪魔してきました。月見ルはとても大好きなライブハウスさんなのですが、実に1年ぶりくらいに行くことができました。前回は、タテさん、豊田道倫さんが出ていた石橋英子×アチコさんのレコ発の時でした。
ミチロウさんのライブもとても久しぶりだ。弾き語りだったんだけど、何だか胸の奥の方に沁みこんでいくようなライブでした。一つ一つの言葉がとても詩的で、でも説得力があってグッとくるシーンが何回もあった。孤独をしっかりと自分の中に背負い込んでいる人の力強さを感じました。僕は、ミチロウさんのような潔さがとても羨ましい。無駄なもの一切すり減らした後に残るもの、一番自分の中で大事なもので勝負している人だ。素晴らしいです。
タテさんのライブは先月のクアトロぶりだったのですが、クアトロは柱とかであまり見えなかったのに対し、月見ルの2階からの眺めは最高でとても新鮮な気持ちで観ることができました。
2曲目で「宝石」が流れてきた時、何だかもう泣き出してしまった。涙が自然とポロポロと流れ出すのだ。恥も外聞もなく泣いてしまいたい気持ちだった。「心細いときに歌う歌」「あした僕は~道程」など、何だか胸がジンジンしながら聴いていた。一つ一つの言葉、音にどうしようもないほど投影していた。
ラスト近くで演奏された「歩幅と影」、本当によい曲だ。押し付けがましくなく静かに深く心の中に沈みこんでいく、大事なものを見失ったとき、きっとこの曲は暗闇を照らす光になってくれるに違いない。

ライブ後、タテさんの物販で来年1月14日の『都会の迷子さん』のチケットを売らせて頂いた。お買い上げになってくださった方、本当にありがとうございました。スタッフさん、いつもいつもお世話になりっぱなしで申し訳ないです。しかも、ライブ中のMCでタテさんがイベントのことに触れてくださった。嬉しかったです。よいイベントになるよう努力しよう。

またこの日、名古屋でタテさんのイベントなど企画しているという情熱的なイベンターの方と出会うことできた。お話していると、とても共感できる部分が多くもっともっと語り合ってみたいと思ったよ。
見知らぬところで共感できる素晴らしいイベントを企画している人がいる、ただそのことを知れただけでももの凄く勇気が湧いてきたんだ。
正直、僕のやっていることは社会一般的に見れば何の価値もない馬鹿なことだ。自己満足と言われればそれまでだ。だけども、自分自身に納得いくものができてないと、最終的に人のこと楽しませることなんて無理だと思う。

渋谷までで終電を乗り過ごしてしまったので、下北沢まで一人歩いた。大きな月の光が優しかった。風もいつものような北風ではなかった。ウォークマンを聴きながら、月と歩いた。僕は、何だかこれでいいんじゃないかと思った。ため息までが優しい夜だ。
そういえば、eastern youthの吉野さんが今日のライブに来られていた。ふらっとさり気なく来て、ひとりでお酒呑んでライブを観て、ちょっと挨拶などしてすぐ帰られた。何だかかっこいいなぁと思った。ホントのかっこよさを感じてしまった。

今日のBGM:タテタカコ/歩幅と影

冊子『トランジスタ~』第9号 完成しました!

mamoru.jpg最近いろいろとバタバタしておりましたが、遅れに遅れていた個人で編集・配布しています小冊子『トランジスタラジオで聴きたい日本のロック便り』の最新号がようやく出来上がりました!
今回の特集は、今月ドクターフィールグッドのトリビュートアルバムを発表したワタナベマモルさんです。インタビューは、グレイトリッチーズ時代の話なども聞けて、とても有意義なものになりました。でも、マモルさんの音楽を十分に理解しているとは言えない僕が、上手く活字にできているかとても心配です。読んでくださった方が、少しでもマモルさんに、マモルさんの熱い人間性に興味を持ってくれたらとても嬉しいことです。どうぞ、よろしくお願いします。
レビューは、IRIS(イリス)、長谷川健一、あと大好きなエレカシの元旦発売のシングルなど書いています。
ライブレポは、先月の14日『都会の迷子さんvol.2』と16日のおとぎ話下北QUEワンマンライブについて書かせて頂きました。おとぎ話、スタッフさん写真提供、原稿直しありがとうございました。
そして、連載中の大橋裕之くんの4コマ漫画と松倉如子さんのエッセイ、今回も素晴らしいです。ありがとうございました。
この冊子も、いつの間にか9号目、次号は2月上旬を予定しています。来年発売される三輪二郎といまから山のぼり大特集号でお送りしますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
ちなみに、前野健太とDAVID BOWIEたちや三輪二郎といまから山のぼりが出演する21日(金)のUFOCLUBでのライブで、折込させて頂く予定です。ぜひ、お越しください!

この冊子もそうですが、自分ひとりでやっていると思うことももの凄く多くの人のお世話の上にやらせてもらっていることを感じます。生きていること、それ自体がホントに多くの人に関係してる、そんな気がします。
普段自分が、人にどれだけの迷惑をかけているか、それを考えるとたまにとても恐ろしくなってしまうことがあります。ただ、それに塞ぎこんでも仕方ないので、迷惑かけながら、それを一つ一つ自分の中に戒めとして刻み込んでいきたいと思う。そうするしかないと思うんだ。そこから、もっともっと人のことそれぞれに理解していきたいと思う。難しいけど、面倒くさいことだけど、やっぱりそれを怠ると人間関係は自然と崩れていくと思う。ホント、僕はまだまだなのだ。勇気づけてくれる方もいるけど、とてもありがたいことだけど、どうしようもなく僕は未熟だなと思います。あまりにも未完成な人間です。少しずつでもこの先、逞しい人間になりたいなぁ。

今日のBGM:遠藤賢司/夢よ叫べ

なかなか開かない踏み切りの前で

今晩は、渋谷のクラブクアトロでeastern youthを観てきました!『極東最前線~歳末大パニック~』、今回のゲストはパニックスマイル!7時半ごろ会場に着くと、もうパニックスマイルのライブがはじまっていたので慌ててフロアへ。実は、恥ずかしながらはじめて観たのですが、突き抜けない楽しさってあるんだなぁと思いました。後ほど、吉野さんが「POPの真髄」て言ってましたが、本当にそんな感じです。音楽の楽しさ、可愛さ、憎らしさが一瞬一瞬に表情を変えて圧巻でした。勉強になりました。
eastern youthを観るのは、確か5月のダイノジ企画以来です。久しぶりに観たeastern、やぁホント奮い立ちました。こんな潔い音楽、真っ直ぐな熱で成り立ってる音楽を目の前にすると、どうしようもなく真摯にならざるを得ないです。普段の自分の疚しい気持ち、卑怯でえげつない汚い心を突きつけられてしまう。ただ、そこで自己嫌悪に陥るだけではなく、それでも進んでいかなければならないんだということを、僕は彼らの音楽、そして体中から感じました。まだまだ、やりたいことは溢れるほどあるのだ。ここから歩き出すしかあるまいよ。

ライブ後、年明け『都会の迷子さん』のチラシを撒かせてもらいました。多くの方に手にとって頂きました!本当にありがとうございます。クアトロのスタッフさん、ご迷惑おかけしました。
お邪魔させて頂いたeastern youth、パニックスマイルの皆さん、スタッフの方、どうもありがとうございました。

今日は休みだったのでぐっすり寝ようと思ってたが、なかなかそうはいかない。最近寝不足だったので、鏡で顔見たら思わぬクマを発見してしまったよ。クマなんてできるの久しぶりだ。1日丸っきり布団で過ごせる日がほしいです。お正月はそうしたいなぁ。髪に切りに行きたいなぁ。
諸々の仕事などの連絡などしつつ、少しずつ来年のイベントのことも考える。1月はもちろん、それ以降のことも。三輪二郎くんのレコ発もあるのだ。てんてこ舞いだ。

やっと外に出たら、もう夕方だった。朝から何も食べていなかったので、ふらふらと茄子おやじまで行ったよ。いつものチキンカレーセットは、相変わらず鶏肉がとろけるほど美味しかった。イベントのチラシも置いて頂きました!ありがとうございます。
あ、あとオーケンさんの『グミチョコ』を再読しながら食後の珈琲をのんでたら、お店に木村カエラちゃんが来店されてました!とっても小さくてお人形さんみたいな人でした。ビーフカレーを頼んでました!

閉店間際の古着屋さんで、久しぶりに帽子を買った。温かいよ。¥3000定価のところ¥900だった。嬉しいな。

自転車で夕暮れの東京の街をはしった。冬の空気が好きです。いろいろなこと考えさせてくれる澄んだ空気が。白い息はきながら暮れていく町並みを、いつまでもいつまでも眺めていたい。夜になる手前のほんの一瞬
が永遠に続けば嬉しい。

あ、最後に最近読んだ『宮本から君へ』て漫画から好きな言葉です。今、僕の気持ちに一番近い言葉のような気がします。

ものわかりの良すぎる若い人間が嫌いです 
ものわかりの悪い年寄りが嫌いです 
クソ意地持った男が好きです 
気持ちに素直な女が好きです 
青臭い子供の僕が毎回発熱して描きました 
熱に浮かされてもらえたら幸いです

今日のBGM:eastern youth/踵鳴る

一人で東京タワーに登ったんだ

50bf451fjpeg一昨日、とっても久しぶりに東京タワーに登ってみた。昼間、来年発売の三輪二郎といまから山のぼりのCDジャケットのデータ入稿のため東京駅まで行った。昼ごはんは、駅で売ってたオムスビのセット。から揚げと玉子焼きとか入ってて何だか優しい味がしたよ。ご飯食べたら何だか動き出したくなって、ふと東京タワーに登りたくなってしまったんだ。確か、虎ノ門辺りが最寄駅だと思って降りたら全然見当はずれだったよ。20分ぐらい歩いて、神谷町てところに来たらようやく東京タワーが顔を出してきた。
大展望台へ登ったら、周りはみんなカップルかおばちゃんの集団ばっかだった。何だか気抜けしてしまったよ。でも、一人でボォ~と東京の街を眺めていると、日々の忙しい生活のこと思い通りにいかない毎日を少し落ち着いて、客観的に見られる気がした。今、自分が何をすべきか、そして何をしたいのかいろいろと考えられた。何かしらの答え、向かうべき方向へ、歩き出せなければならない時なんだ。今がその時だと思った。

その日の夜、下北沢の喫茶店leteで松倉如子さんのライブを観た。開演ちょっと過ぎた頃にお店に入ると、既にたくさんの人、そして松倉さんの歌声が響いていた。松倉さんの歌と渡辺勝さんのギター、この二つだけで素晴らしい小宇宙が描かれていく。僕は、ただそれに見惚れて心の奥にある大切な気持ちに気付かされるだけだ。よい歌を聴くと、自分の普段は見せたくない汚れた気持ちや恥ずかしい思いなどをさらけだしてしまう。そこで、本当の自分と出会う。そういう体験は、普段の生活の中ではなかなか味わえない大切なものだ。松倉さんの歌には、それがある。その歌を、僕はそれを必要とする人に何とか届けたいと思う。

昨日、休憩中に神保町の三省堂で室生犀星の詩集を購入した。室生犀星は、僕が一番好きな詩人の人です。岩波文庫や新潮文庫での詩集は既に持っているけど、今回は角川春樹文庫での新刊。何だか、急に読み返したくなったんだ。彼の代表作の詩集に『愛の詩集』てものがある。僕は、この詩集が大好きなのだ。人恋しく思う一人の夜にこの詩集は、そっと傍らから温めてくれるのだ。
大学在学中に、その犀星さんを追いかけて一人で冬の金沢へ行った。ちょうど年末年始を過ごした。一人で日本海へも行ったよ。冬の日本海は、一日中どんよりとした雲が追いかぶさって、どうしても憂鬱な気持ちになってしまう。自殺者が多いのも肯ける。兼六園や浅野川、犀星さんの由来である犀川など、小雨交じりの金沢の街を一人ぽつんと歩いたんだ。大学時代の煮えきれない思い、どうしようもない淋しさや虚しさを抱えながら歩いた思い出、それは今もきっと僕の中に生きている。あの頃の悔しさ、後悔はこれから先も決して消えない。でも、そこから生まれるものがきっとあるんだと思う。それを、今も僕は探し続けているような気がする。とても大事なもの、何ものにも変えがたい何かを僕は今も探し続けていくんだよ。
自分自身の内なるものに、そっと聞いてみよう。

0cfaf9c1jpeg今日のBGM:フラワーカンパニーズ/発熱の男

あなたを連れていくよ 笑顔の未来へ

3f2d63d4jpegエレカシのHPで来年元旦発売のシングル『笑顔の未来へ』を聴いた。PVで、宮本さんと少女がはしゃいでる姿、ただそれだけで目頭が熱くなった。今日だけでも何回何回も繰り返し聴いたんだ。とてもよい曲、何も考えず素直にそう思える。無駄な気持ちを必要としない純度のとても濃いラブソング、いいなぁ~。こういう曲を書ける人、きっといろんな悲しみ、淋しさ、悔しさを経験しながら、そんでも自分の中の大切なものを求めること諦めない人、きっとそんな人なんだろう。最近の宮本さんの清々しい表情を見てると、自然とそう思えてくるんだ。そして、いつか僕もそんな笑顔で大切な人守れるように、力強く生きていたいと思うのだよ。胸を張っていきたいのだ。

今日、新宿のブックファーストでクイックジャパンの最新号を購入した。今回は、銀杏BOYZの表紙、特集も写真・文章が素晴らしかった。こんな文章書けたらなぁ~と思った。山形の風景と峯田くんの写真、言葉が思い浮かばないぐらい、言葉なんて必要ないぐらい説得力のある写真ばかりだった。
「君は僕の歌」の中で、生活が音楽と共にあるというようなことが書いてあって、何だか一人納得してしまった。音楽は音楽、生活は生活と割り切れる音楽、それは趣味としての音楽、一般的なメジャーなヒットソングはきっとそんな割り切った、褪めきった音楽ばかりなんだと思う。僕は、そういう音楽には興味がない。
僕は、音楽に音楽以上のものを常に求めてしまう。それが幸せなことなのかそうでないのか、よくわからない。わかりたくもないが、生活に直結した生身の音楽、その人その人にしか作りえない歌が好きなんだということだけは確かだ。好きな人の音楽を死ぬまで聴き続けていきたい。そして、それを誰かと分かち合いたい。

そして、銀杏BOYZの特集の後には、大橋裕之くんの連載漫画の最終回が掲載されてます!ぜひ、読んでください。
あと、松本亀吉さんが気になっていたモノポリーズのレビューを書いています。来年、都内でライブあったら行きたいと思います。

谷村美月ちゃんが可愛いです。ただそれだけ、ホントただそれだけでときめいてしまうよ。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/雨(今夜から雨、雨は好きじゃないけどこの曲は好きです。)

笑いかける 風の中の君へ

b32013edjpeg一週間ぶりくらいに日記を書く。「日記」なのだから毎日書くようにはしたいのだが、ここのところバタバタとしていて全く書けなかった。今もバタバタではあるけれども、この1週間を自分の中で確かに刻み込んでおくために書いてみる。

12月5日(水)
松倉如子さんのライブを観に新宿レッドクロスへ。いろんなことを考えた。嬉しいこと、そうでないこといろいろ。自分の中で、一つ一つの出来事を整理する時間がほしい。ただ、いろいろ教えられることも多い。そういう言葉をかけてくれる人、とてもありがたい。僕はその人にどれだけのもの返してあげられているのだろうか。

12月6日(木)
担当している三輪二郎といまから山のぼりの来年2月発売予定の1stアルバムの件、コミュニケーションの難しさを思い知る。要は、僕が馬鹿なだけなんだけど、もうちょっとスムーズにことが運ぶように努力しなければならない。忙しさなんて言い訳にしちゃ駄目だ、と日ごろの怠け癖にウンザリした。それでも、今できる限りギリギリまで粘りたい。

12月7日(金)
モナレコードさんで三輪二郎といまから山のぼりのライブを観に行く。1番手のアナホールクラブバンド、ギリギリで見逃してしまった。行さんが激賞していた。音源を聴いてみようと思う。
お次の三村京子さんは、とても久しぶり。4月ぐらいの前野健太くんとのコクテイルライブ以来だ。独特の言葉使いは、観るものを簡単には近づけない迫力があった。
三輪二郎といまから山のぼりライブ、何だかんだで久しぶりだ。1曲目「休日の朝」がはじまった瞬間、場の空気が一気に変わった。空気を変える、新しい風を吹き込む本当のロックがここにあった。
おとぎ話有馬くんと牛尾くんも遊びに来てくれた。ありがとう。

12月8日(土)
その三輪二郎といまから山のぼりのアルバムの宣伝/営業のため、都内のレコード店を一日中回った。いろんな店員さんとお話できた。とても勉強になった。「こういう店員さんになりたいなぁ」と思えるような方とも出会えた。お邪魔しました。ありがとうございました。
夜、秋葉原グッドマンでおとぎ話とマーガレットズロースのライブを観る。
おとぎ話は新曲が多かった。どれもいい曲。胸の中がウキウキしてくるよ、「スマイル」ホントよいよ。
マーガレットズロースは久しぶりに拝見した。相変わらず最高のロックンロール、ボーカル平井さんの言葉と歌、どんな不安なことがあってもこれがあれば生きていける、そんなものが確かにあった。
MCで平井さんが言った、「この後、どんだけ酷いことが訪れようとしても、今この瞬間を楽しむことができるのであれば、もう何も恐くないんじゃないか」て言葉、何だかフト胸の奥を突かれた。「今この瞬間を楽しむ勇気」、ただそれだけ、それだけありさえすればどんな未来が待っていようとも、きっと僕は笑っていられると思う。平井さんありがとう。
ライブ後、1月の『都会の迷子さん』のチラシを配る。反応してくれる人もいて嬉しかった。こちらも何とか成功させたい。

12月9日(日)
昼過ぎ、横浜へ。三輪二郎くんと横浜地区の営業/宣伝活動。タワーレコードさん、HMVさん、お邪魔しました。
地元横浜、何とか少しでも盛り上がってくれたら嬉しい。頑張ろう。
夜、渋谷でCDジャケットの打ち合わせ。かなり素晴らしい出来にびっくり。デザインを担当してくださったTOKIYO HELLOZの寺澤くん本当にありがとうございました。
深夜、高円寺コクテイル酒場にて前野健太くんと久しぶりに会う。何だか久しぶりに会う前野くんは作家の先生みたいだった。お互いの近況をいろいろ語った。前野くんの盟友チェンさんともたっぷりお話できた。

一昨日、今日も三輪二郎くん関連での仕事に追われる。何とか年末までにはことを上手く運びたい。
いろんなことを考える。でも、とりとめもないことばかりだ。自信付いたり落ち込んでしまったり、不安定な毎日。昔も今も何も変わらない。ただ、やりたいことは見つけれた。そのために、自分が何をすべきかしっかりと考えていきたい。時間はあるようで、実はそうないのだ。焦りたくはない、でも後悔はしたくない。今この瞬間にできること、やるしかない。

胸の中に灯がともる、そんな瞬間をこの年になっても探し続けている。きっと、死ぬまで探し続けるんだろうなと思う。どこまでいけるだろうか。

49c555c8jpeg今日のBGM:エレファントカシマシ/風に吹かれて

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プロフィール

HN:
佐藤正訓
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】

【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)

上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!

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