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豊田道倫『しあわせのイメージ』発売!

7959443bjpeg豊田道倫さんの2年ぶりの新作、その名も『しあわせのイメージ』が発売されました!何だか、とってもウキウキしてしまった。ジャケといい、タイトルといい、何ともグッとくる名盤の予感です。音自体は、以前お会いしたときにもらっていたのだけれど、やっぱりCDとなると全く新鮮で、1曲1曲がまた新たなものに聴こえてくる。
特に豊田さんの曲は、瞬間で瞬間で新たな意味が足されていく、生きている生身の音楽だ。だから、僕は豊田さんの歌を何度も何度も聴き返すのだろう。生きた言葉が、作品全体にいつも浮遊している。それを僕ら聴くものは、その時その時の自分の感情と照らし合わせながら、組み替えながら聴いていく。こういう、シンプルでいてとても複雑な感情に突き動かされる音楽は、思ったより少ないと思う。とても貴重な存在だよ、きっと。

1曲目の「夢のはなし」から14曲目の「サマー・ガール」まで一瞬に過ぎていった。どの曲も胸がウキウキしたりズキズキしたり、ホロホロしたりと一々心の琴線に触れてきた。
特に、「雨がやんだ」「このみ先生」は何だかせつなさや淋しさ、悲しさを通り越してボォ~としてしまった。でも、涙は自然と出てくるんだ。

告知のフライヤーもカッコよい。曽我部恵一さんや山本精一さん、銀杏BOYZの峯田くん、ソウルフラワーユニオンの奥野さん、そしてあの佐野元春さんというもの凄い方達の素晴らしいコメント載っています。僕は、聴きながら一つ一つの文章を帰りの小田急線の中で読んでたんだけど、思わずニヤニヤしてしまったよ。隣の酔っ払いのおじさんもニヤニヤしてたよ。おじさんにも聴いてほしい、そう思った。

僕に豊田さんの魅力を最初に気付かせてくれた人、それは前野健太くんだ。彼の豊田さんへの思いは本当にもの凄いものがある。彼から、いろいろな話を聞いた。それから、昔のCDなど聴いたりした。ライブにもお邪魔した。
そして、今年の7月の初の企画イベント『都会の迷子さんvol.1』で豊田さんに出て頂けた。前野くんと豊田さんの共演、個人的に夢のような思い出。ああいう素晴らしい夜、またいつか実現させたいと思う。

思い通りに進まない毎日、行き止まり、出口なしの毎日の生活、そんな中でも突き進んでいこうと思えるのは、僕にとってはまぎれもなく音楽の力だと思う。そして、その音楽でつながっている人との大事な思い出だ。そういうものは、この先死ぬまで大事に懐にいれていかなければならないと思う。悔しいとき、悲しいとき、どうしようもない気持ちになった時、その思い出たちがきっと助けてくれるに違いない。心を温めてくれるに違いない。
そう信じたい。

ふっとした時に僕は死にたくなってしまうのは
悲しみ苦しみではなくて しあわせだから
ごめんねごめんねごめんねごめんね おかしな事ばかり言って
病気じゃないと思うから このまま僕と仲良くしてよ
豊田道倫/雨がやんだ

今日のBGM:豊田道倫/しあわせのイメージ

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幸せはいつも この胸の中だけ

ここのところ寒いので古着屋などよく周ってるのですが、なかなかしっくりくる上着が見つかりません。下北の古着屋は何だか居心地が悪い。人が妙に多い。ちゃらいカップルたちばっかだ。

なので今日は、曇り空の中自転車で高円寺までぶらっと行ってみた。昨日読んだ雑誌『ぐるり』に、高円寺の古着を褒めていたので、何だかいいもの見つかるんじゃないかと、そんな気がして行ってみたんだ。

最初、全然ピンとくるものがなく当てが外れたなぁ~と、一人途方に暮れてしまった。やっぱ、どこも古着屋は似たような感じで、若者っぽいポップなものしか置いてないんだなぁって諦めかけていた。
そんな時、もう高円寺から出ようかと思っていた矢先に出会った一軒の古着屋というかセレクトショップみたいな、こだわりのあるいい雰囲気の古着屋さんが会った。何だか、そういう店は外観だけでその雰囲気が伝わってくる。それなりに清潔感もありつつ、やはりその店、主人の意志がガンと表に出ている店内、なかなか気に入ってしまったよ。店の主人もよい方だった。いろいろアドバイスをもらったよ。
試着してみた上着もすっごく気に入ってしまい即購入。他にも気になるものが何個もあったので、また時間がある時にお邪魔したいと思う。
最近、めっきり服を買うことがなくなったけど、やっぱりいろんな気分を吹き飛ばすためにも服ってとても大事なものなんだと思った。来ている服だけで、人の気分って変わるもんなんだなぁ~と。

途中、円盤にチラシを置きに行ったらねずみバンドがリハしていた。ねずみくんの歌は、やっぱり大好きだ。予定があったのでライブは観れなかったけど、今度はちゃんと観たいなぁ。

夜は、吉祥寺darchaでバサラブックスの関根くん、小松くんとカレーライスを食べる。来年3月にバサラブックス2周年の記念イベントを開催するとのこと。で、僕にイベントの企画などで相談にのってほしいとのことでした。でも、別に僕はそんなアドバイスすることもできないので、ダラダラと楽しいイベントを一緒になって考えてみた。何たってバサラブックスは過去に友部正人さんや銀杏BOYZの峯田くんの弾き語りライブを企画しちゃってるんだから、僕なんかより全然もの凄いのだ。だから、今回のきっともの凄いイベントになると思う。僕は、小松くんの笑顔を見ながらそう思ったよ。頑張れ!遊びに行きますね。楽しみにしてますよ。

その後、関根くんと高円寺まで戻り古本酒場コクテイルで呑む。実は、関根くんは同い年で地元がめちゃくちゃ近い。僕は埼玉県の草加市で、彼は隣町の越谷市。で、中学時代に通っていた塾が同じだって話になって面白かった。塾帰りに寄る焼き鳥屋まで一緒だった。あそこの焼き鳥屋は、かなり適当だったけど美味しかった。久しぶりに食べたくなったよ~。今度は地元で呑もうと約束した。
そいえば、最近同い年の人と出会うことが多い。1981年生まれ、正しくブランクジェネレーション、「BLANKPOP!!!!(空白の時代を塗りつぶせ!)」で頑張ろうと思う。

冬になると、どうしても人恋しくなってしまう。自然と呑みに行ったり、長話をする機会が増える。僕の場合は、大人数は何だか苦手だけど、2.3人でじっくり語り合うのはホント大好きだ。東京の空の下、そんな密度の濃い人と人とのつながりを感じられる瞬間が、時にとても大事なものだと気づくときがある。この瞬間、瞬間に全てがあるんだと思うのだ。

三輪二郎の制作関連で、いろいろ動いてはいる。だが、まだまだだと思う。もっと集中した時間がほしい。それは言い訳だろうけど、もう少しだけでも余裕がほしい。まぁ、やれる範囲で精一杯頑張るしかないんだと思う。

自分の気持ち、相手にそのまんま伝えるのはやはり相当に難しい。後悔したり、やるせなくなることばかりだ。別に誰に気に入られたいってわけじゃないけど、誤解されてしまうのは余りにも悲しい。でも、それでも諦めるわけにはいかんのだよ。きっと。
帰り、環七沿いを自転車をこぎながら、一人そんなことを考えてみた。もっとしっかり生きないと。髪もいい加減切らないとな。

今日のBGM:エレファントカシマシ/ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ

ひとりぼっちの僕は 歌が好きだ

渡辺勝さんの歌詞の言葉。今日は、夕方どうも憂鬱な気分だった。高円寺に行こうかどうかも悩んだ。けど、思い切って行ってみた。高円寺の古本酒場コクテイルで松倉如子さん、中川五郎さん、渡辺勝さんの投げ銭ライブを観る。
金曜の夜だったので、お客さんがワンサカいた。お店の隅っこで三人の歌を聴いた。その時の気分(店の楽しい雰囲気にどうてしても入っていけなかった)も手伝って、一つ一つの言葉と音に感情移入することができた。恥ずかしいぐらいに涙が出てきた。
渡辺勝さんの歌、じっくり聴けば聴くほど、その詞の世界の奥深さを思い知られる。人恋しさ、生きることの悲しみは、いくつになっても死ぬまで何も変わらないんだ。それをお酒呑んだり、友と語り合ったりすることで、何とか生きのばしていくのが、たぶん人間ができるせいいっぱいの抵抗なんだと思う。その姿は、時としてとても惨めで情けないものに映るかもしれない。けれど、その中にこそ人生の味わいみたいなもの、光となるものが隠されていると思う。
松倉さんの歌、コクテイルではいつも何だか楽しげだ。この場所が本当に好きなんだと思う。やっぱり、彼女には楽しく歌ってほしいと思う。観てるこちらの心も温める強い歌をせっかく持っているのだから。期待してます。
中川五郎さんの歌は、100%恋愛の歌だ。それも叶わぬ恋の歌が大半だ。あんな飄々とした佇まいの影に、どうしようもない恋の歌がいくつも転がっている。それが彼を今も元気に生かせて歌わせている源なのかもしれない。
何度だってやり直せばいい。転んでも転んでも起き上がればいい。昔、『ドラえもん』でタイムマシンでのび太がおばあちゃんに会いに行くシーンがあった。おばあちゃんは、転んで痛がる小さいのび太に言うんだよ、「のびちゃんもこのダルマさんにみたいに、転んでも転んでも何度だって起き上がる強い人間になってほしい」て。
そんなことを考えながら五郎さんの歌を聴いていた。もちろん涙目になりながら。

ライブ後、お酒呑みながらイカのスペイン炒めを食べた。狩野さんの作る料理はいつも絶品だ。ナイスガイだ。
しょげていた気分も少し膨らんだ。いろいろあるけど、そうまんざら悪くない人生だとも思えるようになった。

ほろ酔い気分で帰宅して気付いた。今日は銀杏BOYZがNEWS23に出演する日だった。ちょっと悔しいなぁ。

eastern youthの新作と京都のシンガーソングライター長谷川健一さんの作品を聴いた。どちらも身を削ったその人だけにしかできない音楽をやっていた。こういう本当の表現者がいる限り、僕はまた明日も歩き出せるような気がしてくる。ありがとうございます。

飯田橋のブックオフで、ギャラクティカの総集編と松本零士の『男おいどん』第1巻を買った。ギャラクティカには、フラカンの2004年のクラブチッタの「深夜高速」(圭介さんが流血したときのやつ)とTheピーズのライブが入っていたので。『男おいどん』は大好きな作品、今の自分と投影させてしまう作品。彼には、職もないし学生にさえなれない、バイトも満足に続かない、友人ましてや恋人なんて夢のまた夢なのだ。でも、彼は明日は何かいいことがあるんじゃないかって一欠けらの望みを持ちながら歩いている。救いようのない日々がこれからも続くとしても、彼はきっと諦めない。諦めるわけにはいかないんだよ。彼には、やりたいこと、そしてやらなければ死にきれないものが、普通の人より何倍も何倍も持っているんだから。思いっきり生きて、思いっきり死んでやる。
そんなおいどんの姿、僕は大好きなのだ。憧れなのだ。

みんなからとり残され、忘れ去れた、そんな夜でも一筋の光だけは自分の中で絶やさず持っていたい。

今日のBGM:eastern youth/ばかやろう節

心の底では誰も 一本の川でそっと繋がっている

今晩、フラワーカンパニーズのインストアライブをディスクユニオン下北沢店で企画させて頂きました。ホント、多くの方が来て下さりありがとうございました!そして、フラカンの素晴らしいライブ、何だか胸がいっぱいになってしまいましたよ。
イベント後、楽屋で圭介さんや前川さんに「またやろう!」て言ってもらえた。こちらこそ、よろしくお願いしたいですよ!そして、お客さんからも「またお願いします」と言ってもらえたので、何とかまたこういう面白い企画を考えたいと思う。自分自身、胸がワクワクするようなことをこれからもできたら嬉しいです。

新曲の2曲は、本当に心にいつまでも残る名曲だと再確認した。早く音源となる日が待ち遠しいよ。
「この胸の中だけ」、あの対話がたまらないよ。僕も来年27歳、世間的に見れば立派な大人なわけです。が、実際の自分は20歳のまんま何も変わらないハタチ族。今後のことなどいろんなことを考えてしまう。そんな時、この曲を聴くと、やはり自分の思う道を突き進まなければならないんじゃないかと思えてくる。失うもの、去っていく人も多いかもしれない。けど、やはり「夢中になれるもの」を自分の中で持ち続けて生きていきたいです。

「初恋」も何だか久しぶりに聴くことができました。何だか胸がムズムズしてきました。ホント、恋をするといっつも子供の頃の自分に戻ってしまう。言いたいこと山ほどあるのに、結局何も言えなくて後で一人後悔したりしてしまう。でも、そんなムズムズ感が初恋なのかもしれない。それはとても大切なものかも。
ただ、「好き」の一言ぐらい男らしく言えるような人間になりたい。せめて好きな人の前では正直でありたい。宮本氏曰く、「どでかい男」になりたいわけです!頑張ろう。

そして「東京タワー」。明るい未来なんてどこにもないだろうけれど、マッチ1本の光でもよい、本当の心の中に灯る明かりを探し続けたい。そのためには死ぬ気で踏ん張るしかない。

明日も仕事なので、またゆっくり感想を書きたいです。書けたら。

最後に、本日ご来場してくれた皆さん、本当にありがとうございました!楽しんで頂けたら嬉しいです。お尻痛くて申し訳なかったです。
圭介さん、前川さん、竹安さん、小西さん、フラカンスタッフの皆さん、楽しい一時をありがとうございました。お疲れ様です。
ホント、僕はフラカンというバンドがこの世知辛い世の中で活動を続けている、ただそれだけで感動してしまう。そして何より、そんなフラカンを応援し続けている多くの方がいることが嬉しい。勇気をもらいます。
ありがとうございました。
また、この日この場所をお借りさせて頂いたディスクユニオン下北沢店の皆さん、本当にお疲れ様でした!ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

声かけてくれた方、嬉しかったです。ありがとう。

今日のBGM:フラワーカンパニーズ/星を見ている

臨時別冊『フラカン読本』配布します!

84008453jpeg明後日の夜、フラワーカンパニーズのインストアライブをディスクユニオン下北沢店で開催します!それに併せて、急遽冊子を作ろうと昨日の夜思い立ちました!思い込んだら何が何でもやらなきゃ我慢できない性分なので、今日1日はその冊子作りをしていました。で、さっき新宿で200部印刷してきました!当日の来場者の方に配ろうと思います。帰りの電車とかで読んでくれたら嬉しいです。
内容は、以前2度行ったボーカル圭介さんのインタビュー(ベスト盤と『下北沢へ出かけよう』、再発2作品のもの)と、僕が独断と偏見で書き連ねた「フラカン名盤ディスコグラフィー」です!そして、表紙のイラスト・文字を『前野健太読本』に続き大橋裕之くんに書いて頂きました。本当に急なお願いでごめんなさい、ありがとう!!

昨日は、高円寺で前野健太くんのライブお邪魔しようかと思ったけど、仕事もあり、寝不足で頭痛が酷かったので遠慮した。夕方、仕事終わってからお茶の水から飯田橋まで神田川沿いを歩いた。夜の川沿いは、夜の街の光が川面に反射して何だかロマンチックなのだ。
途中、公園で休む。夜の公園には誰もいなくて、一人でベンチ座っていると、心地よい夜風と孤独にひたることができた。
歩きながら、ウォークマンでは銀杏BOYZの「光」と「ナイトライダー」を繰り返しながら聴いた。どっちも一人で夜聴くと、何ともたまらない気持ちになる。夜の東京の街ととてもリンクしている。
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晩秋はやっぱり散歩にかぎると思った。街を歩いてると、車や電車、自転車では気づかない多くのものに気づくことができる。歩く速度は、人間に一番合ったスピードなんだろう、当たり前だけど。でも、今の社会は早すぎてそういう当たり前なことに気づかせてくれない。もっと、自分なりの速度を大切にしようと思う。そうすれば、本当に大切なものともっと出会えるかもしれない。

夜の散歩といえばトモフなので、今日はトモさんを聴いて寝ようと思う。

今日のBGM:トモフスキー/コインランドリーデート

夜明けが僕らを 白く染め直す

c94612d4jpeg結局何も変わらないような気がした夜、スーパーで半額のお寿司を買った。美味しかった。銭湯へ行った。土曜の夜には珍しく人がまばらな銭湯、静かにお湯につかりながらいろいろなことを考えた。悔しい思い、虚しい思い、そんな思いの中に、一瞬で光が灯すときがある。それを目を瞑りながら一人探していた。
銭湯の帰り道、僕と同い年か年下ぐらいの男女が手を繋いで歩いてた。温かそうだった。
僕は、自販機で温かいココアを買ってアパートへの小道を帰った。

ありもしない希望をさもあるかのように、毎日毎日歩いてる。ただ、その中で光が射すときがごくたまにある。何年に一度か、もしくは何十年に一度かもしれない、そんなちっぽけなものにでも縋っていないと生きていけないような気がする。それが、結局幻でも構わないのだ。一瞬でもよい、心満ちてくひとときを味わってみたい。

一昨日の夜、旧友に会うため神奈川県の綱島てところに遊びに行った。綱島てところは、ラブホテルがいっぱいだった。僕が住んでいた埼玉も少し奥の方へ行くとラブホテルがたくさんあった。変なお城の形したラブホテルが好きだ。子供の頃、土曜日の夜はよく両親にお願いして車で高速道路をドライブしてもらっていた。つまらない学校のことなんかを、そのドライブの間はすっかり忘れて、次々に移り変わる夜景を楽しんでいた。ラジオはオールナイトニッポン。そんな夜景の中に、一際僕の目を楽しませてくれたのがお城の形したラブホテルだった。あそこに住みたいなぁ~と思った。
友人と鍋を食べた。キムチ鍋だった。美味しかった。お酒呑んでよい気分だった。
銀杏BOYZの新曲『光』のPVを観せてもらった。シンプルだけど、一枚一枚の写真の力がもの凄かった。言葉で表せない強い気持ちが溢れてはみ出していた。

昨日は、早稲田のJERRY JEFFというロックバーで三輪二郎さんの歌を聴きにお邪魔した。
とっても狭く、とても清潔とは言えない店内、でもとても懐かしく居心地がよかった。
三輪さんの歌、何度も聴いてるけど毎回違うことを考えてしまう。風みたいに、いつもその時々の風景を描いてみせる。「出不精のバラッド」はいつも泣きたくなる。
彼の歌、もっと遠くまで届いてほしいと思う。自分なりに、努力して応援していきたい。
売れるアーティストを探すのではなく、心振るえるアーティストをいかに売れるようにしていくかを考えるのが僕の役目だ。これからだよ。
おとぎ話の有馬くんから、三輪さんのCDのコメントが届いた。素晴らしいコメントありがとう。頑張ります。
お店で声をかけてくれたサダさん、ありがとう。話せてよかったです。

友人の家から帰る途中に夜明け見た。夜明けの空は、ほんとう全てを洗い流してしまうほど真っ白だ。

今日のBGM:銀杏BOYZ/ナイトライダー

俺たちの明日

0c141959jpegエレファントカシマシ、僕にとって一番影響を受けたロックバンドだ(一番好きなのはフラカンだけど)。10代の頃、中学生の頃、カウントダウンTVとか見たり、近所のレンタルビデオ屋でサザンとかビーズを借りてた頃、突然エレカシに出会った。
「悲しみの果て」、正しく衝撃だった。それからアルバム「ココロに花を」を草加駅の新星堂で買った。それは、今も世田谷のアパートのCD棚にボロボロになりながら並べてある。
10代後半から20歳頃まで、真剣に宮本浩次みたいになりたいと思っていた。でも、次第に誰にもなれはしない、自分自身にしか人はなれないことを彼から教わった。

そんなエレカシの久々となる、そしてユニバーサル移籍となるシングルが発売された。もちろんすぐ買ったよ。昨日の夜、そして今日の朝、そして今日の夜の帰り道、風に吹かれながら聴いた。
なんだか、いろんなことを考えてしまう。自分の生き方が正しいのかどうかなんてわからないけれど、こんな生き方をしている男たちがいるんだと思うだけで勇気が湧いてくる。胸がふくらむ。やってやるぞ、と思う。
不器用でも、馬鹿でも、体裁が悪くても、そんなん言い訳にしてられないよ。やるしかない、やりたいことにがむしゃらにぶつかっていくしかないんだと思った。後悔は、その後にすればいい。爪を噛んで我慢して大人のふりしたり、何もやらずに他人のことを中傷するような人間にはなりたくない。

輝き求め暮らしてきたそんな想いがいつだってオレたちの宝物

そう、きっとそうなんだと思う。
昨日、今日と来年2月に発売される三輪二郎といまから山のぼりの1stアルバムにかかりきりだった。金銭面や〆切などでゴタゴタした。でも、初めてなので全てが勉強だと思って踏ん張ろうと思う。何とか良い方向へ進むように努力するしかない。
もう少し、もう少しでいろんなことが動き出すような予感がする。今は、そのための大事な準備なのだ。

さあ がんばろうぜ!
オマエは今日もどこかで不器用にこの日々ときっと戦っていることだろう
宮本浩次

こんな夜は、久しぶりに宮本さんのエッセイ集を読もうかと思う。
本当に好きなんだなぁ~。

今日のBGM:(もちろん)エレファントカシマシ/俺たちの明日

私の青空(マイ・ブルー・ヘブン)

今日は休みだった。昼過ぎ起きると何だか憂鬱だった。昨日の後悔がまだ頭ん中でウダウダ騒いでる。
ねずみバンドのCD-Rを聴いてたら、少しだけ斜め前に歩けていけそうな気分になった。

溜まってた仕事やら連絡事などを1日中かかりきりでやっていた。こっちに来て初めてぐらいに家に篭もってパソコンたたいたり、手紙を書いたりばっかしていた。こういう生活は、たまになら良いけど、毎日はキツイと思う。在宅の仕事は何だか虚しくなるね。僕には無理だ。
でも、ここのところライブやら何やらで外出ていろんな人に会って話してみたいなこと続けてて、かなりそういう生活にも疲れていた。バランスを保って気持ちよい生活を送りたいものだ。
お酒も呑んでばかりだし、深夜タクシー乗ってたりしたら、すぐにお金がスッカラカンなのだ。
自分の身にあった生活を心がけよう。

明日になったら、また外へ出よう。冬支度もしよう。あったかいコーヒーを飲もう。電車の中で大好きな音楽を聴こう。人と話したり、笑ったりしよう。たまには、怒られたり怒ったりもするかもしれない。そういうものも必要だ。とりあえず、全部必要だ。無駄なものは、無駄なものとして必要だ。

今日は作業しながら、ずっと音楽をかけていた。高田渡や武蔵野タンポポ団を聴いていたら、とても気持ちが和んだ。彼らの音楽には、「生活」がある。確かな生き様が刻み込まれている。そういうものは、何十年経っても古びないと思った。最近は、そうじゃないものが多すぎる。自分の足元をちゃんと見据えた音楽、それが自分にしかできない、その人だけの「音楽」だと思うのだ。ジャンルなんて関係なく、実はそういう人はたくさんいるのだ。そういう人とこれからも出会いたい。そして、その音楽を聴きながら「自分」というもの、もう一度掴みとりたいと思うのだ。

今日のBGM:ねずみバンド/気分はもう戦争

R&R Tonight(麗蘭)

ここのところめっきり寒くなった。夜中、ジュースを買いに行くときにはチャンチャンコが必要だ。
少し風邪をひいた。僕は、風邪をひくと扁桃腺が人より大きいのですぐに喉が痛くなる。あと、鼻も鼻炎なので変な声になってしまう。久しぶりにマスクした。
でも、昨日たっぷり寝込んだら元気になった。朝日が優しく撫でてくれた。

今日は仕事後に新宿のOPENというレゲエバーで松倉如子さんのワンマンライブを観に行きました。
今回は、ギターに渡辺勝さん、ウッドベース永田利樹さん、キーボード森俊也さんという素晴らしい編成で、歌が踊っていた。今日は勝さんの歌をじっくり聴くことができた。とてもよい歌だ、言葉が切実さを伴って聴くものに響いてくる。「うた」はここにあると思った。

ライブ後、先日の『都会の迷子さん』に来てくれたmf247の横田さんに遭遇する。この前はじめて観て感動して今日も足を運んできてくれたとのこと。とても嬉しい。こういう出会いは、本当にかけがえのないものだ。イベントをやって良かったと思った。絶対続けていこうと思う。

一昨日は、夕方仕事終えてから下北沢CLUB QUEへ。おとぎ話の初ワンマンライブ!そして前野健太の晴舞台。もの凄い人の数だった。若い女の子ばかり、目がチカチカするほどだった。
前野くんのライブ、格別だった。弾き語りの持つ求心力が最大限に発揮されてて、言葉の一つ一つが活き活きとしていた。
おとぎ話、「ハローグッバイ」の素晴らしさに全てが象徴されていた。彼らの歩む道、次なるおとぎ話の1ページが本当に楽しみだ。達成感など微塵も感じていない彼らのスケールの大きさには、ただただスゴイと思った。

最近、ライブ後お酒を呑むことが多い。いろんな人の話を聞いたりするのは、今の自分にとってとても重要だ。
そこから一人では思いもよらないことがふと浮かんできたりする。
帰り遅くなったり、体調崩すのはある程度仕方ない、それよりも大事なものを掴み取りたい。
でも、正直お金や健康のことも少しずつでも考えていかなければならないと思う。両立するのは難しい。少しずつ折り合いを付けていきたい。

今日のBGM:仲井戸麗市/真冬の熱帯夜

歩きたい気分

8b7260bfjpeg『都会の迷子さんvol.2』来て下さった方、本当にありがとうございました!忙しい中、あの日UFOCLUBに来て頂いた、それだけで感謝です。ただ、時間が圧してしまって本当に申し訳なかったです。
出演者の方も皆さん素晴らしかったです!
三輪二郎さんの真のブルース、もっと遠くまで届いてほしいと思った。
いなかやろう、1曲目の新曲からガツンとやってくれました!気合十二分感じました!あの4人は、正しくバンドって気がします。結束力みたいなものが自然にもの凄い。それが音にも反映されてると思う。
松倉如子さん、この日は秋っぽいステージだった。しみじみと「いい歌だなぁ~」と思いました。こういう歌が、もっともっと巷に流れていれば、街を歩くのがもっと楽しくなると思います。脇を固める渡辺勝さん、村上律さんの演奏ももの凄くグッときました。いい歌、いい音楽、それと出会えた、ただそれだけで僕は十分幸せを感じます。
前野健太とDAVID BOWIEたち、相変わらずの当たり前に奇跡的なライブだった。もちろんググッと魂のこもった前野くんの歌が素晴らしかった。そして、彼の歌を支える3人の演奏も歌に負けない気持ちを感じられた。
ニーネは、やっぱりニーネだった。それだけで十分だった。血も踊った、しあわせのひびきを感じた。
DJのなんのこっちゃい西山。さんもありがとう!素晴らしかった、度肝抜かれました。
そして、世話して頂いたUFOCLUBの皆さん、本当にありがとうございました。
有馬くん、アドバイスありがとうです。続けていきますよ!

今日は、大学時代の旧友と新宿で待ち合わせして吉祥寺へ行ってぶらぶらしてきました。喫茶店darchaで秋冬限定のハヤシライスを食べた。マッシュルームがたくさん入っててよかった。友達があったかいコーヒーを飲んで幸せそうだった。久しぶりにいろいろ話した。何だか熱く語ってしまった。青春くさかった。
井の頭公園を歩いた。紅葉はもう少し先だけど、落ち葉は多かった。ベンチに座りながら、お互い好きな娘といつかここに来ようと約束してみた。頑張ろう。
体調悪かったのに付き合ってくれてありがとう。

夜、新宿のテアトルで『転々』という映画を観てきました。オダギリジョーの最新作かな。『時効警察』のスタッフさんが撮ったもの、後半何ともいえず涙が溢れてきた。「家族」てホント良いもの、素晴らしいよなって感じた。それは離れていれば離れているほど感じる。ふと、どうしても顔が見たくなるときがある。
家族を知らないまま生きてきた主人公の青年が、家族のどうしようもない温もりを感じる瞬間、それは観てるこちらにも伝わってきた。劇中に登場する吉祥寺から阿佐ヶ谷など中央線の町並み、新宿、そして浅草を歩く風景が、とても印象的だった。ムーンライダースの音楽も素晴らしかった。

映画を観終わって、ふと歩きたくなったので新宿から東北沢まで歩いてみた。1時間半ぐらい歩いた。電車や車に乗っているときには目に留まることもない、何気なく素晴らしい光景をたくさん見た。代々木八幡辺りで足はかなり疲れていたけど、気持ちが歩きたくてしようがなかった。

今日のBGM:古井戸/あの娘が結婚してしまう

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プロフィール

HN:
佐藤正訓
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1981/04/15
職業:
ハヤシライスレコード
趣味:
名画座と古本屋めぐり
自己紹介:
レーベル:【ハヤシライスレコード】
イベント:【都会の迷子さん】

【ハヤシライスリリース情報】
■三輪二郎といまから山のぼり『おはよう おやすみ』(HAYA-1)
■前野健太『さみしいだけ』(HAYA-2)
■壊れかけのテープレコーダーズ『聴こえる』(HAYA-3)
■アカシモモカ『コスモポリタンパレード』(HAYA-4)
■いなかやろう『すばらしい日々』(HAYA-5)
■住所不定無職『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』(HAYA-6)
■オニ(fromあふりらんぽ)『SUNWAVE HEART』(HAYA-1001)

上記作品、全国レコード店にて好評発売中です!

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